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🍒親の出番です

      〜子どもの詩443 Family-79〜

     親が親としての役割を果たすのは、子どもが頑張った時では無いような気がします。頑張っても結果が出せず、挫(くじ)けそうになっている時。
     Akiyama Uです。子どもの詩を紹介しています。
           🔹
       むねがはりさけそうなうれしい言葉
    小だいこのオーディションの日
    たった一日しかもらえなかったけど
    一日の間でおねえちゃんが教えてくれた
    少しまちがえただけで
    「何でまちがえるんよ  しっかりやって」
    何度もおこられて泣いてしまった
    「何で泣くんよー
    泣いとる時間があったら  早くやり」
    けれどやる気が出ない
    でもお母さんが言った
    「あんた  今  がんばる時やで」
    気持ちが変わってきた

    オーディションが始まった
    友だちはとても上手だ
    自分の中ではうまくいかなかった
    結果は友だちの方がえらばれた

    家に帰ってからお姉ちゃんが言った
    「残念やった」
    「今までがんばってきたやん」
    お母さんも帰ってきた
    「今までがんばってきたやん
    けんばんハーモニカでもがんばれ!」
    むねがはりさけそうになった

    次の日  先生にその話をした
    先生がみんなにわたしのことを話してくれた
    お母さんが先生に手紙を書いていたからだ
    家であったことを思い出した
    私は家族にあいされているんだ
    だれかが言った
    「こゆきちゃんのお母さん  ほめほめやな」
    いいオーディションだったと思えるようになった
    家族に心をこめて
    ありがとうを言いたい
         4年 こゆき

     我が子の弱り目にどんな一手を打ち、どの言葉を選んで投げかけるのか。子育ての〇✖、運命の分かれ目は、その辺にありそうです。親の出番です。
           🔹
     最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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