ゆる肌断食5年の総括
「肌断食」と聞くと、ネットやSNSでは「毛穴が消えた!」「肌が真っ白になった!」といった劇的な美肌効果を謳う声をよく目にしますよね。
しかし、5年間じっくりと自分の肌と向き合い、ゆる肌断食を継続してきた私の個人的な見解は、それらのキラキラした情報とは少し違います。
今回は、5年間の総括として、私がたどり着いた「肌断食の本質」と、実際にやってみて分かった「向いている人・向いていない人」について、本音でまとめてみようと思います。
★ 結論:肌断食は「美肌」を目指すものではない
まず、5年続けて出た私の一番の結論からお伝えします。
肌断食は、トラブル肌の人が「マイナスをゼロ(健康的・正常な状態)」に戻すためのリセット作業であり、今よりさらに「綺麗(美白や美肌)」になるための手段ではありません。
過剰なスキンケアによって疲弊し、自らバリア機能を壊してしまっている肌を、一度そっとしておくことで「本来の生命力」を取り戻させる。それが肌断食の本質だと私は考えています。
そのため、万能の美容法として誰にでもおすすめできるわけではありません。明確に「向いている人」と「向いていない人」に分かれます。
★ 肌断食が「向いている人」
肌断食の本質である「引き算のリセット」が絶大な効果を発揮するのは、以下のような方です。
スキンケアのやりすぎで肌が慢性的に炎症を起こしている人
良かれと思って、導入美容液、化粧水、乳液、クリーム、パック……と重ねすぎていませんか? 成分の与えすぎや、塗る際の摩擦が原因で肌が悲鳴を上げている場合、すべてを一度やめることで、驚くほど肌が落ち着くことがあります。敏感肌で、すぐに赤くなったりブツブツができたりする人
「何を使っても肌に合わない、荒れてしまう」という時期は、肌のバリア機能がボロボロになっています。新しい化粧品を探すのではなく、スキンケアを断つことで、肌が自ら潤う力を呼び覚ますきっかけになります。
★肌断食が「向いていない人(やる必要のない人)」
逆に、以下のような方が肌断食を始めると、かえって逆効果になる可能性が高いです。
現状、肌トラブルのない健康的な肌の人
現状に不満がない人が「もっと綺麗になりたい、美白したい」という目的で肌断食を始めると、現状維持すらできなくなり、肌荒れを招く原因になります。やる必要はまったくありません。極度の乾燥肌の人
もともと皮脂の分泌量が極端に少ない人が完全にスキンケアを断つと、肌がカサカサになり、深刻な乾燥ダメージ(シワやさらなる肌荒れ)につながります。自分の肌質を見極めることが何より大切です。
5年経った今の個人的な見解
巷にあふれる「肌断食で美肌になる」というフレーズは、少し誤解を生みやすい表現だと感じています。
繰り返しますが、現状、肌トラブルのない人はやる必要のないものです。
もしあなたが、「肌が荒れてどうしようもない」「スキンケア迷子になって何をやっても逆効果」と悩んでいるなら、一度すべての引き算をして、肌をリセットしてみる価値は大いにあります。
私の場合は、ガチガチの完璧主義ではなく、状況に合わせて「ゆるく」付き合ってきたからこそ、肌本来の心地よい健やかさを5年間キープできているのだと思います。
「足す美容」に疲れてしまった方の、ひとつの参考になれば幸いです。
☆日々のがんばりで疲れた心と体をゆるめる、小さなアロマサロンを営んでいます。サロンの場所や私の想いなどは、HPに大切にまとめています。↓↓
