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S高つくば本校スクーリングについて。日記と、行く前に知りたかったこと。

    筆者が4期生として在籍するS高等学校では、茨城県つくば市で行われる「本校スクーリング」というイベントがあります。ただし、ブログや知恵袋、Slack、公式サイトなどを探してみても、事前に得られる情報があまり無いように感じました。

    そこで、筆者が本校スクーリングに参加するにあたって、日記や、行ってみて初めて分かったこと、行く前に知りたかったことなど、書き留めていたメモから書き出してみようと思います。

    【忙しい人向け】

    • 筆者は2025年度に、北海道から参加しました。ルールが変わったり、履修科目が違うなど、個人差がありますし、間違いがある可能性もあるため参考程度に読んでほしいです。もし何か質問や間違いがあれば気軽にコメントをしてほしいです。

    • メンターや各種問い合わせ先からの返答には大抵数日かかるため、調べてわからないことがあればなるべく早く連絡することをおすすめします!ギリギリになると本当に焦ります!

    • 公式に得られる情報はなるべく載せていないため、自分で調べて、情報を合わせていただけるといいかなと思います。

    • スクーリングハンドブックなどはよく読んでおくことをおすすめします。

    • 筆者が参加したのは通学型スクーリングです。

    • 出席確認にはスマホを利用します。学校の電源は使えないため、モバイルバッテリーはほぼ必須かなと思います。ただし、万が一スマホでの出席確認ができなくなっても、専用のプリントを用意してもらえるので、スマホを持っていない人でももちろん行けると思います。

    • 有料の送迎バスがあります。3日間合計で9000円です。キャンセルする場合にはキャンセル料がかかります。

    • 市営バスは、最寄りのバス停が遠く、本数も少なめのため、利用する際には注意です。

    • 宿泊型の場合、複数人で一部屋に泊まるそうです。同じ部屋に泊まる人を選ぶことはできないらしいです。

    • 通学型の場合、調理実習や課外活動は無かったです。

    • 靴箱は利用できないため、外靴用の靴袋を持っていく必要があります。

    • 体育でグラウンドに出る際は靴箱を利用できるため、靴袋は一枚でいいです。

    • 登校時に生徒証を提示するため、デジタル生徒証の人はNLobbyにログインできるようにしておくかスクリーンショットを、物理的に生徒証を持っている人は忘れないように気をつけたほうがいいです。

    • 毎授業出席フォームとアンケートを提出するため、念の為学校のGoogleアカウントのメールアドレスとパスワードをメモしておくといいです。

    • 校舎には飲料の自販機がありますが、売り切れていたり、混んでいて時間に間に合わない可能性があるので、ペットボトルなどを複数本持参することをおすすめします。

    • 筆者が登校した日、授業が行われていた教室は10室程度、一教室あたり40人程でした。(目測です。)

    • 男子トイレは、一箇所につき、個室が2個、小便器が4個程でした。筆者はトイレが近いので、結構少なく感じました。お互いのために、トイレでスマホをいじったりするのはやめましょう。

    • 生物基礎は理科室、美術Ⅰは美術室、体育Ⅱは体育館とグラウンド、というように科目によって教室移動がありました。授業前に先生から説明があるため今すぐは覚えなくて大丈夫です。

    • 教室移動の間、荷物が置いてある教室は鍵がかけられるため、忘れ物に気をつけたほうがいいですが、万が一忘れ物をしても鍵を開けて貰えます。

    • 体育館には暖房が無く、季節によってはとても寒いので暖かい上着を持っていくといいと思います。

    • プリントがある授業が殆どです。おそらく教科書やノートは必要無いと思います。筆者は大荷物になってしまうので持っていきませんでしたが、全然理解できました。

    • グループワークを含む授業がありますが、あまり話さなくても特に問題はないと思います。

    • 屋上に行くことができました。食事はできなかったです。

    • 空が綺麗でした。

    • 水分補給原則禁止(先生に確認が必要)という厳しめなルールがあるため、先生に相談しておくと安心できます。これに関しては、改善してほしいですね。

    【特に持参をおすすめするもの】

    • モバイルバッテリー(出席確認やアンケートでスマホをフル活用するため必須)

    • 外靴を入れる靴袋(靴箱が使えません。体育用と合わせて1枚あればOK)

