メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

#3 『歎史なんお曞き換えちゃえば 倩才矎人姉効の「やらかし」歎史孊』第1郚「邪銬台囜の謎」第2章

    #創䜜倧賞2026 #ミステリヌ小説郚門

    最初から読みたい方はプロロヌグぞ

    目次
    第1郚「邪銬台囜の謎」
    第2郚「埳川埋蔵金の謎」
    第3郚「本胜寺の謎」

    第2章倪平掋挂流ず癟枚の鏡

    「  ちょっず、誰かこの暎走列車したを止めおぇぇぇ」

    矎咲の絶叫は、荒れ狂う倪平掋の波音にかき消された。 黄金に茝くハむテク海䞊神殿――通称「邪銬台囜」は、時速八十キロずいう、䞉䞖玀の人間が芋たら卒倒するような速床で南方ぞず滑走しおいた。アンカヌ錚を付け忘れたずいう矎月の臎呜的なポカのせいで、圌らは今、歎史のルヌトを完党に倖れお絶海の孀島ならぬ「絶海の浮島」ず化しおいる。

    「お姉ちゃん、芋お芋お 氎しぶきが虹になっお超きれいだよ これぞたさに『トロピカル・邪銬台囜・クルヌズ』だね」

    矎月は、激しく揺れる床に「慣性制埡バリバリ」の特補デッキチェアを固定し、優雅にサングラスをかけおいた。

    「クルヌズなわけないでしょ 蘭䞞、珟圚地は 魏の䜿者さんたちは」

    「  珟圚地、すでに玀䌊氎道を突砎。北緯二十床付近を猛進䞭です。魏の䜿者・難升米なしめ殿および随行員の方々は、珟圚、神殿のメむン広堎で『神の怒りに觊れた』ず確信し、集団で激しい嘔吐おうずを䌎う祈祷きずうを捧げおおられたす」

    蘭䞞は、揺れる神殿の䞭でも䞀切姿勢を厩さず、手元のタブレットに筆を走らせおいた。

    「祈祷っおいうか、それただの船酔いじゃないの   っお、蘭䞞 あなた、こんな状況でたた䜕を描いおるのよ」

    矎咲が暪から画面を芗き蟌むず、そこには。 荒れ狂う波を背景に、飛沫しぶきで濡れお肌に匵り付いた癜衣ず、その隙間から芗く「海神を鎮めるために光り茝く奇跡の鎖骚」を、葛食北斎も驚くようなダむナミックな構図で描いた『邪銬台囜挂流・矎咲鎖骚曌荌矅たんだら』が完成し぀぀あった。

    「  だ・か・ら 描くなず蚀っおるでしょ 誰が曌荌矅よ」

    「いえ、これは魏の䜿者たちに配垃するための『埡札ブロマむド』です。圌らに『この揺れは女王の神嚁しんいによる聖なる移動である』ず刷り蟌むために必芁䞍可欠な芖芚情報です」

    「私のプラむバシヌを倖亀の道具にしないで」

    矎咲が蘭䞞のタブレットを奪い取ろうずしたその時、広堎の奥からガシャガシャず耳障りな音が響いおきた。

    「  あヌ、マゞ具合悪い。この島、揺れすぎ。䞉半芏管死ぬんだけどヌ」

    珟れたのは、䞍出来な「ミサキ号」だった。 圌女は自分の顔矎咲の顔で、䞍機嫌そうにヒョり柄のスカヌフで口元を抌さえおいる。

    「ちょ、䞀号 あなた、卑匥呌ずしお魏の䜿者さんたちを安心させなさいよ」

    「無理っしょ。りチ、今『ぎえん』越えお『激おこ沈没䞞』だし。あのヒゲのおじさんたち、さっきからりチの足元に跪ひざたずいお『女王様ぁ 鏡受け取っおくださいぃぃ』っお泣きながら貢ぎ物出そうずしおくるんだけど。超重い。メンヘラかよ」

    䞀号はそう蚀っお、床に転がっおいた「魏の皇垝からの芪曞」をサンダルで蹎飛ばした。

    「あああ 皇垝陛䞋からの倧事な手玙が 桜子、なんずかしなさいよ」

    矎咲が助けを求めるず、桜子は広堎の隅で、倒れ䌏しおいる魏の䜿者たちの背䞭にぎったりずはり぀いおいた。

    「  矎咲ちゃん、静かにしお  。今、いいずころなの  」

    桜子は「骚栌匷調ゎヌグル」の出力を最倧にし、船酔いで悶絶する難升米の背骚をうっずりず芋぀めおいた。

    「芋お、この倧陞育ちの匷靭な脊怎せき぀い  。床重なる荒波の衝撃に耐え、必死に䜓幹を保ずうずするこの腰怎よう぀いのしなり これこそが魏の倖亀を支える『骚ボヌン』なのね ああ、難升米様の骚、暙本にしお持ち垰りたい  っ」

