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🍒子どもの詩261 Theme-88

      〜想像する楽しみ〜

     読みに来ていただき、ありがとうございます。
     子どもの詩を紹介するnoteです。
           🔹
     「本当に大切なものは、目には見えない」は、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説『星の王子さま』に登場する、キツネが王子さまに教えた有名な名言です。
     この言葉を起点に、ふみさんの夢を追う営みが展開されていきます。ただ、夢の具体は最後まで明かされることはありません。微かな言葉をヒントに、想像するだけなのです。

       夢
    「本当に大切なものは目には見えないんだよ」
    きつねは王子様にそう言った
    ピアノひきたい
    誕生日は大きなケーキを食べたい
    遊園地に行きたい
    私の「たい」を両親はいつもかなえてくれてきた

    私は夢につながる「たい」を見つけた
    かなうかどうかは私次第
    「ダメ」と言われる怖さもあった
    「無理」と言われる悲しさもあった

    汗ぐっしょりの手をにぎり
    私は声をしぼり出す
    両親の目を見て「たい」を告げた
    笑って「いいよ」が返ってきた

    思いを込めて一心に
    ただひたすらに私は夏をふんばった
    夢に向かった第一歩
    この「たい」だけはゆずれない

    会場への道のりは
    重ねてきた努力を思い出す
    応援してくれた家族の思いも重なった
    全てを今日はぶつけてこよう

    本当だ
    大切なものは目には見えない
    だけど私に寄りそってくれる
    これまでの日々を勇気に変えて
    さあ行こう!
    未来へ
         6年 ふみ

     ふみさんにとっての譲れない「たい」とは、具体的には一体何だったのでしょうか?私は、次のように想像しながら作品を読みました。
     ある日の夕食時、ふみさんは汗びっしょりの手を握り締めながら、絞り出すような声で両親に告げます。
    「私、アイドルになりたい!」
     一心に両親の目を見つめて、ふみさんは返事を待ちます。
     両親は、日頃の言動から、既にふみさんの夢を感じ取っていたのでしょう。いつか、こんな時がくるのを予想していた模様。二人揃って笑顔で「いいよ」を伝えます。
     オーディションは、夏の終わりにあります。ボイスレッスンやダンスレッスンに明け暮れた夏を乗り切り、いよいよオーディション会場へ‥‥。
     この想像、いい線いっている気がするのですが‥。
          🔹
     最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
     また読みに来ていただけたら、嬉しいです。

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    アイドルによる路上パフォーマンス


     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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