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🍒 連携プレー

      〜子どもの詩332 Theme-123〜

     持ち物が川に落ちて、目の前を流れて行く。落とし主が子どもの場合、とても危険な状況です。流れて行くのが、思い入れの強い物なら尚更です。
     入学間もないふじひと君が、川に傘を落としました。クルクル回転しながら、傘は流れていきます‥‥。
     Akiyama Uです。子どもの詩を紹介しています。
           🔹
       ながれていったよ
    はっぱといっしょに
    かさがくるくるとながれていったよ
    せんせいがとんできて「かさでよかった
    あぶないから  はよかえり」と
    おおきなこえでいったよ
    ながぐつはいて
    みにきてみようかなとおもったら
    「もう  みにきたらあかんよ」と
    せんせいがいったよ
    なんでわかったんやろ
    おうちにかえったら
    おかあさんが「もう  かさはいいから
    みにいかんときよ」といったよ
    なんでおかあさんしっとったんやろ
         1年 ふじひと

     幼い子が、家族から買い与えられた物に執着することを、先生は経験上よく知っています。そして再び、川に戻る可能性を見抜きます。ふじひと君の命を守るために見に戻ることを禁じると同時に、母親に連絡をとって、再び川に戻る可能性を伝達します。だから帰宅したふじひと君に、もう一度お母さんは、川に近づかないように釘を刺すことができたのです。
     ふじひと君からすれば、不思議で仕方がないでしょうね。心の内側を先読みされるのですから。しかし、それはふじひと君の命が掛け替えのないものだから‥‥。
     先生とお母さんの連携プレーは、ファインプレーでもありました。
           🔹
     最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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