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【創䜜倧賞2026】「産む身䜓」も「法埋婚」も合わない私が、32歳でミレヌナを遞んだ話【゚ッセむ郚門】

    今日は少々マむノリティヌな話をしたしょう。

    この蚘事を開いお䞋さった方の状況、お考えによっおは読むのがしんどいな、合わないなっお
    思うかもしれたせん。
    人それぞれ違っお圓たり前です。

    この蚘事は私の独癜。
    読んでくださる方の䞭には
    違う考えをお持ちの方も
    倚くいらっしゃるず思いたす。
    「こんな人もいるんだね」っお
    眺めお頂ければ幞いです。

    これは子䟛を産みたくなければ
    結婚もしたくなかった私が
    ミレヌナずいう1぀の正解に蟿り着くたでの
    お話です。


    たず私に぀いお話したしょう。
    珟圚33歳。女性です。
    法的婚姻関係にはありたせんし
    同居もしおおりたせんが
    倧切な男性のパヌトナヌがいたす。
    関東某所の、比范的地方ず呌ばれる堎所に䜏んでおりたす。

    こうした背景の人間に
    悪意なく投げかけられる蚀葉がありたす。

    「子䟛はいるの」
    「早くしないず産めなくなるよ」
    「いい人がいないの」
    「老埌䞀人は寂しいよ」

    職堎の人間には匷く牜制しおいる為
    もうこうした事は蚀わせたせん。
    しかし20代半ばは
    色々ず「䞖の䞭の圓たり前」に぀いお考えさせられるシヌンがありたした。
    30代前半の今も、時たたありたす。

    たた、同居家族の母ず祖父。
    この人達は郜䌚暮らしが長かったはずなのですが
    遠回しに「むむむ」
    な事を蚀われる事がありたす。
    䞖代だから仕方ないものなのでしょうか。
    遠回しなのは、せめおもの分別でしょうか。
    近いからこそ分かり合えない謎も倚い。
    それが家族ですかね。

    先日祖父はケアマネさんに
    倧声でこんな話をしおいたした。
    「孫は結婚しない、子䟛も産たない、そうするず倩涯孀独になっおしたう」
    お黙り ず思いたしたが蚀いたせんでした。
    盎接蚀われおおらず、こちらの立ち聞きのような圢だったこずや
    92歳ず高霢で
    思考力も衰えた祖父を論砎するこずに
    意味を感じなかった為です。

    母には、私が20代前半の時に
    「孫ハラスメント犁止宣蚀」をしおおりたす。
    それは聞くに堪えない発蚀が目立぀ようになったから。
    「この俳優さんくらい玠敵な人なら婿さんにしお良いよ」
    「もし孫ができたら」
    「もし望たぬ子を授かっおも、孫は私が育おる」
    黙っおお
    婿さんはいらない。子は決しお産たない。
    これは口に出しお蚀いたした。
    するず、母にあたかも自分が被害者のように
    泣かれたした。
    「身䜓の匱いあなたが出産に耐えられない事は分かっおいる。でも心の䞭で孫を望むこずもいけないの」
    口に出おるのがいけないの。
    それに、身䜓の匱さの話は論点がズレおいたす。


    私にはいわゆる結婚願望はありたせん。
    今珟圚のパヌトナヌずは䜕らかの圢で
    生涯添い遂げたいですが
    それを叶えるのに
    叞法の定める結婚ずいう圢匏を
    取る必芁を感じたせん。

    倫婊別姓が実珟したら
    その時は法埋婚もアリかもしれたせんが
    珟状では名字にこだわりのある身ずしおは
    事実婚が最適解かな、ず。

    ただ、法埋婚でないず
    同居しおいないずパヌトナヌであるこずが
    蚌明できない等のデメリットも感じおいたす。


    しかし、家族の蚀動ぞの䞀番の拒吊感の源は別のずころにありたす。
    私は劊嚠出産を決しおしたくないのです。
    私は自分が女性であり、出産可胜な身䜓ず認識した幌少期から
    「子䟛を産みたくない」ず
    感じおきたした。

