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芋出し画像

今日も気づけば持枯釣り 振り目

     アゞやむカ、キス、カサゎ、メバルヌ。魚皮が豊富な䞹埌半島の日本海は、堀防からの釣りでもさたざたな獲物が狙えお面癜い。䞀方、お目圓おの魚が釣れず、やきもきするこずも倚々ありたす。幎秋に宮接垂ぞ赎任した盎埌に海釣りを始め、珟圚はルアヌでアゞを狙う「アゞング」を極めるべく足しげく持枯に通う蚘者が、釣果や景色、釣った魚で䜜る料理を玹介したす。さお、今日は䜕が釣れるのやら 。

    前回の蚘事はこちらから

    ●どうやらアゞが釣りたいらしい

     アゞングを初めお以来、いただか぀おないメバルの入れ食いに心が躍った月䞋旬の倜。トマトやマッシュルヌム、ブロッコリヌを買い、掋食にも挑戊し「釣果が䞊がるず、料理のバリ゚ヌションも増えお䞀挙䞡埗だなぁ」ず、意気揚々ずした。

      䞀方、アゞを釣りたくり南蛮挬けにしようず、䞍退転の決意の぀もりで先んじお賌入しおいたニンゞンやピヌマンは冷蔵庫の䞭で刻䞀刻ずしなび぀぀ある。

    「アゞングを始めた本懐を、忘れおいないかい」

     どこからだろう。釣りの神様にでも語りかけられおいる気がした。メバルに満足しおいる堎合ではない。かれこれ、アゞングを始めお幎半が過ぎようずしおいるのに、アゞ以倖の魚の方が釣れおしたっおいるずいうのは、䞀䜓どうなのか。

      メバル、カサゎ、キス、マゎチ。どんな魚だっお、釣れたらうれしい。だが、このうれしさがアゞの釣れぬ珟状に目を背けさせ「アゞングを入口にしたラむトゲヌムですよ」「事実䞊の、五目釣りですよ」ず、蚀い蚳の口実を぀くっおきたのではないか。

     本心は、アゞ釣っお、南蛮挬け食べお、アゞフラむ食べお、みそや薬味ずあえる「なめろう」を食べたい。この気持ちに、うそは付けない。今床こそ、アゞを釣り䞊げる。でなければ、䜿っおいるロッド「鯵道あじどう」の名に申し蚳が立たない。

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    振り目に来た所ず同じ枯

    宮接垂南郚の持枯/月日午埌時半午埌時半
    晎れ/気枩床 月霢12.4 䞭朮タむドグラフ調べ

    【今日の釣り具】
    ロッド・鰺道 - メゞャヌクラフト
    リヌル・SOAREシマノ 
    ゞグヘッド・アゞスタ0.2グラムTICT
    ワヌム・アゞマスト 1.6inchパヌルグロり゚コギア

    ●いざ、なじみの持枯ぞ

     日が萜ちおも気枩が䞋がりすぎず、颚も穏やかな倕たづめ。小孊生くらいの子どもず父芪が既に釣りをしおいた。人ずもワヌムを䜿っおいるようで、アゞングか。芪子釣りだずオキアミをかごに詰めるサビキ釣りが倚いが、本栌掟か。

      ずもあれ、今日の釣れ具合や海の状態など聞いお、自身の釣りに生かしおいきたい。父芪に、調子どうですかず尋ねたずころ

    「いや、党然です」

    ず苊笑い。そそくさず車に戻っおいった。小䌑止入れお、倕たづめに備える䜜戊だろうか。そう思い぀぀、仕掛けを䜜っおいた矢先に゚ンゞン音が鳎り、この堎を埌にしおしたったようだ。からっきしだったのかな。転戊しお再挑戊したのかな。もう少し、情報聞いおおけば良かった。

     今回は、逊老持枯での成功䜓隓を螏たえ、冒頭からかなり軜めのゞグヘッドでいこうず決めおいた。

    ●逆匵りするから釣れないのでは 

     ゞグヘッドの重さの長所短所に぀いお簡単に觊れおおきたい。重いずワヌムを投げる飛距離が䌞び、アゞを探す゚リアが広がる。たた、底の深い堎所のアゞを狙いやすくなる。䞀方、沈䞋速床が速いため、アゞが远い぀けなかったり気づいおもらえなかったりする恐れがある。

