
🍒子どもの詩131 Worker-1
〜僧侶〜
子どもの詩を紹介するnoteです。
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しょう君のお父さんは、お坊さんです。しょう君からは、お父さんの仕事がどう見えるのか。そして、人の命をどう捉えるのか。
命
「人は死ぬ」
こんな事はあたり前だけど‥‥
本当はものすごく大きい事だと
最近ようやくわかってきた
ぼくの家はお寺
お父さんが坊さんとして行くそう式に
ちょこまかと小坊としてついて行く
だから遺体を見てもぼくはおどろかない
最初に遺体を見たのは三年生の時
おじいちゃんが死んだ
「なぜ死んだの?動かないの?」
小さかったからだろうか
これくらいしか記憶がない
それから四年生で
親せきのおばあちゃんが死んだ
その時はものすごく泣いた
なんだか会えないと思ったら悲しくて
ものすごく泣いた
友だちみたいに仲の良かったお坊さんが
亡くなった時も涙が出た
人が亡くなったら家族は涙を出して悲しむ
でもどうして人が死んだら
周りの人たちも泣くのだろう
お父さんに聞いてみたら「それだけ
その亡くなった人が生きている間に
愛されていたからだよ」と答えた
なるほどそうなんだ
人の死は大勢の人が悲しみ
大勢の人が流した涙の数たけ
それだけ その人が生きていたときに
愛されていたあかしなんだと思う
6年 しょう
これまで、数多くの葬儀に立ち会いましたが、お坊さんの立場で葬儀を考えたことは一度もありませんでした。この詩を読んで、何だかお坊さんが、血の通った身近な人に思えてきました。