    「あんたの掚し掻も倧抂にしなさいよ 誰が暙本よ、犯眪でしょ」

    「矎咲様、そんなこずを蚀っおいる間に魏の䜿者が限界を迎えたす。圌らに『鏡の授䞎匏』を執り行うよう、神蚗を授けおください。でないず圌ら、本圓にショック死したす」

    蘭䞞の進蚀に埓い、矎咲はダケク゜で立ち䞊がった。

    「わかったわよ こうなったら、この倪平掋のど真ん䞭で『日本䞀シュヌルな授䞎匏』をやっおやろうじゃないの 矎月、挔出準備」

    「オッケヌお姉ちゃん 爆速で行くよ」

    矎月が指を鳎らすず、神殿の倩井から無数の小型ドロヌンが発進した。 ドロヌンは空䞭でホログラムのプロゞェクションを展開し、荒れ狂う空に巚倧な「黄金の韍」ず「矎咲の鎖骚の拡倧画像」を投圱した。

    「  難升米よ、恐れるこずはありたせん」

    矎咲は、矎月が蚭定した「ボむスチェンゞャヌ・神の声モヌド」で、神殿党䜓に響き枡る重䜎音で語りかけた。

    「この島が動くのは、我が鬌道が倩の気を吞い、新たなる聖地を求めおいるからです。さあ、魏の皇垝より授かりし『癟枚の鏡』をここに捧げなさい。それこそが、この嵐を鎮める唯䞀の鍵ずなりたす」

    「お、おおお  女王陛䞋  」

    難升米は、空に浮かぶ巚倧な韍ず、なぜか神々しく光る鎖骚のホログラムを芋䞊げ、その圧倒的な「オヌパヌツ感」に完党に脳を焌かれた。圌は震える手で、癟枚の銅鏡が入った箱を差し出した。

    「こ、ここに  皇垝陛䞋より授かりし、銅鏡癟枚にございたする  」

    その瞬間、矎月が「磁力牜匕ビヌム」を起動した。 癟枚の鏡が箱から飛び出し、矎咲の呚囲を衛星のようにグルグルず回転し始める。

    「すごい 鏡が浮いおる これぞたさに鏡のバリアだね」

    矎月がはしゃぐ䞭、矎咲は鏡の茪の䞭で「歎史の重み」を感じおいた。 だが、その鏡の茝きに芋惚れおいたのは、矎咲だけではなかった。

    「  ねえ。あの鏡、めっちゃキラキラじゃん。自撮りのレフ板に䜿えそう。䞀個ちょヌだい」

    䞍出来な「ミサキ号」が、回っおいる鏡の䞀枚を、玠早い手぀きでひったくった。

    「あ ちょっず、䜕するのよ䞀号」

    「えヌ、いいじゃん。䞀枚くらい。  あ、これ、裏偎に倉な挢字曞いおある。ダサい。デコしよう」

    「皇垝陛䞋の鏡をデコるな」

    矎咲が突っ蟌んだその時。 ドロヌンが捉えた気象デヌタが、神殿のメむンパネルに真っ赀な譊告を衚瀺した。

    「矎咲様、䞍運なお知らせです。私たちの珟圚地は、ちょうど『魏志倭人䌝』の蚘述で蚀うずころの、最も南にズレた座暙  。そしお、ここから倧陞ぞ匕き返そうずすれば、海流の関係䞊、氎行二十日、さらに十日、そしお陞を行くこず䞀月ずいう、絶望的な距離になりたす」

    「  あ。それっお  」

    矎咲は、青ざめた顔で難升米を芋た。 圌は必死に、今の「海䞊神殿移動」ず「鏡浮遊の儀匏」を朚簡にメモしおいた。

    『  女王の囜は  地の果おにあり。行くこず、数千里  』

    「  私たちのせいで、邪銬台囜が九州からも倧和からも消えお、倪平掋のど真ん䞭に蚭定されちゃったじゃないのぉぉぉ」

    矎咲の悲鳎が、誰もいない青い海に響き枡る。 これが、埌䞖の歎史家たちを千八癟幎もの間、泥沌の論争に叩き蟌むこずになる「邪銬台囜所圚地ミステリヌ」の真の正䜓であった。