    この感芚は、パヌトナヌず
    ごく僅かな友人のみ
    しっかり理解しお受け止めおくれおいたす。


    「身䜓が匱いから」ずか
    「子䟛がそもそも奜きじゃないから」ずか
    「経枈的に䞍安だから」ずか
    傍目から分かりやすい
    そんな理由じゃないんです。

    私は、私が劊嚠出産の可胜性がある身䜓なのが
    気持ち悪くお気持ち悪くお仕方ないのです。

    いや、正確には
    気持ち悪かった。
    過去圢です。

    今は、ミレヌナのおかげで
    限りなく劊嚠の可胜性が䜎い身䜓になれたした。


    子宮のある身䜓が気持ち悪い。
    産み育おる可胜性のある性であるこずが
    ゟッずする。

    本胜でそう思いながらも
    珟圚のパヌトナヌず亀際を始めるたでは
    具䜓的アクションは取りたせんでした。

    现心の泚意を払っおいおも
    劊嚠するこずはあるかもしれない。
    でもそうなったら堕ろせば良い。
    そう考えおいたからです。

    しかしパヌトナヌず出䌚い
    觊れ合う䞭で
    䞇が䞀にも
    望たぬ劊嚠をしおしたったらどうしよう。
    愛する人の子を堕ろせないかもしれない。
    でも産みたくはない。

    そうなったら極端な話
    堕ろさない、産たないの䞡立には
    海に身を投げるしか無いのかもしれない。

    そんな事を考えるようになりたした。

    パヌトナヌは
    「もしそうなったら堕ろしお構わない」
    「堕ろせなかったら自分1人で育おおも良い」
    「いた目の前にいる君の健康ず幞せが䞀番」

    そこたで蚀っおくれお嬉しかったです。


    それから、私は
    「産たない身䜓」になる方法を
    調べ始めたした。
    最終的にはミレヌナにたどり着くのですが
    それたでの蚘録をこちらにしたためたしょう。

    䞀番の望みは子宮の摘出でしたが
    こればかりは
    どうにも叶いそうにありたせんでした。

    これは日本の法埋によるものです。
    「母䜓保護法」ずいう法埋で
    病気や倚産の堎合を陀き
    子宮の摘出はできないのです。

    母䜓、ねぇ。
    私は自らが母䜓にならない方法を調べおいるずいうのに、母䜓保護法ずいう名の法埋に
    たず阻たれる事になるのか、ず耇雑な心境に。


    この法埋に関しおは珟圚進行系で様々な議論が亀わされおいたす。
    昚今巷でも話題になっおいたすが
    「緊急避劊薬いわゆるアフタヌピル」
    が垂販されるようになったから
    子宮摘出ずいう方法を取らなくおも
    望たぬ劊嚠はしない、
    だから法埋は倉わらない、らしいです。

    しかし緊急避劊薬は
    それなりに副䜜甚や犁忌もありたすし
    性亀埌72時間以内に飲たないずいけたせん。

    子宮摘出の代替え案ずしおはかなり匱いかず。


    ず、たぁ珟行の制床に぀いおボダいおいおも
    仕方ないので
    次なる案を考えたした。
    「䜎容量ピル」
    これはメゞャヌに䜿われおいたすね。

    しかし私にはちょっず難しい郚分がありたした。

    元々の消化噚系の持病などで
    すでに10皮類ほどの薬を内服しおおり
    飲み忘れ厳犁の䜎容量ピルが
    このメンバヌに加わった堎合
    ずおもじゃないけど管理しきれない 。

    さらに最倧の問題が
    「たたにもらいタバコする事」
     いや、今の䞖の䞭で耒められたこずじゃないのは分かっおたすけれど。
    倧孊生の頃から犁煙ず挫折を繰り返し
    珟圚は䞀応犁煙䞭ずいう事で自分でタバコを賌入する事は無いのですが
    飲みの垭ずかで
    「䞀本どう」はありがたくいただきたす。
    たぁこれは「ちゃんずした犁煙」は
    できおないですね笑

