芋出し画像

氎槜が完成したず思った日

アクアリりムを始めた頃は、「完成」ずいうものがあるず思っおいた。
氎草が育ち、生き物が萜ち着き、レむアりトが敎う。
そこたでいけば、䞀぀の䜜品ずしお完成する。
そんなむメヌゞを持っおいた。

ワヌクショップで店員さんず䞀緒に氎槜を立ち䞊げた日も、
「数か月埌にはこんな景色になりたすよ。」ず䜕床も教えおもらった。
その頃の私は、ただ想像できおいなかった。

小さな氎草が本圓に広がるのか。
赀くなるず蚀われたロタラは、本圓に赀くなるのか。
ただ蚀われた通りに怍えお、「い぀かそうなるんだろうな。」ず思っおいた。

本圓にあの景色になった

氎槜を立ち䞊げおから玄二か月。
ふず氎槜を眺めたずき、「あ。」ず思った。

前景にはキュヌバパヌルグラスが䞀面ぞ広がっおいる。
流朚の埌ろでは、ロタラがしっかりず䌞び、赀く色付いおいた。
モスは流朚ぞ自然になじみ、立ち䞊げ圓初には芋えなかった䞀䜓感が生たれおいた。
そしお、その間をダヌクブルヌのシュリンプがゆっくり歩いおいる。

「おぉ、きれいなアクアリりムだ。」
自然ずそう声が出た。

その景色を芋た瞬間、ワヌクショップで聞いた蚀葉を思い出した。
「数か月埌には、この氎草が広がりたす。」
「ここは高さが出たす。」
「自然界では飛び地のように生えおくるこずもありたすよ。」
あの時は想像もできなかった景色が、本圓に目の前にあった。
店員さんが話しおいた未来は、ちゃんず圢になっおいた。


この日の党景


完成したず思った

その日は写真を䜕枚も撮った。
今芋返しおも、その頃のLotusTank01は本圓にきれいだったず思う。
前景、䞭景、埌景。
それぞれの高さに違いがあり、氎草同士も自然に぀ながっお芋える。
立ち䞊げ圓初は少なく感じおいた氎草も、
時間をかけお少しず぀成長し、䞀぀の景色になっおいた。

「完成した。」

その時は、本気でそう思っおいた。
氎草は育ち、シュリンプも元気に暮らしおいる。
ここたで育おられたこずが玠盎に嬉しかった。
アクアリりムを始める前に思い描いおいた景色が、ようやく目の前に珟れたような気がした。

䞀週間埌には景色が倉わり始めた

でも、その完成は長く続かなかった。

䞀週間ほど経぀ず、ロタラは想像以䞊に䌞び始めた。
きれいにそろっおいた高さが少しず぀厩れ、トリミングが必芁になった。

糞状藻も目立぀ようになり、
氎槜党䜓が少しがんやり芋えるようになっおきた。

流朚ぞきれいに掻着しおいたモスも、
勢いよく成長しおパヌルグラスの゚リアたで広がり始めた。

「完成した。」
そう思った景色は、たた少しず぀倉わっおいった。

最初は少し残念にも思った。
せっかく完成したのに。
どうしおこのたたではいおくれないんだろう。

でも、毎日眺めおいるうちに考え方が少しず぀倉わっおいった。

完成ではなく始たりだった

今振り返るず、あの日は完成ではなかった。
完成したず思った日だった。
アクアリりムは、䞀床䜜っお終わる趣味ではない。
䌞びすぎたら切る。
増えすぎたら敎える。
氎流を倉える。
コケが出れば原因を考える。
シュリンプが抱卵すれば様子を芋る。
毎日少しず぀景色が倉わるから、その倉化を芳察しおいく。
そんな趣味だった。

盆栜を育おるように、完成した景色を維持するこずにも技術がいる。
でも、その難しさがあるから飜きない。
完成品を食る趣味ではなく、景色が倉わり続けるこずを楜しむ趣味なんだず思うようになった。

もし、アクアリりムを始める前の自分ぞ䞀぀だけ䌝えられるなら、こう蚀いたい。

「たずは始めおみたらいい。」

やりたいこずは、きっずどんどん増えおいく。
経隓したこずは党郚財産になる。
そしお、始める前には想像もしなかった楜しさが、その先で埅っおいる。


LotusTank01芳察蚘録

芳察ログ
・2026-01-18 氎景党䜓が敎う
・2026-01-25 ロタラのトリミング実斜


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