幼少期 叩かれて育った私。
幼い頃から、実母との関係は決して良いものではありませんでした。
愛着障害とは、乳幼児期に特定の養育者との間で安定した「愛着(こころの安全基地)」を築けなかったことで、情緒の安定や人間関係に困難を抱える状態だと言われています。
私が不安障害を発症した直接のきっかけは夫の家族との関係でした。しかし、自分のこれまでを振り返る中で、「もしかすると、幼い頃の母との関係が愛着形成に大きく影響していたのではないか」と思うようになりました。
今思えば、母はいわゆる「毒親」と呼ばれるような親だったのかもしれません。
幼い頃、私は父・母・姉と一緒に、母屋とは別の離れで暮らしていました。
障子を破ってしまった。
おねしょをしてしまった。
そんなことで、母から物差しでお尻を叩かれていました。
「お尻を出しなさい!!」
その言葉を聞くだけで恐怖を感じ、狂った様に泣き叫んでいた記憶があります。
毎日のように、お尻には手形や物差しの跡がみみず腫れになって残っていました。
大人になって母にその話をすると、
「昔はそんなもんだった。」
と、当たり前のように言われました。
でも、私は親になって考えるようになりました。
一度だけ、5歳だった息子が命に関わるような危険なことをしてしまい、とっさにお尻を強く叩いてしまったことがあります。
今でも後悔しています。
それでも、みみず腫れになることもなく、手形が残ることもありませんでした。
その時、初めて気づいたのです。
母は、どれほどの怒りや感情を込めて、幼い私を叩いていたのだろう、と。
そして父も、それを止めませんでした。
子どもが叩かれている姿を、どんな気持ちで見ていたのでしょうか。
幼稚園児が遊んでいて障子を破ってしまうことはあります。
おねしょをしてしまうことだってあります。
それは本当に、体に跡が残るほど叩かれなければならないような悪いことだったのでしょうか。