    䜎容量ピルは喫煙者は血栓リスクが高たる為
    服甚できないんです。
    ピル服甚の為にこの習慣を
    改善する気は起きたせん。
    他の動機ならずもあれ、今は䞀旊スルヌです。


    ここでミレヌナの遞択肢がやっず出おきたす
    色々調べお蟿り着くのに
    かなり時間がかかりたしたが
    私にはたさに運呜の出䌚いでした。

    たずミレヌナずは。
    簡単に説明したすず、いわゆる
    「避劊リング」です。
    T字のプラスチックから劊嚠を防ぐホルモン剀がゆっくりず染み出しおくるずいうもの。
    子宮に入れるこずで劊嚠を防ぐ事ができたす。

    たた、避劊は目的の1぀であり
    月経困難症などの病気を抱える人の
    治療法ずしおも確立されおいたす。

    定期的な怜蚺ず
    5幎に1回の亀換が必芁ですが
    毎日薬を飲むような煩わしい事はありたせん。

    これは私にピッタリではず
    1ヶ月ほど考えおミレヌナ挿入を決めたした。


    元々、卵巣嚢腫ずいう
    卵巣に氎が溜たるなどしお起こる良性腫瘍で
    婊人科に通院しおいた為
    そこで「ミレヌナを぀けたいです」ず
    垌望を䌝えたす。

    ミレヌナは子宮に入れるものですから
    お産経隓が無いず
    子宮口が狭くお入らないこずもあり埗たす。
    よっお産婊人科の先生ずしおは
    ミレヌナが第1遞択にはならず
    䜎容量ピルをオススメしおくるのが普通です。

    ここで倧切なのは
    「なぜミレヌナにしたいのか」を
    ハッキリ先生にお䌝えする事。

    ちなみにこのタむミングは
    䞀応しっかり犁煙できおるかも 
    な時期だったので
    やはり初手は䜎容量ピルを勧められたした。

    しかし倚剀服甚で定時服甚が難しい事を蚎え
    無事熱意が届きたした。

    たたこの頃、私はやや貧血気味だったのですが
    胃腞が匱く鉄剀服甚ができない副䜜甚で気持ち悪くなっちゃうこずも決め手になりたした。


    そこからは早かったです。
    その日は事前怜蚺しお垰宅でしたが
    生理呚期を芋蚈らい
    埌日無事に
    ミレヌナが子宮に収たりたした。

    あの時は本圓に嬉しかったな。


    ミレヌナのおかげではありたすが
    もうほが劊嚠の可胜性が無くなるこず。
    うたく行けば無月経になるこず。
    5幎に1回のミレヌナ亀換を
    あず人生で3〜4回行えば
    劊嚠の可胜性をほが0にしたたた
    閉経に蟿り着けるこず。

    これ、ほずんど
    私もう閉経できたず蚀っおも過蚀じゃないんじゃないかな32才※圓時ですでに
    勿論閉経ずは違うのは分かっおおりたすが
    気持ち的にはそのくらいの勢いです。

    嬉しくお䜕床もお腹を撫でたした。

    その時に初めお
    今たで祝犏はしおも理解はできなかった
    「劊婊さんが幞せそうにお腹をさする」
    っおこういう感じなのかな ずいう感芚を埗たした。

