
🍒ようこそ反抗期の虫さん
〜子どもの詩454 Theme-199〜
第一反抗期(イヤイヤ期)は、1歳半頃から3歳頃まで。これは「自分という感覚」である「自我」が芽生えるため。うちの子、反抗期があって本当に良かったぁー。
第二反抗期は、小学校高学年から高校生の年代。「精神的な自立」のために、周囲の大人(両親や先生など)に異を唱え、距離を置こうとします。自分の秘密を暴かれたと感じたら、無茶苦茶腹をたてます。スマホ履歴を覗き見することなど、言語道断!
これも反抗期があって良かったぁーと思いたいんですが、ついつい地雷を踏みがちです。
第三の反抗期は‥‥?
自己紹介が遅くなりました。Akiyama Uです。子どもの詩を紹介しています。
🔹
反こう期の虫
「うるさいな」
今日もぼくの口から反こう期の虫が出て来た
夏休みのラジオ体そう
目ざまし時計が鳴っているのに起きられない
「早く起きよ おくれるよ」
お母さんの声に反こう期の虫が飛び出た
横目でギロリ
ぼくの目から反こう期がビームを出した
暑い暑い夏休み
宿題せずにごろごろ
「もうそろそろ宿題すれば」
おばあちゃんの言葉にビームが飛んだ
反こう期の虫が出ると
お母さんもおばあちゃんも悲しそうな顔をする
ぼくだって本当は反こう期の虫は好きじゃないんだ
反こう期の虫 ぼくから出ていけー
早く出ていけー!
5年 かずま
反抗期のわたしとお母さん
急いで!
まるでピリピリと岩もはりさけるような声
お母さんだ
朝は特に忙しい
朝からマイペースなわたしに
怒りが火の玉となって飛んできた
ビクッとした
でもびくともしない素振りをした
「いいもん 一人で全部できるもん」
時間のない朝にふて寝をしてみせた
お母さんは無言だったが針の雨のように
わたしの胸を突き刺した
布団の中でいろんな感情があふれ出した
ママ
いつものようにおはようのギュッをして欲しいだけ
もう十才
反抗したい時も甘えたい時もある
口答えしたはずのわたしは
海面の中にいるように息苦しくなった
「ごめんね」
「分かったなら急ぎなさい」
お母さんは忙しいけれど分かっているかのように
ギュッとしてくれた
口答えをした時のからまった心がほどけた
でもね
口答えはお母さんにしか言えないの
また反抗するかもしれない
お母さん
あと少しだけ
わたしの成長を応援していてね
5年 めい
私 反抗期
「またダラダラして」
ダラダラしてない うるさい 腹立つな
「分かった もう好きにしなさい」
「何も言ってないやん」
「心の声が顔に出てるわ」
毎日このくり返し
怒られるのはいやなのに
お母さんの言うことを素直に聞けない
最近の私 おかしい
いけないと分かってるのに
気持ちが言うことを聞いてくれない
どうしていいのか分からない
だから気持ちを落ち着かせる呪文をとなえ
深呼吸をする
「平常心 平常心 平常心」
「スーハー スーハー スーハー」
反抗期は大人になろうとしている証拠
私 大人に近づいているんだ
大人って言葉 ちょっとかっこいい
私十才
二分の一大人に近づいた
4年 あゆみ
第三の反抗期は‥‥。そんなのありましたっけ?
五木寛之さんの本には、古代インドの人生論(四住期)の三番目、50歳から75歳頃(林住期)の男性が、群れ(家族とか)から一人離れて、自分の好きなことを好きなだけしたくなる時期があると書いてありました。
女性だって、退職後も炊事洗濯等の世話を一方的にさせる夫(濡れ落ち葉とも言う)に嫌気がさし、熟年離婚を考える時期があるとのこと。男性の林住期(りんじゅうき)とピッタリ重なります。これらが第三反抗期(第二イヤイヤ期)かどうか、ハッキリとは分かりませんが‥‥。
「自我のめざめ」とか「精神的自立」とか、全然関係ないですし‥‥。もう、したいようにさせておくしか、対処の仕方は思いつきません。