
Kindle出版でペーパーブックも出版するべきか?(知らないと損する話)
Kindle出版をやっている皆さんに質問です。ペーパーブックは作っていますか?
「えっ、ペーパーブック?Kindle Unlimitedで電子書籍出版してるんだから、紙の本なんて売れる訳ないでしょ」
そう思いますよね。
私も最初はそう思っていました。
しかも、ペーパーブックって表紙をCanvaで作り直さないといけないし、正直ちょっと手間ですよね。
電子書籍用の表紙をそのまま使えないなんて、面倒くさいなぁと思っていました。
でも、もしその「面倒くさい」ペーパーブックでも、毎月しっかりと売り上げが発生しているとしたら、どうでしょうか?
そして、どんなジャンルならペーパーブックが売れやすいか、明確な傾向があるとしたら?
なぜ私がペーパーブックについて語れるのか
私は2025年4月からKindle出版の副業を始めました。(厳密には3月の最終週からですが…)
そして、3ヶ月目の6月単月の印税は4万円(¥41,456)を超えました。7月は今のペースだと6万円を超えそうです。(7/12日現在で既に7月単月で¥27,792の印税が発生していますから、7万円に届くかもしれません。)
私は、過去出版した7冊全てでペーパーブックを作成しています。
しかも、7冊全てがChatGPTを基軸としながらも、全てが「異なるジャンル」の本です。
英語学習
AI副業
画像生成
ChatGPT入門
転職活動
note執筆
Kindle出版
この多様性があるからこそ、フラットに比較検証・傾向分析ができるんです。
意外な発見
実際にデータを見てみると、どの本がペーパーブックで売れるのか、明確な傾向が見えてきました。
正直、予想とは全く違う結果でした。
「この本は絶対にペーパーブックが売れるはず」と思っていた本が思ったより売れず、「まさかこの本が?」という本がペーパーブックでよく売れているんです。
出版の順番とペーパーブックの売り上げ数は、全く相関していません。
つまり、出版日が新しい本だから売れる、古い本だから売れない、という単純な話ではないということです。
実際の売上データを公開します
売上の内訳、気になりませんか?
今日は私のペーパーブックの以下売上データを公開しちゃいます。
4〜7月直近までのペーパーブック販売数
ジャンル別の販売の傾向分析と考察
まだペーパーブックを作ってない方、この機会にぜひ参考にしてください。
電子書籍だけでは見えない、新しい収益の柱を作ることができるかもしれません。
この続きでは、具体的な売上数字と共に、私がどのような思惑でペーパーブックを作成してきたかについても詳しく解説していきます。
結論から言うと、
私の全体の売り上げに占めるペーパーブックの割合は
毎月15〜25%程度を推移しています。
多い時では25%を占めるので、これは侮れません。
以下は7月12日現在の印税割合の数字です。
(キャプチャをあげるとアカウント停止リスクがあるのでべたうち数字でご容赦ください。)
Kindle Unlimited…70%
ペーパーバック…16%
電子書籍…14%
今月はこれまでで一番ペーパーブックの売り上げ割合が少ない月ですが、突然ペーパーブックの売り上げ割合が25%くらいになったりすることもありますのでまだわかりません。大体15〜25%の割合で毎月推移しています。
というか、売り上げってほぼ100%Kindle Unlimitedになるんだろうなと思っていたので、30%がペーパーブックと電子書籍だという事実にも驚いています。
ペーパーブックに関しては、「ペーパーブックって今の時代、注文する人いるのかな?」と正直思っていました。
だって、Kindle Unlimitedで無料で読めるのに、わざわざ紙の本を買う人なんているんでしょうか?仮にKindle Unlimited会員じゃないにしても、私は電子書籍の価格を99円にしていますからね。だからペーパーブックは絶対売れないだろうと思っていました。
でも、いるんです。
それが事実です。
ペーパーブック売上ランキング(2025年4月〜7月)
では、私のペーパーブック売上を書籍別にランキング形式で紹介します。
ちなみに、私はペーパーブックの価格を1,500円で統一しています。それより安くすると、印刷費や手数料を差し引いた後の利益が全く出ないからです。そもそも出版する意味がなくなってしまうんですね。
ではランキングと具体的な数字を発表していきましょう!
【第1位】2025年度版ChatGPT「超」簡単誰でも画像生成入門
ペーパーブック販売数:32冊
【第2位】ChatGPTでnoteを始めよう
ペーパーブック販売数:14冊
【第3位】ChatGPTを使って7日でKindle出版!
ペーパーブック販売数:6冊
【第4位】AI副業の教科書ChatGPTで月3万円を最速で稼ぐ方法
ペーパーブック販売数:5冊
【第5位】ChatGPT入門書
ペーパーブック販売数:4冊
【第6-7位】ChatGPTで内定獲得!!転職活動完全ガイド
ChatGPTで独学英語!
