
子どもの「できる・できない」だけを見ていないだろうか。
勉強、運動、習い事。子育てをしていると、つい目に見える結果に意識が向いてしまう。
でも、本当に大切なのはそれだけなのだろうか。
そんなことを考えていたときに出会ったのが、「ナチュラルでホリスティックな育児」という言葉だった。
最初は少し難しそうに感じたけれど、調べてみると、その考え方は意外にもシンプルだった。
ホリスティックとは「全体を見る」という意味。
子どもを成績だけで見ない。
運動だけで見ない。
困った行動だけで見ない。
心も体も、その子らしさも、取り巻く環境も含めて見ていく考え方らしい。
そう聞くと、なんだか昔から日本にあった子育てにも似ている気がする。
外で虫を追いかけたり、
季節のものを食べたり、
疲れたら早く寝たり。
特別な教材や高価なおもちゃがなくても、子どもは毎日たくさんのことを学んでいる。
長男は国旗や宇宙が好きで、自分で絵本まで作っている。
周りと同じことができるかよりも、「好き」があることの方が大事なのかもしれない。
次男は誰とでも仲良くなれる。
それもまた、その子の才能なんだと思う。
親になると、つい周りと比べてしまう。
字は上手かな。
勉強は大丈夫かな。
友達とうまくやれているかな。
でも本当は、
今日たくさん笑ったか。
安心して眠れそうか。
自分は大丈夫だと思えているか。
そんなことの方が大切なのかもしれない。
ナチュラルでホリスティックな育児というのは、自然派になることでも、完璧な親を目指すことでもなくて、
「子どもを丸ごと見ること」
なのだと思う。
そしてきっと、
親である私自身も丸ごと見てもいい。
疲れる日もある。
怒ってしまう日もある。
それでも今日もご飯を作って、洗濯をして、子どもたちを送り出して迎えに行った。
完璧じゃなくても、誰かと比べなくても、その一日にはちゃんと意味がある。
今日も生きた。
それでいい。
そう思えたとき、子どもにも自分にも、少しだけ優しくなれる気がする。
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