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仙台駅で䌊坂幞倪郎䜜品の舞台を巡る

    ぀い先日、䌑暇をずっお仙台に行っおきた。

    これたで北海道を陀けば、栃朚より䞊の県は蚪れたこずがなかったので、初めお東北の地に降り立぀こずに。

    旅通で2泊3日。特に芳光もせずに、2日目などは宿でだらだらず本を読んだり、思い立ったら枩泉に入ったり、ぶらぶらず散歩をしたりしお過ごそうかず画策しおいた。たるで文豪みたいな過ごし方だ。

    しかし、ずは蚀っおも、旅通のチェックむンたでそれなりに時間があったので、どうにかしお暇を朰さなければならなかった。

    芳光地に出かけるには、時間が少し心蚱ない。
    カフェに入っお過ごすのも味気ない。

    そんな颚に、行きの新幹線で悶々ず考えおいた時に
    ふず思い出したこずがあった。

    仙台ず蚀えば
    䌊坂幞倪郎䜜品の舞台ずなった堎所がある。

    䌊坂幞倪郎さんの䜜品は昔からずっず奜きで読んでいたので、著者の䜜品の倚くが仙台を舞台に描かれおいるこずも知っおいた。

    たた、映画化されおいる䜜品に関しおは
    撮圱地ずもなっおいる堎所が倚くある。

    そこで、仙台駅付近を散歩する぀いでに
    䌊坂幞倪郎䜜品の聖地巡りをするこずにした。

    ◇

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    既芖感のあるペデストリアンデッキ

    仙台駅の西口を出おすぐ目に入るのが、ペデストリアンデッキ。

    䜕だか初めお来た堎所のはずなのに、ずおも既芖感のある堎所で䞍思議な感芚になった。「いや、䜕か芋たこずある」っおなった。

    それもそのはずで、このペデストリアンデッキは『アむネクラむネナハトムゞヌク』で䞻人公たちが運呜的に出䌚う堎所であり、『チルドレン』では陣内が印象的な台詞を攟぀堎所。

    「倱恋した俺のために、今、この堎所は時間が止たっおいる」

    チルドレン/䌊坂幞倪郎p.166

    数倚の登堎人物たちが駆けおいったこの道で、これから䜜品の舞台を巡っおいくず思うず、吊応なしにテンションが䞊がる。

    ◇

    それから昌食を挟んで向かったのは
    ぶらんどヌむ䞀番町にある壱匍参いろは暪䞁。

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    レトロな倖芳が特城的な壱匍参いろは暪䞁

    壱匍参いろは暪䞁は『重力ピ゚ロ』で泉氎ず春の兄匟が連続攟火魔を探しに蚪れた堎所だった。珟実には圌らはいなかったし、自分はそこで矎味しそうなカレヌ屋さんを芋぀めおいた。

    玠敵なご飯屋さんや居酒屋もたくさんあったのだけど、時間が早かったこずもあり、閉たっおいる店が倚かったのが少し残念だった。 

    その埌、蚪れたのは募圓台公園。

    この堎所では『ゎヌルデンスランバヌ』の䞻人公である青柳が再び姿を珟す事になった野倖音楜堂を芋に行った。お昌どきだったのもあり、倚くのサラリヌマンで賑わっおいたので遠くから。

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    倧勢のサラリヌマンが集たっおいた野倖音楜堂

    想像よりもこじんたりずしおいたけど、喧隒に巻き蟌たれるこずなく、街の日垞に溶け蟌んでいるこの堎所も悪くない。どの立堎で蚀っおるのか分かんないけど。

    その埌、『ゎヌルデンスランバヌ』での銖盞挔説シヌンが印象的な定犅寺通りの方をぐるっず回っお、仙台駅に戻っおいく。

    その最䞭、錊町公園があった。

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    偶然芋぀けた錊町公園

    錊町公園ず蚀えば、映画『アむネクラむネナハトムゞヌク』で䞻人公が恋人を远いかけ、バス停たで走っおいった堎所。

    芋る人によっお、䜕でもない颚景が特別な堎所ぞず倉わっおいくのが、聖地巡りの醍醐味ずも蚀えるかもしれない。

    最埌、どうしおも芋たかったのは『アヒルず鎚のコむンロッカヌ』で登堎した仙台駅のコむンロッカヌ。

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    これだけは撮りたかったコむンロッカヌ

    しかし、実際に映画で登堎した「3710」のコむンロッカヌは今は無いらしい。なので、特に関係ない数字のコむンロッカヌに荷物を預けた。

    頭の䞭では勝手にボブ・ディランの「颚に吹かれお」が流れる。『アヒルず鎚のコむンロッカヌ』は小説も映画も倧奜きなので、䜕だか感慚深かった。

    たた、同じく『アヒルず鎚のコむンロッカヌ』で登堎した䞻人公たちが䜏むアパヌトを芋おみたかったのだけど、舞台ずなった歩坂町があたりにも電車では行きにくい立地にあったので、なくなく諊めるこずに。

    ◇

    そんなこんなで様々な堎所を巡っおみるず、改めお䜜品を読んだ時の思い出、映画を芋た時の感動が蘇っおきた。

    聖地巡りをしたのは初めおだったのだけど、䜜品の地に立぀ず懐かしい気持ちを思い出すず同時に、この堎所で登堎人物たちが物語を玡いでいたのだず肌で感じるこずができる。

    様々な䜜品、登堎人物たちが
    この「仙台」の街を駆け巡った。

    䜜品同士は決しお亀わるこずはないけれど、珟実に生きる自分たちは、舞台ずなった堎所や印象的な堎面を転々ず巡るこずができる。

    それを、身にしみお実感した旅だった。

    たた、気が向いたら。

     
     
     
    ラむタヌ。倧阪出身、今は東京。30歳。奜きな本や音楜、映画に぀いお曞いたり、たたに゚ッセむを曞いたり。『小説を入り口にしお、新しい興味に出䌚える堎所』をコンセプトにしたnoteを運営しおいたす →https://note.com/epilogue_novel

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