メインコンテンツへスキップ
見出し画像

🍒子どもの詩165 Pet-7

         〜ヤモリ〜

     読みに来ていただき、ありがとうございます。
     子どもの詩を紹介するnoteです。
           🔹
     世の中には、信じられないほどオモシロイお母さんがいるものです。初めてこの文を読んだ時、腰が抜けそうになりました。

       やもりの観察記録
    【一昨日の夜】
    勉強をしていて  ふとあみどを見ると
    やもりがいた
    よぉーく見ていると場所はあまり動かない
    小さな虫を一口でパクリパクリ食べている
    まっすぐなあみどにつめをひっかけて
    虫を食べている
    ベロがせっちゃくボンドに見えた
    虫とりにはかとりせんこうより
    こっちの方が役立ちそうだ
    【昨日の夜①】
    夜はあみどにくっついている
    あみどに「ベチャ」
    足は吸ばんみたいになっている
    しっぽは長く 首も長め
    小さな虫がいるとベロをのばして
    うまくつかまえている
    つかまえた後  首を見ると
    「ゴクリ」
    虫がのみこまれるとこが見れる
    お母さんは
    やってきたやもりのおなかにしるしをつけ
    次の日も来るか実験をしたいと言う
    私はあまり‥‥
    【昨日の夜②】
    「おねえちゃーん」
    「なにー」
    妹が急いできた
    「いまさっき  おかあさんが
    台所のやもりつかまえて
    おなかから首すじへ‥‥
    一号たんじょうやで」
    「えっ  今おるん?」
    「うん  おるよ」
    「えっ  どこ?」
    私はいそいでかいだんを下りた
    だいどころへまっしぐらに走った
    「あっ  本当にいる」
    楽しみだなぁ
    【今日の夜】
    ゆうべ「一号」としるしをつけた
    今日の夜も来るだろうか
    さぁーて台所に
    いつものやもりが来るだろうか
    ドキドキ
    七時
    まだ来ないなぁ
    七時半
    まだ来ない
    八時
    いたっ!
    「一号」だ!
    「うそー」
    「本当だー!」
    「やったー!」
    お母さんはうっとり
         5年 なおみ

     なおみさんのお母さんは、どうしても自分の探究心が抑えられなかったのでしょう。辛抱たまらん状態です。
     おかげさまで、ヤモリの生態の一部分が明らかになりました。
     ヤモリの勤務開始時刻は、午後八時です。

    (注意)
    ヤモリはペットではありませんが、可愛がるなおみさんのお母さんに敬意を表し、「ペット」としてマガジンに分類・保管させていただきました。

    画像
    ゴキブリ捕食中のヤモリ 「アリガトウ」
    画像
    蛾を捕食するヤモリ 「ゴクロウサマ」
     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

    あなたへのおすすめ