
🍒子どもの詩194 Hazard-5
〜東日本大震災2〜
読みに来ていただき、ありがとうございます。
子どもの詩を紹介するnoteです。
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東日本大震災の発生から、15年が経ちました。15年とはどういう年数なのか。
小学6年生は12歳。中学3年生は15歳。これで、日本全国のほぼ全ての小・中学生が、東日本大震災後に生まれたということです。
震災の体験を伝える上では、大きな正念場を迎えたと言えるでしょう。3月11日だけのイベントにしないためには、何が必要か。
次に挙げる詩は、震災のあった東北地方からは、遠く離れた地で生まれたものです。季節は音楽会(学習発表会)シーズン。11月頃でしょう。地域も季節も関係なく、時の隔たりも越えて、一人の子が震災から学ぼうとしています。そのきっかけとなったのは、歌でした。
花は咲く
音楽の時間に「花は咲く」をうたった
「花は 花は 花は咲く‥‥」
私はと中で歌のふんい気に感動して
泣いてしまった
とても落ち着く歌だと思った
家に帰っても「花は咲く」のメロディや歌詞が
頭からはなれずパソコンで調べた
すると動画が何万件も出てきた
私はその中の一件の動画に目がとまった
いろんな人が花畑で幸せそうに歌っていた
歌声は透き通るように美しかった
「花は 花は 花は咲く‥‥」
私はまた涙を流しながら歌った
その動画に寄せられたコメントを見ると
「明日もがんばろう」というのがたくさんあった
この歌を聞いたたくさんの人が
明日もがんばろうと思える
本当にそんな曲だと思った
次の音楽の時間 藤井先生が
「花は咲く」に関係する動画を見せてくださった
その動画には地震でひび割れた道や
犬を探す人
泣きくずれて悲しむ人などが出てきた
私は地震はこわいと思った
多くの人々の命をうばい多くの人々を悲しませる
でもこんな映像もあった
食べ物を配る人や募金をする人
がれきにうもれた人を助ける自衛隊など
人々の支えあう姿があった
藤井先生が「この曲は復興を
応援するために作られたものです」と言われた
私はなるほどと思った
この曲が大切な人を地震でなくした人の
心をいやしてくれる
明日もがんばろうという思いにさせてくれる
なんだかこの曲にこめられた
想いの深さがわかってきた
「花は咲く」には
「いつか生まれる君に」という歌詞がある
私はその歌詞の意味が何となく分かった
今生きている人は
いつ何が起こるかわからないので
今を精いっぱい生きて
命をつないでいこうという想いが
こめられていると思った
この歌を私たちは学習発表会で歌うことに決めた
心をこめて歌い
たくさんの人に
この歌にこめられた想いを
とどけたいと思う
6年 れな
映像の記録や統計的資料のみならず、音楽や舞台、文芸等の役割りが、震災体験を伝える上で一つの鍵となるのではないかと思います。これまでの15年で何が残せたか。そしてこれからの15年で何が残せるのか。大事な時期に差し掛かりました。
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
また読みに来ていただけたら、嬉しいです。