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【ひとコマ】地下鉄の座席に見る東京とロンドンの違い

    ロンドンの地下鉄内を観察していて不思議に思うこと。

    なぜガラッガラの車内で、わざわざ人の真ん前に座るのか?

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    すでに屈強なおっさんや露出多めなお姉さんが座っていても、躊躇なく、真ん前に座る(私調べ)。

    そのままスマホを見たり、本を読んだりするならまだしも、対面の乗客の頭越しにぼーっと窓の外を見ていたりする。

    特にロンドンの地下鉄、空間が狭い。真ん前に座ったら、膝突き合わせちゃう(のが多い)。

    私だったら真ん前はまず避けるけどなあ。みなさんはどうですか?

    ◇

    東京では、ガラガラの車内で、すでに誰かが座っている向かい側の席は、なんとなく避ける人が多かったように思う。

    「空いてるけど、真ん前はちょっと……なんか気まずいし」

    空気を読んで、おたがいに少し距離を置く。 そんな暗黙のルール。

    一方、ロンドンの地下鉄では、普通に対面に座る人が多い。

    「空いてるんだからここでいいか〜」

    それくらいの感覚なのかも。

    きっと、何を優先して行動するかがちがうんだろう。

    東京では、人との距離を(無意識に)調整する。
    ロンドンでは、(シンプルに)空いている席を使う。

    こんな小さなちがいを見ていると、それぞれの場所の仕事の進め方やコミュニケーションにも、どこか通じるものがあるのかもしれないなんて思うのでした。

     
     

    黒須

     
     
    ロンドンのチャリティショップを舞台に、空気を読みすぎる日本人がイギリス観察マンガを描いてます。二児の母で更年期界隈。美術館と海外ドラマが避難所。もうすぐ日本に帰ります

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