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🍒子どもの詩157 Talent-3

       〜書道〜

     子どもの詩を紹介するnoteです。
           🔹
     絵を描く、歌を歌う、楽器を演奏する、ダンスを踊る、芝居を演じる、スポーツをする、コメディアンとして人を笑わせる等々。表現方法は色々あって、得意分野も様々。全てにたけている人はいないでしょう。文を書くという表現も同じように思います。描けず、歌えず、踊れず、身体表現できないから文字に託す。そんな場合が多いのではないか。
     でも、時々両立できる器用な人がいて、知らない別の表現領域の話を文字に起こして伝えてくれます。
     今回は、「書」の世界。

        私の心が静まる時間(とき)
    この時間がすき
    背すじがピンッとのびる
    部屋に広がる墨のにおい
    すずりの中で光る黒
    気持ちがひきしまる半紙の白
    そっと筆に手をのばす
    ゆっくりと筆先が整うと
    じわっと広がる一画目
    すっとぬいて
    とんっととめて
    しゅっとはらって
    さっとはねて
    白い半紙を走る筆
    最後に筆をそっと置く
    この時間が好き
    私の心が静まる時間
         6年 りん


     黒白の世界の中で、走る筆音が静かに聞こえ、墨の匂いがほんのりと漂ってくる。
     読み手のこちらまで背筋が伸びて、心が整います。

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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