
🍒子どもの詩051 SDGs-6
〜ごめんなさい〜
子どもの詩を紹介するnoteです。
🔹
今回は、コミカルな詩です。環境を破壊してきたヒトをはじめとする全ての生き物を代表し、男子小学生が地球相手に謝罪会見を開く。そんな場面をイメージして読んでみて下さい。
ごめんなさい
ぼくは今から「あの方」に謝りたい
ぼくは今まで「あの方」に
大変お世話になっているのに
めいわくばかりかけている
ぼくが謝りたい「あの方」というのは
水と大気におおわれ
太陽の光を受けて輝いている
水の星 大気の星
生命の星などともよばれている
「地球」だ
ぼくはさっそく地球に謝りたい
大いなる地球へ
ぼくは宇宙人の中の地球人の中の日本人
本岡成一ともうします
このぼくが地球に
地球に住む生き物全てを代表して
おわびしたいことがあります
まず寿命を縮めちゃってごめんなさい
ぼくたち人間のせいで地球温暖化が進み
地球の寿命が減らされているのです
次にさわぎを起こしてごめんなさい
昔より日本の国のみならず
アジアやヨーロッパなど
世界各地で戦いや戦争を起こしています
とってもうるさいですよね
そしてふんづけちゃってごめんなさい
世界中の人々約六十八億の足が
ふんだりけったり
想像するだけでとっても痛そうですが
生きていくためには必要なことなのです
申し訳ありません
さらに穴を掘ってごめんなさい
ぼくたち子どもが掘る穴はほんの小さな
毛穴にすぎないのかもしれませんが
大人が掘るのには
深くて大きなものがあります
痛くないですか?
大丈夫ですか?
それから重たい建物を建ててごめんなさい
近年高度経済成長の頃から
現在に至るまでに
人間は東京タワーだのスカイツリーだの
何十トン何百トンもある建物を
次々に建てています
重たい建物はこれからも
世界中で雨後のタケノコのように
にょきにょき生えてくるように建つと思います
どうか重みにたえかねて
つぶれるのだけはごかんべんください
最後に水と空気を汚してしまってごめんなさい
使わせてもらっているものなのに
人間は汚したりムダ使いしたりしています
ぼくが住んでいる町は山に囲まれて
水も空気もきれいでとてもすんでいます
夏になればホタルがたくさん飛び
夜は毎日のように星がきれいに輝いています
でも百年後 千年後の町は
どうなっているかわかりません
川や山は荒れ果て
どんな生き物も住めない環境かもしれません
だからぼくは思うのです
今自然をいかに大切にして
次の世代に受け継ぐかが大事なのです
今の環境問題に真けんに向き合い
次の世代に受け継がれる尊い地球
自然であるよう
ぼくにできることを
これからがんばります
6年 なりかず
(SDGs⑬気候変動に具体的な対策を)
SDGsに関しては、結論の出ていることばかりではありません。先の049で取り上げた治水と環境保全や、開発と環境破壊など、常に公共性や利便性と環境保護活動は向かい合い続けてきました。環境問題だけではありません。ジェンダーや平和のあり方についても同様です。今、正義は複数あると考えて良いでしょう。一つの方向に導くのが、SDGsを学ぶ目的ではないと思います。みんなで考えを出し合って、未来を探ることが大切なミッションだと思います。