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noteの書き方で参考にしてきた「枯れた技術の水平思考」とは?

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〜11月1日 08:00

やぁ、いらっしゃい。今日もお疲れ様です。

子どもの頃に、ゲームボーイを兄がよくやっててさ。
物心ついたころには既にオワコンだったんだけど、兄の世代ではみんなが手に取ってポケモンとか超ブームだったんよね。

実家に長年眠っているものが置いてあった訳ですよ。

分厚くて、画面が緑っぽくて、単三電池を4本入れて遊ぶやつ。世代によっては「親が持ってた」とか「実家の押し入れに眠ってる」とかかもしれんね。まさに私と同じよう(´-ω-)ウム

「このゲームボーイで話を作れないだろうか?」

ということで色々調べてみてこの話が出来ました。

…いや、ゲームの記事じゃないよ。ちゃんとビジネスの話。というか、私の話です。そしてnoteに携わる上で大事な考え方です。

ちょっと面白い考え方に触れてさ。それがあまりに自分の4年間と重なってて、ずっと頭から離れないんよね。

「枯れた技術の水平思考」って言葉。

聞いたことある人もいると思う。
任天堂の伝説的な開発者、横井軍平さんが残した考え方だね。

ざっくり言うと、最先端の技術を追いかけるんじゃなくて、もう世の中に出回りきって、安くて、壊れにくくなった技術(=枯れた技術)を、まったく違う使い方に持ち込む(=水平思考)。それで新しい価値を作る、っていう思想ね。

これだけ聞くと「へぇ、ものづくりの話か」で終わると思う。

でもね。私はこれを読んだとき、ピンときた。

だってこれ、崖っぷちから這い上がってきた私が、無意識にやってたことそのものだった気がするんよね(´-ω-)ウム

noteを書いて4年目。
何度「これでいいのか」って思ってきたか分かりません。
正しい答えが何なのかもわかんないし、教えてくれることが正しい保証もない。だからこそ一つの考え方として腑に落ちた。

今日はその話をしよう。

noteの攻略法じゃないよ。
「こうすれば伸びる」みたいな些末な話でもない。

もっと根っこの、「新しい何かになれない人間は、どう生き残るのか?」って話だね。

たぶん、今のnoteに疲れてる人。何かを始めたいけど、自分には武器がないと思ってる人。一回崩れて、立ち上がり方が分からなくなってる人。そういう人には、けっこう深く刺さるんじゃないかなと思ってる。

noteってそう言う人だらけだからね(´-ω-)ウム

新しくなろうとしなくていい。
すでに持ってる、使い古したものを、違う場所に置けばいい。

これがどういうことなのか。
まずは、ある開発者の、ちょっと変わった判断の話から。


カラーが作れたのに、モノクロを選んだ男がいた


ゲームボーイが発売されたのは1989年。

面白いところなんだけどさ。

当時、技術的にはもう、カラー液晶の携帯ゲーム機って作れたんよね。実際、少し後にはライバル各社からカラー画面の携帯機も出てきた。画面はキレイだし、見た目も華やか。スペックだけで比べたら、どう見てもそっちが上なんよ。

なのに横井さんたちは、あえてモノクロを選んだ訳で。

緑がかった、あの地味な画面ね。

普通に考えたら「え、なんでわざわざ性能を落とすん?」ってなるじゃん(´-ω-)ウム

理由はシンプルだったと言われてる。

カラーにすると、電池がすぐ切れる。
値段が上がる。壊れやすくなる。

子どもが遊ぶものなのに、電池が数時間でなくなったら?
親が気軽に買えない値段だったら?
ランドセルに放り込んで、落としただけで壊れたら?

開発は自己満で進めるんじゃなく、必ず「問い」から入る必要がある。その「解」は決して最新技術の集大成じゃないことが多いんよ。

遊び道具として致命的、これじゃオモチャにならんよね。

だからモノクロ。
画面の美しさを捨てて、電池の持ち、安さ、頑丈さを取った。

結果、どうなったか。

キレイな画面のライバル機たちを横目に、あの地味なゲームボーイが、世界中で売れまくったんよ。これは超有名な話

これ、ちょっと考えてみてほしい。

性能で勝ったんじゃないんよ。
性能で「負けること」を、自分で選んで勝ったんよね。

そもそも横井さんが最初に大ヒットを出した「ゲーム&ウオッチ」も、使われてたのは電卓の液晶。当時もう当たり前にあった、新しくもなんともない技術なんよ。それを「ゲームに使う」っていう、別の場所に持ち込んだだけ。

新幹線で、暇そうに電卓をいじってるサラリーマンを見て思いついた、なんて話もあるくらいでさ。

まったく最先端じゃないんよ。
むしろ、みんなが見慣れすぎて、誰も新しいと思ってないもの。

それを、違う場所に置く。

これが「枯れた技術の水平思考」なんよね(´-ω-)ウム

【誰に】×【何を】×【どんな目的で】

問い&解

…で、これを読んだ私が、なんでゾクッとしたか。


私が持っていたのは、使い古したものだけ


2023年6月27日。

何度も書いてきたから、知ってる人も多いと思う。本業の売上が、たった2時間で70%吹き飛んだ日です。

IT関連の会社をやってて、それまでは割と順調だった訳ですよ。今思えば、ちょっと調子に乗ってたところもあったんだろうね。「このままいける」って、どこかで思ってた。

それが一瞬で崩れた。
あの時の私の手元に、何があったんだろう。

改めて振り返ると、ほんとに何もなかったんよ(ヾノ・∀・`)ムリムリ

お金?ない。むしろマイナス。
人脈?あるにはあったけど、頼れる状態じゃなかった。
新しいスキル?ない。
流行りのSNS運用とか、動画編集とか、最先端のなにかを持ってたわけじゃない。

