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🍒子どもの詩047 SDGs-2

      〜お父さんの机〜

     子どもの詩を紹介するnoteです。
           🔹
     大人向きには「持続可能な消費と生産」と説明される分野を取り上げます。子ども向けには、「3R」という言葉で示します。
    リユース(Reuse)そのまま再使用
    リデュース(Reduce)長期使用
    リサイクル(Recycle)生まれかわらせ再生利用

     リユースな作品を見ていきます。

       お父さんのつくえ
    おばあちゃんの家のニかいに
    むかしお父さんの使っていたつくえがある
    つくえの上には
    けんばんハーモニカがおいてあった
    開けてふいてみた
    ぼくのと同じ音が出た
    お父さんも音楽会でふいていたのかな
    そっと一だん目の引き出しを開けた
    十二色の色えんぴつがあった
    一本一本名前が書いてあった
    理科のかんさつ記ろくでつかったのかな
    ニだん目の引き出しを開けた
    ドラゴンボールのカードがあった
    このカードで友だちと遊んだのかな
    なんだかワクワクしてきた
    三だん目の引き出しを開けると
    あっ!三年生の時の通知表だ
    どきどきしながらそっと開いた
    数字がならんでいた
    そのよこに先生のことばが書いてあった
    「わすれ物がとくに多い」
    ぼくにはわすれ物をするなと言うのにな
    写真があった
    わらってしまった
    ぼくと同じ顔だ
    思い出のつまったお父さんのつくえを
    ぼくが引きつぐことになった
    ぼくはこのつくえの中に
    どんなものを入れようかな
    だれか ぼくの思い出を見つけるのかな
         3年 はづき
    (SDGs⑫つくる責任 つかう責任)

       ただ、資源を無駄遣いしないためのReuceではないようです。使い続ける事によって生まれて来る価値がある。存在し続けることによって生まれて来る価値がある。古い食器、古い街並み‥‥、そして人。はづき君が、次の世代に、価値あるものを送り届けられますように。

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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