    • 防寒着(暖かい上着)(体育館に暖房がなく、季節によっては本当に寒いです)

    • 複数のペットボトル飲料(自販機が混雑・売り切れになる可能性があります)

    【前提】

    • ルールが変わることもあるため、参考程度に読んでほしいです。

    • 筆者は男性で、17歳です。北海道札幌市に住んでいます。

    • 履修科目は入学時から変更していません。標準履修科目のみです。

    • 持病により食事制限があるため、通学型スクーリングにしました。

    (本校スクーリングには宿泊型と通学型があり、公式サイトで説明されているような、旅館に泊まったり、観光をするのは宿泊型の方です。宿泊型では宿、食事、部屋、泊まる部屋のメンバーなどは自由に決められず、筆者には合わないと感じたため通学型を選びました。因みに、宿泊型では1部屋に大体5~10人程が泊まるらしいです。)

    • 普段あまり家から出ないため体力は無い方だと認識しています。

    • 緊張するとトイレが近くなるタイプです。50分授業でも1回はトイレに行きたくなります。

    • こまめに水分補給をしないと具合が悪くなる体質です。

    (スクーリングのルールに『原則授業中の水分補給禁止』と書いてあることには未だに納得できないです。長時間の退出で単位認定に関わること、それに伴い長時間のトイレ退出で単位認定に関わることはまだ納得できるんですが、水分補給に関しては何がいけないのか分からないです。先生によっては自由に水分補給してよかったりします。統一してほしいし、ルールに書くのであれば理由を書いてほしいんですけどね……)

    • 複数の通学手段がありますが、送迎バスの場合キャンセル料がかかるため、早めに決めておくことをおすすめします。

    ①送迎バスの利用

    学校側で用意してもらえるバスがあります。3日で合計9000円かかります。行きはつくば駅近くから出発し、30分程で到着します。帰りは、オフ会というイベントが開催される関係上、オフ会終了時間までバスが出発しません。筆者としてはこれが一番おすすめです。ただし、オフ会に参加しない予定の人は別室で出発まで待たされるので注意です。

    ②市営バスの利用

    最寄りのバス停が少し遠いこと、本数が少なく、到着/出発時刻が授業開始時刻/授業終了時刻と微妙にズレているため、筆者はあまりおすすめしないです。それなりに使っている人は見かけました。

    ③タクシーの利用

    3日間とあまり長くないため、予算が許すのであればタクシーもアリです。アプリで呼べるかは分からないです。

    ④レンタカーの利用

    運転できる人が同行しているのであれば、レンタカーを借りてしまうのも1つの手です。ただし自分が運転免許を持っていても学校には停めておけません。自転車・バイクも同様に停めておけないため注意です。

    今回筆者は保護者に同行して貰えたため、レンタカーで登下校をしました。本当に感謝です。

    • 登校時に生徒証を提示するため、デジタル生徒証の人はNLobbyにログインできるようにしておくかスクリーンショットを、物理的に生徒証を持っている人は忘れないように注意です。

    • 毎授業出席フォームやアンケートを提出するため、念の為学校のGoogleアカウントのメールアドレスとパスワードをメモしておくといいです。

    【宿泊前】

    単独で登下校できる自信が無かったので、母親と2人で行くことにしました。

    北海道に住んでいるので、10:30から始まるスクーリングに当日出発では、お世辞にも余裕があるとは言えないスケジュールになってしまいます。 よって、前日に茨城に移動し、前泊することにしました。

    また、授業は早くて17:30に終わるので、最終日にそのまま空港に移動して帰るというのも、ギリギリのスケジュールになってしまいます。そのため、観光ついでに後泊もすることにしました。

    したがって、スクーリング3日間と、前泊、後泊を足して計4泊5日の宿泊をすることにしました。

    持病があり、朝夜2回の薬を飲む必要があるので、小袋に分けて準備しました。

    また、授業中や移動中に体調が悪くなった時のために、吐き気止めや痛み止め、解熱剤などを別のポーチに入れ、すぐに取り出せるようにしておきました。

    飲み物は、100円ショップで売っているような、紐が付いているタイプのカバーに入れて、常に持ち歩くことにしました。

    新千歳空港から茨城空港への直行便も無いわけでは無かったのですが、東京観光も兼ねて羽田空港行きに乗ることにしました。

    【1日目】

    朝、早い(といっても、普段起きるのが9時台なので、全日制に通っている人にとっては一般的かもしれない)時間に起きました。

    家に帰ってきて、泥棒に入られていたとか、火事があったとかでは困るので、あらゆる窓の鍵を確認し、エアコンを止め、電化製品のコンセントを抜いておきました。(帰ってきた時、床冷えっ冷えでした。)