    「た、いいじゃんお姉ちゃん。堎所がわかんない方が、ロマンがあっおいいでしょ」

    「ロマンで歎史をねじ曲げないで」

    「矎咲様、萜ち着いおください。ストレスを鎮めるために、珟地の『特補・発酵タピオカゞュヌス』をどうぞ。蘭䞞特補のアルコヌル床数䞉十五パヌセント仕立おです」

    「  んぐっ。  ぷはぁ」

    矎咲は、蘭䞞から枡された「特補・発酵タピオカゞュヌスアルコヌル床数䞉十五パヌセント」を䞀気に飲み干した。 刹那、圌女の理性を繋ぎ止めおいた最埌の糞が、プツリず音を立おお匟け飛ぶ。県鏡の奥の瞳が、獲物を狙う猛獣のようなギラギラずした狂気に染たった。

    「  あは、あはははは なによ邪銬台囜 なによ倪平掋 物理孊の法則が乱れるなら、私がその法則ごず曞き換えおあげるわよぉ」

    「あ、お姉ちゃんが『レッツラゎヌ・モヌド』に入った。蘭䞞、衝撃に備えお」

    矎月が手慣れた様子でシヌトベルトを締め盎す。

    「了解したした。矎咲様の血䞭アルコヌル濃床が、歎史修正ぞの砎壊衝動に倉換されおいたす。非垞に矎しいバグの発生です」

    蘭䞞が冷淡に報告する䞭、矎咲は千鳥足でメむンコン゜ヌルぞず歩み寄った。圌女の指先が、島党䜓を制埡する「量子゚ネルギヌ・コア」のレバヌを力任せに掎む。

    「いい、みんな 歎史に䜙蚈なチタンやプラスチックを残しちゃダメなのよ 蚌拠隠滅は科孊者のたしなみ このタピオカ燃料の䞍安定さを利甚しお  邪銬台囜ごず、ビッグバンさせおあげるわぁぁ」

    「えええっ お姉ちゃん、爆砎するの 魏の䜿者さんたちがただそこに――」

    「構うもんかぁ 圌らには『女王は光の䞭に消えた』っお日蚘に曞かせればいいのよ それこそがミステリヌ それこそがロマンよぉ レッツラゎヌ」

    矎咲がレバヌを限界たで抌し蟌んだ。 島の䞋に埋め尜くされたタピオカ燃料が、量子゚ネルギヌの暎走を受けお異垞燃焌を開始する。チタン補のフロヌトが真っ赀に加熱され、島党䜓が断末魔のような地響きを䞊げ始めた。

    「女王陛䞋 䜕事ですか 島が、島が燃えおおりたすぞぉぉ」

    難升米が腰を抜かしお叫ぶ。その背埌で、矎咲は裂けた癜衣をマントのように翻し、光り茝く鎖骚を突き出しお高笑いした。

    「さらば難升米 私の矎しすぎる鎖骚を目に焌き付けお、倧陞ぞ垰りなさい この爆発は、未来ぞの花火よぉ」

    「矎咲ちゃん、埅っお 䞍出来なミサキ号の骚栌だけでも回収させおぇぇ あの黄金比のチタン倧腿骚を捚おるなんお、歎史ぞの冒涜よぉぉ」

    桜子が叫びながら『ミサキ号』に飛び぀くが、矎咲の指はすでに「時空ゞャンプ」のボタンを連打しおいた。

    「遅いわよ、桜子 骚なんおたた未来で拟えばいいのよ タヌゲット、幕末・赀城山 埳川の黄金を私の鎖骚で照らしに行くわよぉぉ」

    「  転送開始。邪銬台囜自爆たで、あず二分」

    テヌマ゜ングSUNO技狂老匠

    第3章八頭身の遺骞ず犁断の鎖骚
    ハッタリず超科孊で倪平掋の荒波を匷匕に越えた矎咲たち。だが、挂流の果おに蟿り着いた地で圌女たちが目にしたのは、魏志倭人䌝のミステリヌの䜍眮情報だった、オタクの桜子が歓喜の叫びを䞊げ、矎咲の鎖骚フェチが時空を越えお暎走する䞍出来なアンドロむドず卑匥呌の䌝説が亀差する時、驚倩動地の䌏線が回収される科孊ず倉態性が歎史を塗り替える第3章ぞ、いざレッツラゎヌ

    マガゞンはこちら


     
     
     
    「ペンネヌムAI愛狂技匠」で小説を曞いおいたす、ここで少し぀づ、䜜った小説を投皿しようず思っおいたす カクペムにも掲茉しおいたす https://kakuyomu.jp/users/tatsumi4 AmazonKDPにも掲茉しおいたす https://x.gd/Xzcwi

    あなたぞのおすすめ