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🍒子どもの詩218 Family-23

       〜姉と弟〜

      読みに来ていただき、ありがとうございます。
     子どもの詩を紹介するnoteです。
           🔹
     とても弟思いの、お姉さんのお話です。

       弟の入いん
    「頭がいたい」
    小さな声が聞こえた
    と同時にゲボッ  ゲボッ
    せん面きにいっぱいはいた
    真っ白な顔
    ぐったりとした体
    「今から病いんにつれて行って来る
    おばあちゃんとるす番してて」
    弟をだいたままお母さんが早口で言った

    なかなか帰ってこない
    一時間はこんなに長かったかなぁ
    その時電話がなった
    おばあちゃんがあわてて受話きを取った
    「入いんやって
    せ中にちゅうしゃして検さするんやって」
    けんかした時に言った言葉を思い出した
    「あんたなんかきらいや
    あっち行って」
    きゅうになみだがあふれ出てきた

    一週間後
    「ただいま」
    大きな声
    真っ赤な顔
    いつもの弟にもどっていた
    「おかえり」
    もっと言ってあげたい言葉があったのに
    てれくさくて言えなかった
    二人きりになった時
    弟のせ中をそっとなでた
    「くすぐったいなぁ」と
    わらった顔がうれしそうだった
    わたしもうれしかった
    姉弟はいっしょにいるのがいい
    ぜったい  いい
         3年 さらさ

     注射した弟の背中を、そっとなでてあげたさらささん。優しさが満開です。
           🔹
     最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
     また読みに来ていただけたら、嬉しいです。

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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