
シリウス猫のEnglish Communication Lab⑥ 第6話「名詞シリーズ完結!総まとめ」
【あらすじ】
英語が嫌いじゃないのに、全然話せない高校生・光。ある日、英語塾を探して迷い込んだ先は、眼鏡をかけた黒猫・シリウス猫が営む謎の「English Communication Lab」だった。世界中の言葉が星となって閉じ込められた不思議な球体、そしてアートを使った型破りな英語学習。「間違えてええんや。考える前に口を動かすんや」——シリウス猫に導かれ、光は"生きた英語"への扉を開いていく。英語×アート×文法を融合した、新感覚の英語学習ストーリー。
🌟登場人物のお知らせ🌟

🌟「今日もちょっと約束の時間より早いけど、まぁいっか」
光がCommunication Labに入ってくる。キィー(ドアが開く音)
🌟「シリウスー!今日もちょっと早いけど来ちゃったよー!…ん!?」
ドアの先に広がっていたのは、いつものラボではなくーーー異空間。
光の足元から見渡せないほど遠くまで、宇宙が広がっていた。足元の下には見たこともない銀河の数々。プラネタリウムで見た星々よりも星一つ一つの瞬きが明るく、一つ一つの星が呼吸しているように見えた。そういえば初めてここに来たとき、シリウスが持ってた球体の中の星々も動いてたっけ。シリウスが「止まっている星々は一つもない、星の数だけ言葉があって、ぶつかり合ったり、共鳴したりしてる」って言ってたな。
🐱「うわ、もう来たんかいなー。…バレてもたらしゃーないな」
🌟「シリウス!何これ!?」
🐱「ここはな、光の住んでる星と宇宙をつなぐ異空間や。地球でもないし他の惑星でもない。ーーーまぁ星と星の “間”って言ってもいいかな。ワシはシリウスからこの異空間を通ってラボに来とるんや。光が来る時だけな。」
🌟「え……じゃあ、いつもは?」
🐱「いつもはワシもシリウスにおるで。せやから——この世のもん、まだ何にも食べたことないねん。」
🌟「え!?じゃあこの前のアイスは……!?」
🐱「……あれは初めてこの世のもん口にした瞬間やったんや。」
🌟「(絶句)……」
🐱「まぁ、その話はまた今度な。今日は名詞シリーズの総仕上げやで。」🌟「え、待って、もっと聞きたいんだけど!」
🐱「ほな、まずは今日の1枚目、いくで。」
(気づけば、いつものラボに戻っていた)
⏱️ 10秒チャレンジ!この絵を見て英語で何か言ってみよう!
(☝ここを押すと10秒タイマーがスタートします)

🌟「えぇーっと…ひまわりは何て言うのか分からないから…Yellow flowers! A desk! Flowers are beautiful!!」
🐱「Time is up! すごいやん!……おい、光。」
🌟「え、なに?またダメだった?」
🐱「いや……めちゃくちゃ成長したな。」
🌟「え?」
🐱「"A desk"、ちゃんと冠詞つけとるし、"Flowers are beautiful"なんて文章まで作れるようになっとる。最初はApple!しか言えへんかったのにな。」
🌟「……(照れる)まぁ、シリウスのおかげだよ。」
🐱「じゃあこの調子で、2枚目行ってみよう!」
⏱️ 10秒チャレンジ!この絵を見て英語で何か言ってみよう!
(☝ここを押すと10秒タイマーがスタートします)

🌟「よーし…Three people! The sky! Trees! Houses!」
🐱「Time is up! ようさん言えたな!」
🌟「やった!」
🐱「せやけど、あの人たちが拾ってるもの、なんて言う?」
🌟「あ……なんだろう、麦?」
🐱「そや。英語で"wheat"や。」
🌟「Wheat……あ、これも数えられない名詞だ!」
🐱「そや!よう気づいたな。これが光とやってきた名詞シリーズ総まとめやで。名詞の基本やから、忘れたら、いつでも見返してな。」

🐱「よし、光。今日で名詞シリーズは終わりや。最初来た時覚えてるか?」🌟「うん……"Apple!"しか言えなかった。」
🐱「せやけど今は、冠詞も、数えられる名詞と数えられない名詞も、ちゃんと使い分けられるようになった。ようがんばったな。名詞って、ものの名前を表すから、簡単なように思うかもしれへんけど、日本語と英語では概念が違う部分もあるから、それを知ることによって、英語の世界観も分かってくるやろ。それが言語を知る醍醐味でもある。」
🌟「シリウスのおかげだよ。ところでさ、さっきの異空間の話だけど、シリウスの住んでる星ってどんな星?」
🐱「ワシの故郷、シリウスはな、実は太陽より25倍も明るいんやで(シリウスA)。」
🌟「え、そんなに!?」
🐱「まぁ太陽の方が地球には近いから、シリウスの明るさを知ってもらうのは難しいかもしれんけど、古代エジプトの人たちは、毎朝夜明け前に空を見上げて、ワシが現れるのを待っとったんやで。」
🌟「え、そんな昔の人もシリウス星のこと知ってたんだ……」
🐱「せやから、ワシは人間の営みをずっと見てきたんや。まぁ昔って言っても、古代エジプト時代だって星の年からしたら、ちょっと前のことやけどな。ワシの故郷はもう2億年以上も存在しとるんでな。」
🌟「すごい!」
🐱「さぁ、ほなワシそろそろ帰ろうかな」
🌟「え?どこに!?」
🐱「そら、シリウスにやん。」
🌟「え、もう?」
🐱「シリウスは夏の間、あんまり顔出せへんからな。またしばらくしたら会えるで。」
🌟「……次はいつ来るの?」
🐱「光が来たいときに、来たらええんや。この異空間はな、光を待っとるで。ワシも宇宙も光のこと、応援してるで。光の星の瞬きは、光にしか輝かせられへんから、他の星と共鳴し合ったり、ぶつかり合ったりしながら、光の言葉を大事にするんやで。」
🌟「うん……絶対また来る!」
🐱「よし。ほな、またな。」
光が瞬きした瞬間、シリウス猫は消え、いつものラボの静けさだけが残っていた。
English Communication Lab 名詞編 (完)
次回、シリウス猫のEnglish Communication Lab、品詞編スタート!お楽しみに!
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