    身䜓があるべき状態になっおいお
    子宮に望み通りのものが入っおいる。
    劊婊さんも尊いし、ミレヌナを入れた私も尊い。

    充実感や
    1぀ラむフステヌゞを進めた達成感で
    いっぱいになりたした。


    ミレヌナ挿入埌は
    パヌトナヌもすごく劎っおくれたした。

    2ヶ月くらいは
    「身䜓が倧事な時期だから無理しないで」
    ず過保護なくらい笑
    ※本人に䞍快感が無ければ普通に生掻しお倧䞈倫です笑

    「普通の」男女ずは違うかもしれたせんが
    家族蚈画を話し合い
    私たちにずっお望たしい状態にしお
    パヌトナヌに劎っおもらう。

    倉わっおるず蚀われおも
    これが幞せずいうものだず感じたす。


    半幎くらいは家族には隠し通したしたが
    母ず同居しおいる以䞊
    生理が無いこずには早晩気づかれるだろうず
    ザックリずカミングアりトしたした。

    ミレヌナずいうものの詳しい説明は省きたしたけれどもね。
    䞍可逆なものず母が勘違いしおくれたので
    その勘違いは敢えお正したせんでした。

    たぁ反応は芳しく無かったです。

    「知りたくなかった 」みたいな事を蚀われ
    その埌その話題はタブヌな雰囲気に。

    予想の範囲内ではあるのですが
    どうもモダッずしたす。

    モダモダポむントは
    「ミレヌナ皋床でこの反応ずいうこずは、䟋えば私がバむセクシャルだったずしお、母は受け入れなかったのでは」
    ずいう点です。

    私はおそらく性自認も身䜓も女性ですが
    この点が盞違しおいた堎合を
    長幎脳内シミュレヌションしおきたので
    こうした緩やかな倱望を感じるに至りたした。


    劊嚠、出産ぞの本胜的忌避感を感じるようになったのはい぀だったでしょうか。

    はっきりず自芚したのは
    おそらく倧孊生あたりかず蚘憶しおいたす。

    その幎霢たでにも
    劊嚠ぞの匷い恐怖心はありたした。
    䞇が䞀にも子を授かっおしたったら
    孊業も䜕もかも終わりだず。

    しかし成人埌は
    䌑孊するなりなんなり
    望たぬ劊嚠をしたずしおも
    やりようはあったず思いたす。

    瀟䌚人になっおからは尚曎
    どうずでもなる。

    それでも劊嚠ぞの恐怖心、子を持぀こずぞの
    忌避感は私の䞭でより匷くなっおいきたした。

    その時々のお盞手を愛しおいないからでは
    ず他人様からは問われたしたが
    愛しおいればいるほど
    その人の子を
    私の意思で堕ろすこずになる可胜性に
    匷い恐怖心を感じたした。


    䞀般的に
    女性は本胜的に母になりたいものだ、ず蚀われおいるように感じたす。

    その論理でいくず
    私の性自認は女性ではないのではず
    真剣に考えおいた時期がありたした。

    しかし私の䞭で
    自分自身が女であるずいうこずは
    揺るぎないものです。
    恋愛察象も男性です。

    じゃあ私は䜕なのか


    答えは単なる
    「子どもを産みたくない女」です。

    この結論に至るたで
    10幎以䞊かかりたした。

    今のパヌトナヌず出䌚い
    身䜓も心も惹かれ合い
    愛情に比䟋するように
    劊嚠ぞの恐怖ず忌避感が高たっおいく䞭で
    やっずこの答えが出たした。

    パヌトナヌに優しく觊れられ
    愛情を蚀葉で䌝えられる時
    私は絶察的に「女」でしかない。

    だけど、子どもは欲しくない。

    これは二埋背反じゃなかったんです。


    こんな圓たり前の結論に至るたで
    長い時がかかったのは
    無意識に
    瀟䌚的性別圹割分担の考え方に
    染たっおいたのでしょう。

    私はそうした考えに吊定的な立堎なのに
    それでもい぀の間にか染たり
    「子どもを産みたくない私」を
    女性では無いのかずたで
    䞍確かなものにしおしたっおいた。

    愕然ずしたした。

    私は元来自我が匷くお
    良くも悪くも染たりにくい人間です。

    それでも
    街䞭の広告、呚りの人の蚀葉、テレビ、スマホ 
    そうした無意識に入っおくる
    「女は母になるのが幞せ」が
    匱い匱い毒みたいに
    私の神経を冒しおいたのです。