ペーパーブック販売数:0冊💦
最後の『ChatGPTで英語学習』はベストセラーにもなっているのですが、ペーパーブック販売数は0という結果に…。ChatGPTで英語学習する年齢層はきっと若いのでITリテラシーも高いからペーパーブックは不要ということでしょうか…。『ChatGPTで内定獲得!!転職活動完全ガイド』も販売日は4/9とかなり初期にも関わらず、販売数は0です…。ちなみに『ChatGPTで内定獲得!!転職活動完全ガイド』は既読KENPCにもほとんど貢献していません。この本は、一番本気を出して(!?)書いた自信作だったのですが…悲しき…。
出版の順番とペーパーブックの売り上げ数は相関していないということになります。
『2025年度版ChatGPT「超」簡単誰でも画像生成入門』は私が一番最初に出版したKindle本で、それはもうひどいクオリティでした。ページ改行とかももうガタガタで…。表紙もCanvaで30分くらいで作った、今思えば本当に恥ずかしい品質なのですが、販売当初からペーパーブックは売れ続けています。(今は更新に更新を重ね、表紙もプロの方にお願いして刷新したので一見普通に見えます。)
『2025年度版ChatGPT「超」簡単誰でも画像生成入門』は、ChatGPTでジブリ風の画像が生成され始めて世界中でニュースになった時に「これだ!」と思って私が1日で書き上げた書籍です。だから本当に最初はひどいクオリティだったのですが、それでも、ペーパーブックは売れたのです。
恐らくですが…世界中でニュースになったことにより、「私もやってみたい」と思った方が多く現れて、その中に高齢の方やChatGPTを全く触ったことがない、という方も一定数いらっしゃったのではないかと推察します。そこから『2025年度版ChatGPT「超」簡単誰でも画像生成入門』はずーーーっとペーパーブックが圧倒的に売れ続けるロングセラー書籍となっています。
ITリテラシーが低い層をメインターゲットとした層には、ペーパーブックの需要はある可能性があるという、一定の示唆になったと思っています。ChatGPTで生成された画像を手元でただ見てみたかった、という需要もひょっとするとあるのかもしれません。
逆に、ChatGPTを全く触ったことがない方がメインターゲットだった『ChatGPT入門書』は、ペーパーブックが売れると予想していましたが…、そうでもありませんでした。
『ChatGPTで英語学習』は販売を開始してまだ2週間弱なので、この書籍だけは販売時期の影響が多少はあるかもしれません。(でも、ベストセラーがずっと続いているのにペーパーブック販売数が0件なのはやっぱり読者層の影響なのかなと思います…)
なぜKindle Unlimitedがあるのにペーパーブックが売れるのか?
この現象について、私なりに分析してみました。
1. そもそもKindle Unlimitedに加入していない
月額980円のKindle Unlimitedですが、まだ加入していない読者は意外にいらっしゃるのかなと思います。特に、たまにしか本を読まない人や、特定のジャンルの本しか読まない人は、わざわざ月額で契約するよりも、欲しい本だけを購入したいと考える方がいるのでしょう。
2. 本は紙媒体で所有したい
これは私も理解できます。実際、私もビジネス書は書き込みをしたいので、手元に物理的な本を持ちたい派です。デジタルだと、付箋を貼ったり、重要な部分にマーカーを引いたりする感覚が違うんですよね。
3. 高齢層は電子書籍が苦手?
これは想像でしかありませんが、50代以上の方々は、まだまだ紙の本を好む傾向があります。特に「学習」や「実用書」のジャンルでは、この傾向が顕著に現れると言われています。あとはリテラシーはあっても、視力(ブルーライトは目が痛くなる)などの問題から紙媒体を好む方も一定数いらっしゃると想定されます。
4. 贈り物として購入している
ペーパーブックは「プレゼント」として購入されることがあるようです。電子書籍は贈りにくいですが、紙の本なら相手に直接渡すことができます。ひょっとするとこの用途もあるのかもしれませんね。
5. 「所有感」を求める読者層
デジタル書籍は便利ですが、「本を持っている」という実感が欲しい読者もいるでしょう。本棚に並べたい、手に取って読みたいという、アナログな欲求は根強く残っていると想定されます。
最も驚いたのは価格差
一番の驚きは、電子書籍なら99円で読めるのに、それでも1,500円を出してペーパーブックを購入する読者が「いる」ということです。
信じられますか?15倍以上の価格差ですよ?値段見てないのか、お金に困っていないのか…真相はわかりませんが…。
それでも購入する理由は、上記要因が複合的に作用しているからだと考えられます。
ペーパーブックを作るべきか?
いかがでしたでしょうか?
もし、あなたがまだペーパーブックを作っていないなら、すぐにでも作るべきだと思います。
理由は明確です:
追加の収益源になる
作成の手間はそれほど大きくない
読者層が広がる
長期的な資産になる
簡単な作り方のコツ
ペーパーブックを作成する際に一番ボトルネックになるのが表紙だと思います。でも、表紙は既存の表紙データさえあれば、Canvaで簡単に作れます。
KDPのペーパーブック作成ページからFMTをダウンロード
電子書籍用の表紙をCanvaにアップロードしてFMTに合わせる
背景の無地部分の色合いを既存の表紙に合わせて調整する必要がありますが、これはCanvaが自動でやってくれますよ。Canva本当にすごい。
ペーパーブックの表紙は凝り始める複雑です。だから単色にして、指定枠をとりあえずはみ出すようにして申請すれば通ります。とにかく、完璧を目指しすぎないことが重要です!
これだけで、統一感のあるペーパーブックの表紙が完成します。
まとめ
Kindle出版でペーパーブックを作っていない方は一定数いるのではないでしょうか。でもペーパーブック出版は「隠れた収益源」です。
電子書籍だけでは届かない読者層にアプローチでき、安定した収益を生み出すことも可能でしょう。
少しの手間で、売上を15〜25%押し上げることができるなら、やらない理由はありませんよね!
ぜひ、参考にしてみてください!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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「限界社畜OL」だった頃の私の自己紹介の記事もぜひご覧ください。