
🍒もしも違う名前だったなら
〜子どもの詩515 Theme-245〜
自分の名前の由来について聞いた時、とりわけ別な候補もあったと聞いた時には、何だか心がぞわぞわしてしまいます。
もし他の名前が選ばれていたら、別な人生が用意されていたのかも知れないような‥‥。
Akiyama Uです。子どもの詩を紹介しています。
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お母さんのゆめとぼくのゆめ
「おもしろいもの見つけたで」
ぼくがごはんを食べ終わったとき
おばあちゃんが言った
ついて行ってみると
「昭和五十五年度福田小四の四」という文集があった
お母さんの三十年前の文集だった
みんな「二十年後のわたし」という題で
作文を書いていた
どんなことを書いとるんやろと思って
お母さんのページをさがした
一ページずつゆっくりめくっていった
「あった」
最後の方に見つけた
「私が子どもを生んだらひろやくんと
ひろみちゃんという名前をつけたいな」
と書いてあった
ぼくの名前は「かいと」なので
ひろやという名前だと何だかへんだと思った
でもお母さんが
ぼくと同じ四年生のときから
ぼくの名前を考えてくれていて
うれしい気持ちだった
文集にはゆめも書いてあった
「わたしはしょう来 美ようしになって
みんなのかみをきれいにしたいな」
お母さんは美ようしの次に
病院で働く人になりたかったそうだ
ぼくはお母さんが二番目になりたいものになれて
よかったなと思う
ぼくも大きくなったらなりたい仕事につきたい
そしてお母さんみたいに
一生けん命働いてお母さんを助けたいな
4年 かいと
三つの名前
平成十七年七月十五日 わたしはうまれた
お母さんは名前を何にしようかまよったそうです
名前のほうほは三つ
一つ目は「飛鳥」
二つ目は読み方は同じで漢字がちがう「明日香」
三つめは「真由」
上のお兄ちゃんは
辰年生まれなので「竜也」
二番目のお兄ちゃんは
午年生まれなので「卓馬」
うまれたえとにちなんで付けたそうです
わたしの名前も
酉年にちなんで「飛鳥」にしようか
そう決まりかけて
やっぱり三つの中で一番かわいい
「真由」になりました
お母さんが「真由」という名前のように
かわいい女の子になってほしいという
願いをこめてつけたそうです
「飛鳥」という名前にしていたら
どんな生き方をしているのかな
「飛鳥」という名前に少しあこがれます
でも「真由」という名前を大切にしたいです
4年 まゆ
本当の所、名前が違っていたら何かが変わっていたのでしょうか。何も変わらなかったような気もするし、何かが変わったような気もする。それは、誰にも分からず、確かめようがありません。人生は、一回限りしか用意されていないのですから。
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。