
風邪とは別物 ── インフルエンザと身体の設計思想②
このシリーズは、
「ウイルスと身体の“付き合い方”」を
段階的に深めていく連載です。
【① 風邪編】
【② インフルエンザ編】👈今回の話
【③ 自然療法編】
【④ 和と洋・クロモジ/パル編】
【⑤ 自然療法と危険な療法編】
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インフルエンザは 風邪とは別物
── 麻黄湯・クロモジ・エルダーベリー
インフルエンザは、
症状の勢いも重さも、段違いです。
• 38〜40℃の急激な発熱
• 強い関節痛
• 全身の筋肉痛
• 強い倦怠感
• 肺炎・脳症のリスク
「いつもの風邪」と思い込むと、
初期対応を誤りやすいので、高熱がいきなり出たら即受診して検査しましょう。
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インフル対策は、
特別なことよりも
「日常の設計」で差がつきます。
✦ インフル対策:環境づくり
(基本は風邪と同じ)
ただし、インフルは “流感”
流行期に一気に広がる という特徴がある。
だからこそ、
• 換気
• 湿度
• 手洗い
• うがい
の徹底は地味だけど、
最も効く“地味に強い4点セット”
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✦ 「予防」のためのシンプルな習慣
ここからは、
僕が現場と文献を行き来しながら
「これだけは外したくないな」と感じている
予防のポイント。
1|手洗い(でも“消毒しすぎない”)
石けんと流水での手洗いは、
今でも 一番コスパの良い予防策 です。
• 外から帰ったとき
• トイレのあと
• 食事の前
この3つを丁寧にしておくだけでも、
かなり違う。
一方で、アルコール消毒の「やりすぎ」は、
皮膚の常在菌まで落としてしまい、
結果的にバリア機能を弱めてしまうこともある。
基本は石けん+流水。
アルコールは「あくまで補助」で OK。
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2|水分補給(乾燥予防)
ウイルスは、“乾燥した粘膜” を好みます。
• こまめな水分補給
• ぬるま湯や白湯
• ハーブティー
で、喉や気道の表面をしっとり保っておくこと。
これは感染予防+回復の両方に効いてきます。
「喉が乾いた」と感じる前に、
少しずつ飲むのがポイント。
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3|鼻呼吸(鼻毛フィルターを信頼する)
口呼吸よりも鼻呼吸を大事にしたい理由は、
すごくシンプルで、
• 鼻毛や粘膜が“フィルター”になる
• 吸い込んだ空気を 加湿・加温 してくれる
• 乾燥した冷たい空気が、ダイレクトに喉・気管に当たらないという、
身体標準搭載の“高性能空気清浄機”になっているから。
マスク以上に、「口を閉じて鼻で吸う」 こと自体が
立派な予防になります。
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4|室内の湿度管理(湿度とウイルスの関係)
インフルエンザウイルスは、
乾燥した冷たい空気(湿度40%以下)で浮遊しやすい と言われます。
• 加湿器
• 洗濯物の室内干し
• お湯を張った浴槽のフタを少し開ける
など、やり方は何でも良いので、
冬は 湿度40〜60% をひとつの目安に。
「肌がカサつく」「喉がイガイガする」と感じたら、
湿度不足のサインかもしれません。
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5|マスクは「完璧なバリア」ではなく“保湿ツール”
マスクは、ウイルスを完全にブロックする“壁”というよりも、
• 自分の呼気で 口・鼻まわりを加湿する
• 大きな飛沫の“直撃”を避ける
• 無自覚の咳・くしゃみを外に飛ばさない
ためのツール、と捉えたほうがしっくりきます。
ウイルスそのものはマスクをすり抜ける と言われていますが、
「粘膜を乾かさない」「飛沫を減らす」という意味では十分に価値がある。
外しているときは、
さきほど書いた 水分補給と鼻呼吸 でカバーしてあげるとバランスがいい。
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6|目をこすらない(眼からもウイルスは入ってくる)
ウイルスは、
口や鼻だけでなく、結膜(目) からも侵入します。
• 目がかゆくても、素手でこすらない
• どうしても触るなら、手を洗ってから
• コンタクトレンズ着脱時は特に丁寧に手洗い
「目を触らない意識」を持つだけでも、
“うっかり感染” の確率がかなり下がる と感じています。
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✦ 重症化しにくい身体づくり
冬は ビタミンD不足 が呼吸器感染リスクと関連。
• 日光浴
• 魚
• 卵黄
この3つは意外と侮れない。
僕は、乾燥を感じたら、
目薬をさしたり、化粧水をスプレーしています。
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✦ クロモジ(Lindera umbellata)
日本の“和のハーブ”。
最近はインフル関連の研究も増えています。
● 細胞実験
・ウイルスの細胞侵入を 99.5%以上ブロック
・感染後の増殖抑制
● 臨床(医療従事者135名)
クロモジ飴を使用した群は、罹患率が有意に低下。
特にA型で差が大きい。
※ワクチンの代わりではなく “+α の補助”
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※ここから先は、
医療と自然療法の“重なり合う領域”に入ります。
(ここから先は有料記事になります。)
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