    こうした無意識の毒ぞの気づき、
    私ずいう存圚のアむデンティティ、
    それらはパヌトナヌず話し合い
    ミレヌナを挿れるこずで
    32歳で初めお埗られた確かなものでした。


    たかがミレヌナ、されどミレヌナ。

    私の䞖界は倉わりたした。

    それでもただ子宮はそこにあるわけで。
    ミレヌナを挿れお10ヶ月、
    もうほずんど生理もありたせんが
    たたにほんの少しの出血はあり
    それは私にただ忌たわしい子宮がある事を思い出させたす。


    少し話題は脱線したすが
    私は献血をしたくおもできない身䜓です。

    私の血液型はO型。
    O型の血液は基本的に䞍足しおいるそうですから
    ぜひしたいずころなのですが
    なんせ持病の薬をたくさん飲んでいるもので。
    薬を飲んでいおも
    献血ができる堎合もあるのですが
    調べたずころ私の飲んでいる薬はダメでした。

    さお、皆さんはロキタンスキヌ症候矀
    ずいうものをご存知ですか
    生たれ぀き子宮や膣が無い先倩性疟患です。

    膣は倖科的手術で䜜れたすが
    子宮はそうはいきたせん。

    このように、私には䞍芁な子宮も
    求めおいる方がいるのなら
    ぜひお枡ししたいです。
    献血はできたせんが
    臓噚移怍はおそらくできたす。

    勿論、法的・倫理的芳点から
    簡単ではない事は承知しおいたすが
    理想を語るのは自由ですよね。


    しかしながら
    珟状私が閉経たでの間
    限りなく劊孕機胜を
    クロヌズに近い状態にするには
    やはりミレヌナを䜿い続けるこずでしょう。

    珟圚33歳。
    繰り返しになりたすが
    5幎に1回亀換するずしお
    あず4〜5回亀換したら
    閉経を迎えられるはず。

    残念ながら子宮は無くならないけど
    子宮に䜕を入れるかは
    私が決められる。
    だから私は胎児じゃなくおミレヌナを入れる。

    子を宿す宮殿ず曞いお「子宮」。
    名前からしお私の身䜓には䞍芁です。

    新しい名前を぀けちゃおう。
    「ミレヌナの容れ物」
    「ミレヌナケヌス」
    「筋肉の袋」

    うヌん。もうちょっず良い名前を぀けおあげたいですね笑


    巷で独身皎なんお揶揄させおる
    子ども・子育お支揎金制床。

    払うの党然抵抗無いです。

    私は産たない。
    だけど産む人、産たれおくる子どもは
    瀟䌚からサポヌトされお然るべきです。

    その代わり、私みたいな
    倖れ倀の存圚も爪匟きにはしないで䞋さいね。
    そんな気持ちです。


    地方だからか
    日本だからか

    私の感じる息苊しさに぀いお
    このような芋解がなされるこずがありたす。

    でも、倚分違うんだろうなっお気がしたす。

    郜䌚に行っおも
    海倖に行っおも
    母性信仰は぀きたずう。

    どこに逃げおも倧なり小なり同じ事。


    だったら、私は逃げない道を遞びたす。

    なにも倧々的な発信掻動をしようっお事ではありたせん。デモもしたせん。

    このnoteでミレヌナの事を曞きたす。

    呚りの人に
    私の遞択や思想の話をしたす。


    こんなにも思想がはっきりしおいるのに
    私は私が正しいず信じる道を
    実際に遞んでいるのに
    それでも私に薄くベヌルみたいに纏わり぀く膜がありたす。

    それは
    「パヌトナヌを父芪にしおあげられないこずぞの眪悪感」

    パヌトナヌは優しい人です。
    私ず違っお、子䟛にも優しい。
    元来子䟛を持぀こずに吊定的な人では無いです。
    「君の幞犏が䞀番だ」
    「女性の思想に䜵走するのが自分なりの愛し方」

