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気をつけて帰ってね

    ももぴち


    夕張メロン色の東京
    おしっこが流れる川
    君が住む街には金髪の女の子なんて似合わなくて、眉毛ない子もいないよって笑いながら初めて手繋いだ小さなトンネル
    外でくっつくのはいやらしい

    大きなケーキでお祝いできなかった君の退職記念日はいつになって誰と食べるのかな
    丁度いい嘘で合鍵回収されたあたりからぜんぜん気付いてたんだけどね。
    あっ、これ君んちの柔軟剤の匂い


    普通とか普通じゃないとかの話をしてると、付き合ってることみんなに言わないでよね。俺がお前好きとか周りから病気だと思われそうだからって言ってきた元カレを思い出す。これどっちもビョーキなくせにさいあく

    なんかさみしいや
    普通に
    わたしのこと好きな人、結局振り向いたらおわっちゃうんだもんあーあさみしいや


    君はあんま目見て話してくれなかったから、よくわかんなかったけどなんか好かれたのムカついた。
    素直なところが好きって言ってたくせに最後までわたしのほんとうのことなんもわからなかったじゃんか適当なこと言わないでよね
    君の関西弁がちょっと移った下手くそなわたしの言葉でずっと笑っていられたらよかった。

    いつも会釈してた工事現場のおじさんを初めて無視してわんわん泣きながら歩く。
    手が痺れてきた。
    またダメになっちゃったな。いつも無理になっちゃうよ

    こんな時間になっても、薬を飲まなきゃ眠れない。
    いつかの朝寝たふりしてたけど、行ってきますって頭撫でてちゅーしてくれたの知ってるからねー


    今、空がピンク色だった。
    もう君に怒られないし
    死にたい
    でも、ちょっぴり嘘

    おはよう
    いつも通りの普通の朝

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