
公園から連れて帰り、いてもらうだけ。
暖かくなった。
花の春を思うと、うきうきした気分になる。
ただ、「寒いから……」と断る理由が
使いにくくなり、外へ出る機会が増えた。
だからこそ、一昨日は松ぼっくりが螺旋状なことを
発見することができたのだけれど。
今日はまた別の公園へ、犬の散歩に。
毎日そうそう発見があるわけでなく。
季節の空気を味わうことのできる
ちょっとした運動だった。
河津桜の花がいい頃で

モミジバフウとメタセコイアを
両手に包んで帰った。

こういうものを拾ってしまう。
何するわけでもなく。
かわいくて、家に連れ帰ってしまう。
昔拾ったハスの花托やシダーローズも
手元にある。

もちろん、どんぐりなんかも家にある。
クラフト好きな人は、
これらをリースにつけたりして楽しむ。
だから、世では売りに出ていたりする。
そういう売買には気が向かないし、
クラフトアートを楽しむでもない。
公園の土の上に ころん といたこれらを、
うちに連れて帰りたくなる。
連れて帰って……、それだけ。
玄関の棚の上やテーブルの上に
ころん と転がしている。
それを日々、見ているだけ。
そんな自分を少し持て余している。