
🍒 新1年生の困りごと
〜子どもの詩216 Theme-66〜
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子どもの詩を紹介するnoteです。
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入学直後の1年生、「あるある」の困り事です。ランドセルがロックされていない状態で、お辞儀をしたとたん、中身が背中から後頭部にかけて、滑り台を滑るように飛び出してくる。1学年を担任した経験のある先生なら、何度か目撃しただろうと思います。教室ならまだ良いのですが、それが下校途中ならば悲惨なことになります。
こまったよ
せんせい
きのうたいへんなことがあったんだよ
バスからおりてひとりでかえっていたら
おもしろいくさがみつかったんだ
きみどりいろで
ひげみたいなのがはえていて
くきがとってもながいくさ
なにかなあとおもって下をむいたら
本やノートやふでばこや
みんなランドセルからとびでてきたんだ
そしてみんなみぞの中におちてしまったよ
ぼくはびっくりしたよ
あわててみぞからぜんぶあげたよ
なきながらひろったよ
手にのせてもってかえっていたら
おかあさんにであったよ
おかあさんはびっくりして
「かずま なにしとったんよ」といったよ
ぼくはもっとかなしくなったよ
せんせい
ぼくどうやってかわかしたとおもう?
それはね
おかあさんが
「ノートはせんたくばさみにはさんでほしとき」
といったから ぼくがほしたよ
プリントはしんぶんしのあいだにはさんだよ
本は一まい一まいティッシュをはさんでいったよ
おかあさんがヒーターをいれたよ
そしてあさまでかわかしたんだ
あさみにいったら
本もノートもほっかほっかだったよ
ぼこぼこにふくれていたよ
かわいてほっとしたよ
せんせい
ぼくの本やノート
すぐにわかるとおもうよ
1年 かずま
まもなく4月です。日本全国の新1年生の数は、およそ100万人います。一体何人くらいがロックし忘れて、ランドセルの滑り台から文具を滑り落とすのか。どうか、水の中にだけは落ちませんように‥。
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