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🍒子どもの詩206 Reiwa7-6

      〜キーパーの手〜

     読みに来ていただき、ありがとうございます。
     子どもの詩を紹介するnoteです。令和7年度、今を生きる子ども達の作品です。
           🔹
     人間だから、心がざわつき熱くなり過ぎることがあります。そんな時高齢者なら、両手を合わせて神仏に祈り、頭を冷やす場合もあるでしょう。でも、子どもはそういうわけにはいきません。
     サッカーの試合で熱くなり過ぎた、けいた君の場合はというと‥‥。


       キーパーの手
    なんでとめられへんかったんやー
    ゴールネットに転がる一つのサッカーボールを
    けりとばしたいぐらい腹がたつ
    もうやめたい

    休けい時間のお弁当タイム
    ふくろの中には真っ白なおにぎりが二つ
    ラップをはがすとピカピカに光るお米
    よく見るとぼこぼこしている
    ‥‥お母さんの指の形や
    熱々のごはんをにぎってくれてたな

    しょっぱい塩とお米の甘み
    頭の中がすーっと軽くなってきた

    笛の音がひびきわたる
    拾い上げたボールがあたたかくて
    もうなんでも止められそうな気がした
         6年 けいた

     お母さんの存在は、今も昔も不滅です。
           🔹
     最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
     また読みに来ていただけたら、嬉しいです。

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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