
🍒必要な支援の担い手
〜子どもの詩381 Theme-158〜
支援を要する児童への支援は、過度な支援とならぬように配慮しながら、必要な分だけ、必要なタイミングで行うことが求められます。学校行事の場合は、必ずしも支援員が側に付きっきりにはなれません。そんな時には、学級の友達に支援を依頼する場合があります。
Akiyama Uです。子どもの詩を紹介しています。
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ぼくの仕事
キャンドルサービスの出し物は
「きらきらぼし」の演奏だ
ぼくは「ミ」の音のハンドベルだ
ハンドベルを鳴らすだけでなく
ゆうちゃんのかたをたたいて出番を教える
という仕事がある
先生から「たのむよ」と言われ
きんちょうしてきた
たたくタイミングをわすれると大変だ
始まった
ドドソソララソー
小さな声でつぶやいた
心ぞうのドキドキという音が聞こえる
落ちつけ いぶき
次だ
ファファ
左手でハンドベルをふって ミミ
右手でゆうちゃんの肩を ポンポン
よっしゃー
次もだ
ソソファファ
ミミ ポンポン
やったー
できたー
ぼくもゆうちゃんもうまく入れた
スカッと
晴れ晴れした気分になった
4年 いぶき
いぶき君の担当は「ミ」の音で、ゆうちゃんの「レ」の音は、肩をポンポンしてハンドベルを振るタイミングを伝えねばなりません。難易度が高まります。
支援の人選は、慎重にします。もしできなかったら、支援に入った児童の満足感が得られません。そして、多分二度目は期待できなくなります。
自分の演奏ができて、しかも他のパートの入り方を指示できる児童。そして何より、支援を要する児童との信頼関係ができていること。
人選が終われば、後は自然に準備は流れるように進んでいきます。いぶき君が右利きなら、左隣に支援を要する児童が立てるように、ハンドベルの持ち手児童全体の立ち位置を考えます。後は、練習あるのみ。
ゆうちゃんへの支援をやってのけ、晴れ晴れした気分で終わるいぶき君でした。支援する側の児童の資質の一番重要な点は、「ぼくの仕事」と捉えられる責任感の強さでしょう。いぶき君とは、そんな子だったと私は思います。
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