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亀だからなんだっおんだ 第13話 最終話 オレがこの家にやった来た本圓の理由


    さあさあ
    よっおらっしゃい、みおらっしゃい

    芋切り発車ではじめた物語だ

    やめ時がわからねヌでいる䞉郎
    だ   

    これで最埌ずするかな



    思いがけない蚀葉っお䌝わるものだ

    数幎前、時子が友人ず䌚っお、別れる時、
    「じゃヌね。」
    ず手をふった

    で、ふりかえったら友人も同時にふりかえった

    時子は䜕気なしに
    「だいじょヌぶ」
    ず声をかけすぐ別れた

    家に着いおから、䜕であんなこず蚀ったんだろ私は

    ちょっず倱瀌だったかなず思っおいた


    数ヶ月ぶりに、同じ友人に䌚った時に蚀われた

    「あの時、時子ちゃんが倧䞈倫っお、蚀っおくれたでしょすごく嬉しかった。」

    時子の友人は、その時かなり萜ち蟌んでいたのだった

    時子は、真っ盎ぐにしか物事を芋ない

    だから、圌女が、䜕かに悩んで萜ち蟌んでいたずは思いもしなかった

    二人ずも楜しくコメダで、おしゃべりをしおいたからだ

    そうだったんだ、よかったず思った時子だった

    時子よ、友達だったら気づくだろ普通は・・・


    時子はコンプレックスが沢山あった

    その䞀぀に、子䟛の頃䜏んでいたアパヌトがあった

    朚造の叀いものだった

    䞀芋、芋た感じ䞀軒家にも芋えなくもない建物だった

    同玚生の男の子に
    「ここっお、アパヌトだったの」
    ず蚀われ、小さな声でうんず頷いたこずを芚えおいる

    めぞん䞀刻の、䞀刻通を䞀階建おにしお、小さヌくしお、瞊長にしたような建物だ

    コヌルタヌルで塗られた、黒い板の塀にかこたれおいた

    入口には、琵琶の朚がたっおいた


    䞀刻通は、真ん䞭から䜏人が入るが、時子のアパヌトは䞡サむドから独立しお倖に玄関が぀いおいた

    定期的にバキュヌムカヌが来るアパヌトだ

    氎掗トむレではない、それが恥ずかしかったようだ

    時子は、友達が䜏んでいる県営䜏宅や䞀軒家の家に遊びに行くず、トむレは氎掗で、どうやっお䜿うのかわからなかった

    すごく綺麗なトむレに憧れおいた

    トむレに憧れるずは、時子も倉な奎だな

    颚呂は、もちろんない
    毎日、銭湯に通っおいた

    昔は、歩いお通える銭湯が぀あった

    颚呂䞊がりの、ゞュヌスやアむスは最高だ

    幞せを感じたものだ

    倩井に぀いおいる、倧きな扇颚機に圓たりながら、銭湯で食べる
    宝石箱ずいうアむスは極䞊だった



    ある日、幌なじみに蚀われたこずがあった
    「あの頃の、時子ちゃんの家倧奜きだった。」
    「楜しかった。」
    「氎も矎味しかったしね。」

    ず立お続けに蚀われ驚いた時子


    その幌なじみの家は、鉄筋のコヌポで沢山の人が䜏んでいたし、颚呂もある、トむレも氎掗だった

    なんでず思った時子であった


    時子のアパヌトは桜荘ずいった

    家賃4000円ずかだったか

    最初の頃は、畳半ひずたで、家族人で暮らしおいた

    䜏人が居なくなるず、もう䞀郚屋借り、
    曎に䜏人が匕っ越しするず、
    たたひずきわ倧きな郚屋を借りた(そこが、子䟛郚屋になった)

    だから、3぀の郚屋を䜿っおいた

    廊䞋で行き来しお、自分の家のように暮らしおいた


    今思えば、台所(流し台)が぀もある、
    庭らきものも広かったし、池を䜜っお、魚やザリガニを入れおいた

    倖に氎道が4぀ほどあり、氎遊びなんかしたいほうだいだった

    井戞氎だったから、氎道は無料だったらしい

    矎味しい氎だったから、孊校垰りの小孊生が、よく氎ちょうだいずきおいた

    宀内でピラニアも飌っおいた

    時子は、家が貧しいず思っおいたが、莅沢な遊びをしおいたのかもしれない


    幌なじみに奜きだず蚀われたこずで、あのボロアパヌトの嫌な気持ちが党くなくなった

    スッヌず消えたのだ

    もう、幎以䞊もた぀が今でもあのアパヌトの倢を芋る

    楜しい倢だ


    他人の䞀蚀で、長幎の苊しみが消えるこずっお、たれにあるのねず思う時子

    時子は、できるだけ良い蚀葉を出したいず思っおいる

    でも、オレは違うぜ
    文句たれおる


    オレがこの家にやった来た本圓の理由

    コむツを芋守るためさ

    時子は家族のために生きおきた

    こらからもそうだ

    い぀も静かに生きおいる

    倧きな声で笑わないし、めったに泣かない

    䞖の䞭にでおいくこずはできないが、自分であろうずもがいおいる

    そしお、䜕故か今の自分を吊定しおいる

    䜕が䞍満なんだろうな
    オレにはわからねヌ

    でも、時子は感謝もしおいる
    (䜕に察しおかはしらないが)

    い぀も祈っおいる
    (自分の郜合のいいようにだろう)

    芪のこずで心痛めおいる
    (芪がいるだけありがたいずおもえよ)

    䞻婊であるこずに誇りを持おないでいる
    (うん、そりゃぁしょうがないよな、䜕ずもいえねヌ)

    健康でありたいず思っおいる
    (それが䞀番手だ)

    お金にあらがっおる
    (みんなそうだぜ)

    早寝早起きをしたい
    (ふヌん)

    矎味しいもの食べたい
    (かっおに食べろ)

    あヌ喉かわいた
    (氎のめ)

    足がかゆい
    (かけ)

    この物語の続き誰か぀くっおくんないかな
    (䜕、楜しようずしおんだ、みんながんばっおんだ)

    たた、戻っおくるかも・・・
    (そんずきは、よろしくな)

    じゃあ、バむバむ
    (たたな)



    オレは昚日の晩、時子の旊那の足の芪指を噛み぀いおやったぜ

    ザマヌミロ

                                             おしたい









     
     
    柎犬道堎の220(぀぀たる)です50代䞻婊です。 日蚘、詩、掌線、短線小説も䜜っおたす。AI画像でむラストも䜜っおたす。

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