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🍒「だっこ」の宿題、「ハグ」の宿題

      〜子どもの詩423 Theme-181〜

     気まぐれなのか、それとも何かを意図してのことなのか、不思議な宿題を出す先生がタマ〜にいます。そして私も、その一人でした。
     Akiyama Uです。子どもの詩を紹介しています。
           🔹
       「だっこ」のしゅくだい
    「だっこ」のしゅくだいが出ました
    わたしは「えーはずかしい」と言いました
    家に帰ったら「あの‥‥
    しゅくだいのことなんだけど」と言いました
    お母さんは「なにー?」と言いました
    「あの‥‥だっこして!!」と言いました
    その時妹がいたら言えてないと思いました
    言ったら先におばあちゃんがだっこしてくれました
    その次にお母さんもだっこしてくれました
    夜になるとお父さんが帰ってきました
    「あの‥‥だっこのしゅくだいが出たから
    だっこして!!」と言いました
    するとお父さんは
    おひめさまだっこをしてくれました
    でもこれで
    だっこ生活は終わりかなと思いました
         2年 こはる

    「だっこ」の宿題の次は、「ハグ」の宿題。今4年生の児童が、3年前の宿題を覚えていて作品として書き記しました。

       ハグ
    「ただいま」
    「おかえり」
    帰ってきて宿題を見せた
    「ハグ」と書いてあった
    ハグをしてもらえると思った
    お母さんはハグではなく  こしょばしてきた
    こしょばくて楽しかった
    少しこしょばしたあと
    しっかりハグをしてくれた
    いいにおいがした
    お母さんのおなかは羊毛みたいに温かかった
    まくらにつつまれているみたい
    今までで一番のぬくもりを感じた
    とてもやさしい目でわたしを見てくれたお母さん

    これは一年生の時のこと
    今でもはっきり覚えている
         4年 もえ

     優しさに包まれた思い出は、三年経とうが五年経とうが十年経とうが忘れません。作品は、そんなふうに主張しているようです。
           🔹
     最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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