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🍒子どもの詩070 Theme-35

      〜ぬか床〜

     子どもの詩を紹介するnoteです。
           🔹
     世の中、広いと思います。いろいろな子どもがいます。畑を耕す子がいるかと思うと、糠床をかき混ぜるのが好きな子もいます。

       わが家のぬかの助
    家でぬか漬けを作ることになった
    名前はぬかの助
    家族みんなで作ったキュウリやナスを漬ける
    「おいしくなあれ」と言いながら
    ぬかの助をかき混ぜる
    元気よく
    ちゃんと漬かっているかな
    たまに冷蔵庫を開けて
    「おうい ぬかの助」と声をかけてみる
    きっとぬかの助は私の声に応えて
    おいしくなってくれるはずだ
    一日一回ぬかの助を混ぜる
    手を入れると
    きいんと音が鳴りそうなくらい冷たい
    思わず「ぎゃああ 何だこれ
    冷たすぎるう」とさけんでしまった
    今はとても冷たいけど
    そのうちどんどんおいしくなっていくだろう
    ぬかの助
    大事にするね
         6年 ここ


     糠床に名前まで付けるとは、たいした入れ込みようですね。継ぎ足し継ぎ足しして、今も「ぬかの助」は、この世のどこかに生きているような気がしてなりません。

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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