
🍒子どもの詩127 Healing-3
〜水車〜
子どもの詩を紹介するnoteです。
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水車が織りなす懐かしく美しい風景が、訪れる人の心を癒してくれます。
神乃の水車
「ギーイ ギーイ ギーイ」
君 でっかいね
直径三メートルはある
黒っぽくて緑っぽくて茶色っぽくて
水ごけもたくさんつけてずっしり
十六枚の羽板が流れる水を受けて
「ギーイ ギーイ ギーイ」
一周回るのに十秒
一日八千六百四十回もぐるぐるぐるぐる
ぼくの目も君につられそう
「ジャー ジャー ジャー」
十六個の箱が水をくんで
木わくの水路に滝のように
器用に流し込んでいる
それが田んぼにたどり着き水で満たされる
君のおかげで米が作れるんだ
「ギーイ ギーイ ギーイ」
「水車の会」のおじさん達が
よみがえらせてくれた水車達
十月まで回り続けるんだよ
そうしたらおじさん達が引き上げて
日光浴をさせてくれる
四月までゆっくり休んでね
七ヶ月間働きっぱなしだったんだから
一本の水路に八基の水車と水車小屋
昔のままの風景
ぼく達みんなの心がいやされる
君 これからもずっと
水をくみあげ回り続けてくれよ
6年 はると
この町に住むはると君達にとって、生涯心の拠り所となる音であり風景です。残したい風景が、まだまだ日本には、たくさん残っているようですね。