    幸いだったのは、その時がまだ雪が積もっていない時期だったことです。もし積もっていたら、北海道の上では暖かいジャンパーと手袋を履くなど、厚着をして、関東に着いた途端パーカーに着替える、というように手間がかかります。しかも、暖かいコートは結構かさばるんですよね。積もっていないおかげでコート1枚分の荷物が減るのだと考えると、大変ありがたく感じます。そういう意味で、夏にしても冬にしても時期を選ぶのは大切です。とはいえ結局、寒さに耐えかねて厚さの違う2枚のジャンパーを持って行きましたが、それでもコートやスキーウェアを持って行くよりは良かったです。

    昼頃に出発する飛行機ではありましたが、だいぶ余裕を持って計画を立てていたので、結果的にちょうど良かったと思います。具体的には、一行動毎に2回トイレに行けるぐらいでした。

    なるべく金額を抑えるため、今回は行きも帰りもAIRDOを利用しました。約1時間30分しか乗らない飛行機に機内Wi-Fiや映画を求めるわけでもなかったので、LCCであるとはいえそんなに悪い点は感じませんでした。オニオンスープも美味しかったし。

    このぐらいの時間の飛行機であれば、スマートフォンに音楽を入れ、イヤホンを持っていくことをおすすめします。エンジンの音がうるさすぎて本を読める感じではないし、寝たり、映画を観るには時間が足りない、インターネットは使えないからSNSやLINEは見ることができない。そんな中騒音を軽減して、短時間でも楽しめる娯楽は音楽が一番だと思います。調べたところ、Bluetoothイヤホンは機内でも使っていいようなので、有線でなくても良いと思います。

    羽田空港に到着し、天気も良い中颯爽とモノレールに乗りました。東京とはこんな感じかと街を眺め、道を歩く人や年代の違う建物達に思いを馳せながら、秋葉原へと向かいました。

    秋葉原へ到着し、地上へ出ようとしましたが、やはり人が多かったです。北海道の中でも都会に住んでいると思っていたのですが、田舎者が都会の洗礼を浴びたようでした。

    そんな中再度田舎者だと自覚させられたのが、実際の秋葉原は想像よりオタクな街ではなかったと認識したときでした。今までずっと秋葉原はオタクの街のイメージがありました。広告はゲームやアニメのものが多かったのですが、体感3割程は外国人観光客で、残りは見た目も目的もバラバラな人。いかにもオタクというような見た目の人は殆ど見かけませんでした。

    スーツケースを引き、パソコンパーツを買って帰るようなお金も筋肉も無かったので、東京ラジオデパートを1周し、吸いこんで良いのか分からない香りを吸い込みながら、知っているゲームの広告の写真を数枚撮ったところで、さっさと茨城県に移動することにしました。

    茨城県へは、秋葉原駅からつくば駅まで、つくばエクスプレスで向かいます。このつくばエクスプレス、快速で45分、普通列車で57分と、それなりに体力を削られる電車であることには注意しておきたいです。また、利用者数も体感多めなので、乗り物酔いをする人は対策しておくことをおすすめします。

    東京は高い建物が多かったのですが、茨城に入って少し経つと一転して視界に地平線が広がるようになります。今回行く場所がのどかな土地であるというのは聞いていたのですが、北海道とはまた違った土地であるように感じました。

    東京・茨城に共通して感じたのが、目が寂しいことです。何がそう感じさせるのか考えてみれば、建物の屋根が三角であることもそうなのですが、一番大きいのは山が視界に入らないことだと分かりました。

    とはいえ筑波山があるので、山が全く無いわけではないです。だから、山が視界に入らないというよりも、山が横に大きくないため常に視界に入っているわけではないという方が正確でしょうか。