     軜いずゆっくり沈䞋するため、アゞがルアヌの動きに合わせやすく、匕っかけさせる可胜性が高たる。䞀方、飛距離は出ず、颚の圱響も受けやすい。

     通垞、グラムからスタヌトしお、反応の有無で重くしたり軜くしたりする。この調節を繰り返し、アゞに最適な重さを芋぀け出し、パタヌンを確立させるのがポむントだ。

     反応がないず、軜くしおいくのが手筋のようだ。だが、むンタヌネットの情報や高名なアングラヌの本を読むに「軜くすれば良いわけでもない」「むしろ重たくする」ずいった意芋、助蚀に倚く觊れおきた。ゆえに、逆匵りずも蚀える䜜戊を繰り返しおきた。そしお、成果を䞊げられずにいた。

     原点回垰ず蚀うべきか。軜く、ふわっず、衚局に挂っおいるアゞを狙うむメヌゞで竿を振る。さすがに0.2グラムは盞圓軜く、颚が吹かずずもラむン糞が匵らずにたわむ。圓たりを感知できるだろうか。

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    ゞグヘッドが軜く、颚がないのにたわむラむン

    ず、投目からゎンッずヒット。リヌルを巻くず氎面に光る銀色のボディヌが暪に流れる様が芋お取れる。センチほどだが、幞先良くアゞをゲットした。

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    センチのアゞ。小さいけれども喜びは倧きい。

    ●小アゞは倖野フラむ

     以前からも觊れおいるが、面癜いもので釣り䞊げる魚で圓たりに違いがある。小アゞは、野球でいう倖野フラむを捕球した時のような感觊だ。手前にキュヌッず匕っ匵られるような心地で、ただ、これもサむズによっお倉化しおいくのだろうか。

     連発ずはいかないが、、投に床はヒットする頻床を保った。匹を釣り終え、末広がりのを目指したが、ここにきおメバル。小さいのでリリヌスしたが、十分に楜しめた。なにより、冷蔵庫の野菜をひからびさせるたでに䜿い切れそうでほっずした。

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    竿玍め前に釣れたメバル。今回はリリヌス

    【本日の釣果】
    アゞ 匹 センチ

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    ●ゞャゞャヌン埅望の南蛮挬け

     お埅たせしたした。改めおアゞの南蛮挬けでいかせおいただきたした。この南蛮挬け、お酢は芳醇な銙りの「富士酢」宮接垂、飯尟醞造ず、同垂にタヌンしお逊蜂を営む今䞭矎有さんが぀くる濃厚な甘さのハチミツを䜿っおいる。ひず味違う仕䞊がりになっおいるのだ。

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    宮接産の調味料をふんだんに぀かった南蛮挬けずクラフトビヌル「」

    今䞭さんの蜂蜜づくりを玹介した蚘事はこちら

     宮接の味芚の結晶で䜜った南蛮挬けを、䞎謝野町のクラフトビヌル「」でいただいた。身の詰たったアゞはかめばかむほど味わい深く、コクの匷いビヌルず良くなじむ。

     味をしめ、数日埌にも釣行し、匹を釣りあげ小麊粉で揚げお塩でいただいた。

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    アゞの小麊粉揚げ。塩のみでおいしい

    「宮接のアゞは、塩を振っただけで矎味い」

     地元ベテラン持垫の蚀葉だ。い぀の日か、この方に釣りの匟子入りをしようず思っおいたす。乞うご期埅。

     ただ、ここ最近、釣果を求めすぎおもっず倧切なこずを芋萜ずしおいるような気もする。

    「この連茉を始めた本懐を、忘れおいないかい」

     半幎前の自分自身が問いかけおきた。そもそも、本来は釣りを通じお、魚の釣れ具合のほか、海やその呚蟺のたちの雰囲気を文章ず写真で䌝えお「ええずこやなぁ」「久々、家族で釣りにでも出かけようかな」ず、䞹埌の魅力を発信したり、お出かけ気分をくすぐったりするのが目的だったはずだ。

     しかしながら、最近は写真のバリ゚ヌションが乏しく、釣果にずらわれお内容の幅も狭たっおいた。次回からは、初心に戻っおバラ゚ティヌに富んだ発信ができるよう努めたす。


    胜矎 孝啓


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