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Photo byturara_note___

龍と夫と嫁と鳳凰。

    引っ越した村の謎のご神事の順番が回ってきた。
    逃げられない。
    何をどうしたらいいのですか?と長老方に問うても誰も答えてくれなかった。
    やってきた木箱は絶対開けてはいけない。
    1年間その木箱を預からなくてはいけなかった。
    木箱は1日と15日に必ず榊と酒とお米を用意し、神棚同様に丁重に扱わねばならなかった。
    その木箱がやってきた日、夫は木箱の上にいる金色に光るものを見つめていたらしい。
    「龍がいる」
    夫がそう私に漏らした時、またか、、、💦という焦りと、それって神様なの?
    半信半疑だった。

    龍は木箱の上に浮いており、こちらをじっと見つめていた。
    動いている?
    夫に聞くと、浮いている、と言う
    夜も更けてきたところで、龍が目を閉じた。

    「えーー?!龍って寝るの?!」
    そんな風に龍との生活は始まった
    そして月日は流れはや4年、、、
    木箱は1年後、次のお宅へお嫁入りして行った
    しかし、遊び相手となった龍が一緒に行ってしまうのが悲しくて、木箱の神様に涙ながらにお願いしていたところ、龍はうちに残ることになった
    そして、木箱はお嫁入りしていったが、木箱を置いていた神棚スペースに
    毎日何かしらが出現するようになっていた。
    そして、昨年、とんできた鳳凰らしきものに触れることに成功する
    そして鳳凰らしきものを移動させることにも成功する
    私には見えないが、夫には見えている。
    朝になり鳳凰は消えていた
    「どこにいったの?」
    夫は首を横にふる
    神棚に向かって声を振り絞った
    「夜になったら帰ってきてねーー仕事終わったらここにまた遊びきてねー」
    すると
    夜になり鳳凰は帰ってきた
    なんかものすごい暑い と、焦っていると、夫から「鳳凰が頭に乗ってる」
    言われて涙ぐんだ
    「帰ってきてくれたんだね〜ありがとう〜」
    そんな風に、
    龍と夫と嫁と鳳凰の生活が始まった

    そんな日々の暮らしを毎日日記に夫が書いている
    私は文字でそんな日常を綴っている。


    #創作大賞2026 #エッセイ部門

     
     
     
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