    北海道では、山が低く横に広いので、常に山が視界に入るのだと思います。少し寂しさを感じ、山の安心感は偉大なのだと気付かされました。

    泊まったのはつくば駅から少しだけ離れたビジネスホテルでした。極端に古いわけでも壁が薄いわけでもなかったので、今回の目的には十分だったと思います。むしろ、とても過ごしやすかったです。エレベーター内に書いてあったポスターを見ると、どうやらゴルフ目的での宿泊を推奨しているようでした。

    フロントで鍵を受け取り部屋に入ると、一人でほぼ4日間過ごすには十分すぎる広さの部屋が広がっていました。

    荷物を置き、カーテンを閉めようと引っ張ったのですが、なかなか閉まりきらないのです。なぜかカーテンの長さが足りませんでした。これがビジネスホテルクオリティなんだなと思いました。加湿器、水を直に入れるタイプだったし。

    隙間から星空が見えて良いだろうとポジティブに捉えつつ、夕食と、当日、登校途中に昼食を買えなかった時のために、予備の食料を買いに行くことにしました。

    既にだいぶ暗くなっていたので、熊を恐れながらコンビニへと歩きました。結局、宿泊1日目の夜ご飯はカレーライスになりました。ものすごく高齢な店員さん(つくばの温かさを感じるような素敵な佇まいの方だった)に温めてもらい、ほっこりしながらも初日は終了しました。

    【2日目(本校スクーリング1日目)】

    初めての環境だったからか、あまりすっきり眠れませんでした。パソコンを持ってきていないのでゲームはできないし、テレビのバラエティ番組も北海道とは違うラインナップであまり面白く無かったです。どさんこワイドが恋しいね。

    ニュース番組に関しては知らない地域の天気を延々と聞かされ続けるので興味が湧かなかったです。それはどこのこと。どさんこワイドがやっていないだけでこんなに寂しいのか…。

    朝食はホテルのビュッフェでした。すごく大きいホテルではなかったので、バリエーション自体は少なかったです。そもそも筆者は外食が苦手で、家の外では食欲が無くなってしまうタイプです。だからあまり量は食べなかったけど、マーガリンが無味だったことだけは覚えています。

    そんなわけでスクーリング初日に具合悪くなったでは困るので、眠気を元気に変換して、登校することにしました。

    雲一つない快晴を横目に、車で移動しました。道幅自体は北海道と変わらないはずですが、各家に塀があるからか、北海道よりも狭く感じました。

    1日目に念の為朝食を買っておいたと書きましたが、登校中にコンビニで朝食を買うことができたので、置いていきました。

    学校に到着。保護者送迎の車は、駐車場内に入ることができました。開門は9:45で、それより前は生徒達が並んでいるので、開門直後に行くと玄関は混んでいます。早めに登校しておきたい人でも、HRが10:30からなので、10:00ちょうどぐらいに到着するように登校するのがいいと思います。

    玄関に入ると、生徒証の提示を求められます。大抵はデジタル生徒証だと思うので、ログインできるようにするかスクリーンショットを取っておくといいです。物理的な生徒証の人は忘れないようにしたいです。(ちなみにスクリーンショットは、提示しても止められたことがないので大丈夫だと思います。)

    靴箱は利用できないので、各々で靴袋を用意しておく必要があります。

    NLobbyのスクーリングのページで授業時間、科目、教室が確認できるので、その教室に向かいます。避難経路や、トイレが近い人はトイレの場所を確認しておくといいです。

    あらゆる場所に先生が居るし、どの先生もフレンドリーに話してくれるので、分からないことがあれば気軽に聞くといいです。

    実際に授業を行う教室の番号は1~10程で、各教室に約40人ずつの生徒が入っていたような印象を受けました。

    また、入れないエリアもあります。

    トイレは各階に一個で、入れないエリアに複数箇所使えないトイレがあります。男子トイレの場合、トイレ一箇所につき個室が2個、小便器が4つ程ありました。少なめなので、個室でスマホをいじったり占有するのはやめましょう。

    教室に入ると、全ての座席に自己紹介カードと首から下げるカードホルダーが置いてあります。このカードを常に身に着けていないと、先生に話しかけられたりするので、忘れないようにしましょう。

