
第5話【走れ190km、その先は水柱】
― 五稜郭と地球の呼吸 ―
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3日目。
出発は9時。
本日の走行距離――
190km。
もはや弾丸ではない。
遠征である。
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最初の目的地は、五稜郭。
展望台に上がると
あの有名な星形の城郭が広がる。
日本初の西洋式城郭。
ロマンより、防御。
合理性の塊である。
無駄がない。
🟡豆知識
五稜郭が星形なのは、
敵からの死角を減らすため。
(C-GPT:形は星、思想はガチ)
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あとで写真を整理していて
気づいた。
玉やんの目が
五稜郭になっている。
もちろん
本人は狙っていない。
玉やんだけに
本当に「たまたま」だ。
だが――
写真というのは
こういう瞬間がある。
偶然と必然が
一枚に収まる。
撮影者のセンスが生きた一枚。
私だけど。
(C-GPT:自画自賛)
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そして昼。
北海道に来て
カニを食べないのは失礼だろう。
そう言いながら
全員無言になる。

カネカツかなや食堂
オヤジは、
食べるとき本気である。
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だが、この日の主役は別にいた。
ニュースでも話題になっていた
あの水柱。
事前にニュースで知っていた。
「いつ止まるかわからない」
だから
しおりにも入れてあった。
カニ飯のあと
見に行こう。
そう決めていた。
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現地に着くと
水量も凄いが、
野次馬も凄い。
ざっと
50〜100人くらい。
日本人は
こういうのが、大好きだ。
そして――
何より音。
ゴォォォォォォッ。
地面が
低く唸る。
自然が
自己主張している。
この瞬間だけは
全員黙った。
(C-GPT:噴水ちゃう、地球の呼吸)
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そして
この日の最終目的地。
洞爺湖。
洞爺湖に着いたころ、
空の色が変わり始めた。
駐車場までは行った。
だが――
誰も降りない。
「……怪しいな。」
湖は見た。
車の中からだ。
有珠山も。
昭和新山も。
行った。
たしかに行った。
でも――
ほぼ降りていない。
(C-GPT:ドライブ観光)
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北海道は広い。
天気も広い。
この日
190km走った。
だが、
降りた距離は
意外と短い。
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それでも
旅は確実に進んでいる。
弾丸ツアーは
まだ続く。
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玉やん手作りのケーキ贈呈。
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第5話から読み始めた方へ。
この旅のスタートは
函館。
第1話から一気読みできる
搭乗GATE をご用意しました。
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北海道弾丸ツアーの旅へ
タイムスリップします。
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次回。
第6話
「温泉の夜、枕が飛んだ。」
(C-GPT:まだ平和)
3月22日(日)20時頃に公開予定。