若さ?…まぁ、それは言わんでおこう( `ᾥ´ )クッ

あったのは、何年もIT業界で揉まれてきた実務の経験。見積もりを出して、値切られて、納期に追われて、トラブルを処理してきた、泥臭い経験だけな訳ですよ。

そしてもう一つ。
「一度、全部失った」っていう事実。

これってさ、市場的に見たら、完全に「枯れたもの」なんよね。

IT業界で何年か働いた経験なんて、珍しくもなんともない。そんな人、世の中にごまんといる。失敗談だって、ネットを探せばいくらでも転がってる。

誰も、新しいとは思わないもの。

当時の私は、それを「武器がない」って思ってたんよ。

周りを見れば、キラキラした人ばかりに見えた。新しいツールを使いこなして、最先端のノウハウを語って、フォロワーを何万人も抱えて。

「ああ、私には何もないな」って。

で、半分やけくそで、逃げ込むように始めたのがnoteだったのね。

最初は完全に依存だったよ。これは前にも書いた通り。noteしかない、noteで何とかしなきゃ、ってしがみついててさ。収益化しなきゃ、伸びなきゃ、ってもうマジでヤバい精神状態っす。

そうやって、ボロボロの手持ちで、毎日毎日書いてた訳で。

でもね。

今になって振り返ると、あの時の私は、「何もなかった」んじゃなかったんだね。

使い古したものしか、なかった。
これ、似てるようでぜんぜん違うんよね(´-ω-)ウム

そしてその「使い古したもの」を、私はたまたま、本来とは違う場所に持ち込んでたんよ。

IT経営者として何年も鍛えてきた判断や、失敗の記憶を、「書く」っていう、まったく別の場所に。

気づいてなかったけどね。
あれ、たぶん水平思考だったんよ。


枯れたものしか持っていない人間は、どう戦うのか


ここで、今日いちばん考えたい問いを置かせてほしい。

枯れたものしか持っていない人間は、どう戦えばいいのか。

これ、たぶん多くの人が、心のどこかで抱えてる問いだと思うんよね。

特に今のnoteって、そういう空気があるじゃん?

AIを使いこなす人、最新のマーケティングを語る人、目新しい企画で伸びる人。新しいものを持ってる人が、どんどん先に行ってるように見える。

で、自分の手元を見ると、特別なものが何もない。
恐らくあなたも例外じゃないんですよ。

会社員として何年か働いた経験。子育てしてきた日々。趣味で続けてきたこと。一度挫折した過去。

「こんなの、誰でも持ってるし」
「今さら書いても、誰も読まないでしょ」って。毎日見かける定番の言葉。

私も、まさにそう思ってた側の人間です。

だから、新しいものを身につけようとするんよね。流行りのノウハウを学んで、最新のツールを追いかけて、「何者か」になろうとする。

でも、ここに罠がある。

新しいもので勝負すると、必ず、もっと新しいものに負けるんよ(´-ω-)ウム

最先端って、明日には最先端じゃなくなるからね。追いかけ続けるしかない。追いかけ続けると、疲れる。疲れると、やめる。

これ、noteで燃え尽きて消えていく人のパターン、そのままじゃない?

じゃあ、どうするか。

横井さんのゲームボーイって、案外その答えのずっと手前にある参考になる気がするんよね。

新しいもので勝負しない。 性能で勝とうとしない。 すでにある、使い古したものを、違う場所に置く。 そして、あえて最大出力を出さない。

これ、ものづくりの話に見えて、実は生き方の話。

そして私は、それを4年かけて、遠回りしながら体で覚えてきた訳です。noteでの実績は微々たるものだけど、それを通じて本業は以前の10倍近くまで戻った。

これには必ず理由がある。

今日はその話をしていくね。

なぜ「新しくない」ことが、むしろ強さになるのか。 同じ場所で戦うと、なぜ負けるのか。 性能を上げると、なぜ寿命が縮むのか。 私が「全力を出さない」と決めた日のこと。 そして、noteで鍛えたものが、一周して本業に戻ってきた話。

そして。

今の私のやり方も、いずれ枯れていく。
「伴走」なんて言葉も、そのうち古くなる。

でもね、それでいいと思ってるんよ。
むしろ、そこからが本番だと思ってるからね。

なんでそう思うのか。それも含めて、ちゃんと書いていこう。きっとまた数年経った頃の自分が読んだ時に、何か思いつく話を。

あなたが今、「もう古い」「こんなの誰でも持ってる」と思って、捨てかけているもの。

それ、たぶん次の武器です(´-ω-)ウム

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