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🍒 魚の目

      〜子どもの詩359 Theme-145〜

     病気の呼び名には、二種類ある場合も多いようですね。俗名と正式名称。この病気は見た目がよく似ていることから、俗名が「魚の目」となっています。一方正式名称はと言うと、「鶏眼(けいがん)」。似たり寄ったりで、緊張感のない名前です。
     合わない靴を履いたり、クセのある歩き方を続けると、足裏の皮膚はダメージを受けます。だから皮膚は、自己防衛のために次のように考えるのです。
     ①皮膚の角質をもっと厚くもっと硬くしてヤル。
     ②中心部に芯を作って、圧力を受け止めてヤル。
     魚の目の誕生です。
     Akiyama Uです。子どもの詩を紹介しています。
           🔹
       魚の目
    左足をあらってあげました
    なんと十四日もほうたいをしたままでした
    あわだらけにして
    やさしくやさしくあらいました
    足は気もちよさそうでした

    でもほうたいをとった時はびっくりしました
    おやゆびは太っていて かわもむけていました
    色は茶色になっているし
    おまけにしゅじゅつでぬったところは
    デコボコになっていました
    もう ぜんめつです
    この先わたしの足はどうなるのでしょう

    足さん  ひどいじゃないか
    魚の目なんかつくったりして
    ますいのちゅうしゃなんて
    十かぞえるあいだに
    なみだがポロポロ出たんだから
    きった時は  ほんとうにいたかったんだから
    おいしゃさんは「もう二年生やから
    なかへんな」といったけど
    きるところを見ていたらこわくてたまらなかったよ
    魚の目さん
    ごめんといってよね

    でも一つだけ すごいことがわかったよ
    それはおいしゃさんが
    魚の目をきるのがとってもじょうずだったこと
    おいしゃさんはえらいと思ったよ
    だけどもう
    魚の目さん
    わたしのところにはこないでね
         2年 かなみ

     角質が硬くなり切る前に腕の良いお医者さんに診てもらえて、かなみさんは幸せでしたね。
     長い間放置していた私は、「魚の目」が「蛸の眼」になる頃に病院へ行き、とんでもないことになりました。(🍒「身体の痛みランキング」に記載)
           🔹
     最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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