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🍒ポテトサラダ

      〜子どもの詩368 Food-11〜

     おばあちゃんに誘われて、ゆきなさんは一緒にポテトサラダを作りました。やっと完成した時、おばあちゃんがポテトサラダを一緒に作ろうとしたワケを伝えます。それは、ゆきなさんにとって、とても意外なものでした。
     Akiyama Uです。子どもの詩を紹介しています。
           🔹
       ポテトサラダ
    「ポテトサラダ作ろか」
    おばあちゃんにさそわれた
    今までおかししか作ったことがなかったので
    わくわくした
    「おばあちゃんもいっしょに作るから」と
    笑いながら言ってくれたので心づよい
    二人のポテトサラダ作りが始まった
    最初にボウルの中でジャガイモをすりつぶした
    そこにキュウリとにんじんを切って入れた
    ビニールの手ぶくろをつけてさわってみたら
    「なんか気もち悪いんやけど」と
    おもわず声が出てしまった
    「だいじょうぶ  味はおいしいから」と
    おばあちゃんはにこにこ笑っていた
    料理の盛りつけは私の仕事だ
    ハンバーグといっしょに
    ポテトサラダをボールの形にして盛りつけていった
    やっと完成だ
    自分で言うのもおかしいけど
    なかなかの自信作だ
    するとおばあちゃんが
    「今日は何の日?」と急に聞いてきた
    何でそんなこと聞くのか
    最初は意味が分からなかった
    「今日は‥‥そうや  お母さんの誕生日やった
    それで私といっしょにポテトサラダ作ったの?」
    「そうや」
    おばあちゃんは私を見てにこにこ笑っていた
    「何で言ってくれへんの?」と聞くと
    「お母さんに  すぐ言うと思ったからや」
    私はおばあちゃんといっしょに
    お母さんの誕生日プレゼントを作っていたのだ
    お母さんは  私たちの作ったポテトサラダを
    「すごいなあ  おいしいわあ
    また作ってな」と喜んでくれた
    おばあちゃん
    ありがとう
    また  いっしょに作ろうね
         5年 ゆきな

     お母さんとおばあちゃんの関係が嫁と姑なのか、それとも実の親子なのか、この詩からは判断ができません。しかし確かに言えることが一つあります。このおばあちゃんは、昔からある言葉を使うなら、「粋(イキ)」なことをするおばあちゃんだということです。今時の言葉で言うなら、「イケ」てるおばあちゃん。
           🔹
     最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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