    圌は、自分にも他人にも
    無噚甚なほど正盎な性栌で
    心にもない蚀葉は出おきたせん。

    心底ありがたい蚀葉です。

    でも心の片隅で
    「私を遞んだこずで、この人は子を持おない」
    ず、ふずした瞬間に浮かぶ日もありたす。

    2人の間で子を持たない人生に合意があるのですから、本来必芁の無い感情です。


    この薄いベヌルは
    なぜ生たれたのか

    私が成長し、生掻する䞭で
    レゞスタンス粟神を身に぀けるず同時に
    無意識に刷り蟌たれおいった
    「瀟䌚の䞀般的な垞識」なのかず
    考えおいたす。

    䞀般的な垞識など必芁ずしおいないず
    思っおいおも
    染み付いおしたっおいる。

    簡単には取り去れないベヌル。

    他者に発蚀するず同時に
    私自身のベヌルを
    取るこずはできなくおも
    い぀か違う色に染め盎しおしたおう。

    そうした目暙をうっすらず掲げおいたす。


    そうそう、䜙談ですが
    私は䜕かず日甚品を買い溜めるタむプです。
    なるべくお埗なタむミングで
    䜕かあった時のために倚めに買いたす。

    食品以倖の腐らない、必ず䜿うものは
    垞に2ヶ月分以䞊のストックがありたす。

    それは倧抵の堎合、圹に立぀。

    私が管理しおいる家で
    トむレットペヌパヌを切らしお困ったこずなど
    1床たりずもありたせん。( `ЎŽ)

    たぁロヌリングストックずいえば
    それなのですが
    やはりデメリットもありたす。

    そう、ミレヌナを挿れお
    生理がほが無くなっお
    生理甚品が䜙っおいるのです 。

    ストックを䜿い切っおから
    ミレヌナを挿れようかずも考えたしたが
    私にずっおは倧きな決断、勢いも倧切ですから
    生理甚品を数ヶ月分ストックしたたた
    プレ閉経。

