
🍒子どもの詩119 Theme-44
〜苦手な物との付き合い方〜
子どもの詩を紹介するnoteです。
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誰にでも、苦手なものがあります。それは、大人も子どもも一緒です。今回のテーマは、「苦手なものとの付き合い方」です。
ちゅうしゃ きらい
わたしはあしたちゅうしゃだとおもうと
よるねるときからめちゃくちゃいやだ
あさおきてから
「ちゅうしゃいやや」というと
ままは「ちいさなことはきにしない
わかちこ」といいます
そんなとき「なんでちゅうしゃあるんやろ」
とわたしはいいます
びょういんについてまっているとき
ちゅうしゃはいやや
ちゅうしゃはいたい
とおもいながらいつもまっています
てんとうむしとちょうちょがもてるくらい
ちいさなちゅうしゃを
してもらいたいな
ちゅうしゃをしてもらうとき
目をぎゅっとつぶって
してもらうようにしよう
そうすればいやなちゅうしゃも
きっとままのいうとおり
いっしゅんでおわる
ちゅうしゃのいやなわたしは
ちょっとだけこわくなくなったよ
1年 せりな
「注射は嫌や」「注射は痛い」と刷り込むのも自分ですが、「テントウムシと蝶々が持てるくらい小さな注射」と、妄想を膨らませるのも自分です。そうやって、少しずつ少しずつ、人間は苦手なものを克服していくんですね。
トマト
ぼくはトマトがきらいだ
とうとう給食に出てきた
うわっ 最あくや
どうしよう
「おしるから食べた」
ごくごくごく
こんどはごはん
むしゃむしゃむしゃ
おいしいな
トマト以外のものを全部食べた
トマトが残った
トマトはぼくにとって最後のボスだ
トマトをにらんだ
真っ赤な小さいトマト
しかし強てきだ
おそるおそるつまんだ
目をつぶった
いっきに口の中に入れようとした
でもなかなか口の中に入らない
トマトがにげようとしている
思いきって口の中に入れた
がりがりがり
トマトをかんだ
しょっぱいしるが
口の中いっぱいに広がった
トマトのこうげきだ
まずい
歯をくいしばってのみこんだ
ゴク
しょっぱい味がなくなっていった
「よっしゃ」
なんとぼくはトマトをやっつけた
「ごちそうさま」
外へ元気よく遊びに行った
たっせいかんでいっぱいだった
やったぁー
4年 れんたろう
苦手な食べ物との闘いは、壮絶です。他の食べ物と一緒に食べれば、そんなに気にならないことは分かっていても、ついつい後回しにしてしまう。そして、結局じっくり味わって食べることになるんですから‥。苦手な物との関係は、このトマトと同じことなんでしょうね。
しっかし、トマトが「達成感」につながって行くとはね‥‥。
〜苦手を克服すること=ラスボスを倒すこと〜
実は「人生のタスク」だったりするのでしょうか?