
やはりモーニングはピザトースト
喫茶店のモーニング。
選ぶとしたら、やはりピザトーストだろう。
美味しいからな。
ちなみに私は、喫茶店でモーニングを食べたことがないのだった。
人生経験は貧相。寂しさは冷たい隙間風!!
だが、悲観することなどない!!
食べたことがないのなら、食べれば良いのだ。
調理開始だ。
さあ、モーニングを始めようか。
ここだけの話、ピザトーストの前世はナポリタンなのだ。
ケチャップにタマネギ。ソーセージにピーマン。それらを食パンに乗せ、チーズをかけて焼く。
すると、ナポリタンはピザトーストに転生する。
輪廻転生の物語を感じながら、オーブンレンジのスイッチオン。
オレンジ色に照らされる宇宙が、チンと間抜けな音を鳴らす。

おかえり。ナポリタン。
ここが私のメイドインヘブン。
冷蔵庫の中に残っていたピーマンが2つ。
ひとつだけ残すのはナンセンス。
幸せの厚切りだ。
おうち喫茶店の人件費は、チーズ払い。
時給がプライスチーズ。

食べづらいというのは、ステータスだ。
際限なく伸びるチーズ。ずり落ちるピーマン。手を繋ぐようにこぼれるソーセージ。
素晴らしい、朝だ。
グッドモーニング!!