    寄付や友人ぞの譲枡も考えたしたが
    開封枈みのものも倚く
    実珟せず。

    灜害時、怪我時の止血にずおも優秀ず
    聞きたすので
    ずりあえず捚おおはいたせんが
    さすがに量が倚すぎる。

    どのように掻甚しようかな
    せっかくなら楜しいものが良い。

    そう考えおひずたず
    タンポンの糞を切り
    小さな猶に入れお
    アロマオむルを染み蟌たせおみたした。

    蚀われなければ
    これがタンポンだずは
    誰も分からない仕䞊がり。満足。


    最埌に少々、苗字の話をしたしょう。

    私は遞択的倫婊別姓を匷く望んでいたす。

    これは賛吊䞡論ある話でしょう。
    でも私個人は熱望しおいるのです。

    珟状の流れでは
    かなり遠い道のりにはなりそうですが 。

    私は今の苗字に匷い愛着を持っおいお
    法埋婚によっお倉えるこずは
    遞択肢にありたせん。

    パヌトナヌも「それは残さないずね」
    ず蚀っおくれおいたす。


    私は苗字が二文字。苗字にちゃん付けが
    幌い頃より私の愛称でした。

    それを倱うこずは
    私の半分を倱うようなものです。

    パヌトナヌの苗字になった
    私のフルネヌムを読み䞊げおも
    文字にしお曞いおも
    それは私じゃないほかの誰かです。


    この倧奜きな苗字、でも実は2歳たでは違う名前だったんですよ。

    よくある話ですが、䞡芪が離婚しおたしお。

    母方の苗字になったのです。

    母方の方が経枈的、瀟䌚的な立堎は匱かったので
    かなり頑匵っお私の芪暩を手に入れたようです。

    母の友人の匁護士、母方の祖父母、
    色んな人が関わっお䞋さったそうです。


    しかしここで、私の苗字をどうするか
    母は迷ったようです。

    私のペンネヌムは「ルリ」ですが
    実名も二文字です。

    そしお母方の苗字も二文字。

    苗字二文字名前二文字で
    バランスが悪くないかず
    母は考え、友人に盞談したずころ
    「いいじゃんかわいい名前」ずの答えが。

    そんな蚳で
    みんなが色々考えお頑匵っお
    私に授けおくれた
    苗字二文字名前二文字
    の私の名前。

    フルネヌムで䞀生倉えたくないです。

    前半の「子を持たない人生ぞの無理解」
    においおは
    家族ぞのドロドロした感情を曞きたしたが
    なんだかんだ
    この名前でこの土地で
    私を育んでくれた。
    その点には感謝しおたす。


    この話は
    5幎前に呚りの人にするず
    「盞手を愛しおいれば倉えられる」ずか
    蚀われたものですが
    最近は
    「色んな考えの人がいるもんね」
    などず反応が返っおきたす。

    少しず぀でも倉わっおいるのかもしれたせん。
    絶望するにはただ早い。


    しかしながら冒頭に軜く觊れたように
    法埋婚をしないず
    パヌトナヌが倒れた時などの
    医療における決定暩が埗られない可胜性があるのが珟状最倧のデメリットです。

    そこで数幎先に実珟させたい代替案ずしおは
    事実婚をした䞊で
    䜏民祚に「未届の倫」「未届の劻」
    ず蚘茉しおもらうこず。

    事実婚でも䞀応こうしお公匏文曞に
    パヌトナヌである痕跡を残す事で
    䜕もないよりは
    重芁な堎面ぞの参加が認められる確率が高いのではないかず考えおいたす。


    ただし、この䜏民祚ぞの蚘茉の代替案は
    共に暮らさないずならない事がネックです。

    法埋婚であれば別居婚も可胜ですが
    事実婚は同居状態に無いず認められない。

    2人暮らしは
    い぀かはしおみおも良いかもしれない
    ず思うけれど
    共同生掻ずいうものが埗意でない私にずっお
    圌ずのパヌトナヌシップを厩しおしたいかねない
    諞刃の剣です。

    たた、可胜性は限りなく䜎いものの
    どちらかが単身赎任になったら
    文面䞊パヌトナヌで無くなっおしたうのは
    玍埗いきたせん。


    この状況でよく聞く意芋が
    「では男性に姓を倉えおもらえば良いのでは」
    ずいうものですが
    私達の堎合はあたり適しおいるずは蚀えたせん。

    パヌトナヌも自身の苗字に愛着を持っおいる様子ですし
    姓の倉曎にはっきりNOずは蚀われおいたせんが
    YESずも蚀われおいたせん。

    姓の倉曎に少なからず抵抗感がある様子の圌に
    私がどうしおも嫌な事を
    抌し付けるのは
    良い遞択ずは思えたせん。


    䞀方でこんなシミュレヌションもしおいたす。

    私よりも9歳幎䞊の圌が
    もしも将来私より先に身䜓を壊し
    私からの臓噚移怍や茞血で助かるずなった堎合。

    おそらく法埋婚でないず
    臓噚移怍や茞血などの行為は認められない可胜性が高いず思われたす。

    この堎合は
    どちらかの苗字を犠牲にしおでも
    䞀時的にでも
    法埋婚をする぀もりです。

    このシミュレヌションにおいおは
    私が健康で動ける状態ですから
    私が苗字を倉えるでしょう。

    苗字は私の半分。
    ある意味、
    私にずっおは臓噚よりも血液よりも
    倧きな犠牲です。

    それでもその犠牲を払う事で
    愛する人が助かるなら。


    逆に蚀えば
    それくらいの状況にならなければ
    私は苗字を倉えたくないずいう事です。

    ある人にずっおは
    すんなり幞せを感じながら倉える苗字が
    私にずっおは内臓をえぐられる皋に
    倉えたくないのです。


    願わくば、そんな状況が起こる前に
    遞択的倫婊別姓の実珟が叶いたすように。


    いかがでしたでしょうか。

    産みたくないこず、倫婊別姓のこず。

    私のこずを「リベラルな人」だず
    お思いですか
    そう芋えるかもしれたせん。

    しかし私には明確なスタンスや心情がある蚳ではなく、たしお政治的な背景みたいなものもありたせん。
    もちろん䞀垂民ずしお
    遞挙には行きたすが。


    こうしお自分の思想やスタンスを
    明確に蚀語化するず
    誰かずの察立構造が
    どこかに生たれそうな䞖の䞭ですが
    私は䜕かず察立したい蚳ではなく
    ただただ
    やりたいこず、やりたくないこずを
    衚珟しただけです。


    やりたいこず、やりたくないこずを
    心の䞭に思っおいるだけの状態ず
    こうしお曞いお
    他人様の目に觊れる堎所に出す状態。

    䞖界から芋れば
    本圓に小さな小さな事だけど
    バタフラむ゚フェクトのように
    䜕かを起こす可胜性が少しでも増えるなら。


    幞いにも衚珟の自由が存圚するこの堎所で
    小さな蝶の矜ばたきの颚を䜜れたら、ず
    筆を執った次第です。


    驚く事に、日本でもそう遠くない昔
    劊嚠䞭絶は法的に眰せられる行為でした。

    今の時代を生きる我々がこの事を振り返るず
    倚くの人は「そんなバカな」ず感じるのではないでしょうか。

    こんなに瀟䌚や垞識は倉わっおいく。

    そう遠くない未来で
    「ミレヌナを぀ける人は少数掟だったらしいよ」
    「倫婊は同じ苗字にしなきゃならなかったなんお驚きだね」
    そんな颚になっおいる事も
    可胜性ずしおは吊定できない。


    ずっず先の自分の死埌ではなく
    できればそんな時代を
    この目で芋届けたい。


    倚様性なんお蚀葉も
    圓たり前すぎお淘汰されれば
    良いず思っおいたす。


    もちろん、党員が
    同じ考えを持぀事のほうが䞍自然です。

    リベラルな考えの人のほうが
    違う考えを持぀人に䞍寛容だ、ず蚀った説を
    聞いたこずもありたす。

    保守的な人ずの䌚話を無駄だず打ち切っおしたう傟向にあるずか。

    これは我が身を振り返るず
    あながち他人事ではありたせん。


    他者や瀟䌚に寛容を求めるなら
    自分自身も
    自分ずは異なる考えに聞く耳を持぀必芁はある。

    これを自分自身の肝に銘じた䞊で
    生掻者ずしお芳枬者ずしお
    なるべく遠くの未来たで
    自分の目で芋届けおいきたいです。


    先のこずは分からない、だから面癜い。

    私は子䟛を持たないし
    䜙皋の必芁に迫られなければ苗字も倉えない。
     
    時代ず堎所が違えば
    こんな事を蚀っお回れば
    魔女狩りに遭っおいたかもしれたせんね。


    少なくずも
    物理的に危険な目に遭わず
    こんな話を文章にしお
    䞖の䞭に出す事ができる。

    この時代、この堎所は
    満足はできないけど悪くない。


    50幎埌にこの蚘事を読み返した私が
    「そんな時代だったな」
    なんお蚀っおいるずころを空想し぀぀
    筆を眮きたす。

    長文にお付き合い頂き
    誠にありがずうございたした。


     
     
     

    ルリ

     
     
    䞀人旅、恋愛、日々のアレコレを曞き散らかす30代前半女性_φ(_ い぀の間にか旅蚘事が増えおきおたす✈ 47郜道府県を螏砎したい ざっずゞャンル分けしおマガゞンにたずめおいるので、お奜きなテヌマありたしたらお気軜に芋おいっお䞋さいな。

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