    座席は完全に自由席で、トイレが近い人は先生に気づいてもらえるよう前に座るのがおすすめです。

    3~4つの机を合わせた形の机なので、初日の朝は向かい側に座っている人と目があって気まずかったです。

    換気のため、廊下の窓と、教室は窓一枚と前後のドアが開放されていました。暖房はついていたと思いますが、寒がりな人は1枚上着を持っていくことをおすすめします。

    さて、授業が始まりました。1日目の授業は殆どの時間が特別活動Ⅱと総合的な探究の時間で、グループワークが多かったです。他人との交流が苦手な人にとっては、この時間が一番の苦痛かもしれないです。自己紹介や、決められたトークテーマに沿って話すという内容でした。

    ちなみに、先生が「茨城県内から来た人」と教室全員に聞くと、8割が手を挙げていました。驚くことに、自分一人だけが北海道から登校していることが分かりました。

    また、この授業で近い座席の人と打ち解けることができ、この日から3日間、それなりに仲良しのグループとしてそれなりに固まって過ごすことができました。

    授業が終わると昼食の時間になりました。昼食の時間のアナウンスが流れたりはしないので、時間を間違えたりしないように気をつけましょう。アナウンスされないからか、初日はなかなか誰も昼食を出さなかったです。誰も今が昼食の時間という自信が無かったからだと思います。あるある。

    昼食の時間が終わると、その後は体育でした。初日から体育館に移動でした。荷物は教室に置いて移動するので、授業中は荷物のある教室が施錠される形になります。忘れ物が無いように気をつけたほうがいいですが、もし忘れ物をしても廊下に居る先生に話しかければ開けてくれるようなので、過度に心配をする必要はないです。

    体育館は暖房が無く、あり得ないほど寒いため上着を持っていくといいです。

    授業が終わり、体力温存のために筆者は参加せずに帰ったのですが、本校スクーリングでは、1日目と2日目の授業後に「オフ会」というイベントがあります。内容に関しては毎回違うようなので確認してもらいたいのですが、スポーツをしたり、Wiiなどのゲームをしたり、幅広いジャンルで楽しめるようでした。

    注意点として、送迎バスは時間の関係上オフ会が終了してから出発するので、送迎バスを利用してかつオフ会に参加しない人は別室で待たされるようでした。

    そんなわけで本校スクーリング初日の登校は終わりました。親に迎えに来てもらい、途中コンビニに寄りつつ、ホテルに帰りました。

    移動中、綺麗な夜空を期待して訪れていたことを思い出しました。しかし、ふと空を見上げても、あまり星はありませんでした。じっと見つめればほんのりあるものの、想像していた夜空ではなく、少し悲しかったです。

    夕食は、先に書いたように念の為買っておいた昼食用のチャーハンでした。筆者は持病があり脂質の多い食べ物を制限しているので、久々に食べた脂っこい食べ物に、涙が出ました。

    シャワーを浴び、歯を磨こうとアメニティの歯ブラシを出し、いつもの調子で磨き始めると、突然激痛が走りました。いつも柔らかい歯ブラシを使っているので、硬いホテルの歯ブラシで血が出てしまったのです。ホテルの歯ブラシはなぜあんなに硬いのか理解できないです。いってえ。

    その後、寝るためにベッドに仰向けになり、メガネを外し、天井を見つめると、黒い点が動いていることに気づきました。驚きつつも急いでメガネを付け直し、再び注視すると、テントウムシのような何かが天井を冒険していることが分かりました。

    道民なのに虫が苦手な筆者は、パニックになりながらフロントに行き、虫を捕ってもらいました。あんなに恥ずかしい時間は人生で無かったと思います。本当にフロントの方には感謝です。テントウムシと相部屋は嫌なので。本州に移住するとゴキブリも出るのだろうか、一生本州に住むことはできないだろうな、などとと考えながら、その日は眠りました。

    【3日目(本校スクーリング2日目)】

    ホテル生活にも慣れ、2日目と同じように朝の支度を済ませました。

    登校後、初日と同じ席に座り、昨日仲良くなったグループの人と会釈をしつつ、特に失敗は無く普通に授業を受けました。

    昼食の時間、先生方の放送があり、生徒にリクエストされた曲を流すというコーナーがあったようなのですが、敢えて言葉を選ばずに言えば音量が小さかったです。本当に。

    (愚痴になってしまうのだが、N高等学校グループは、ネットの高校と自称する割にこの放送のようなミスがあったり、誤字が多かったり、情報が場所によって混在していたり、ZENStudyにもミスがあったりするので、心に余裕を持っておく方がいいです。探すと結構あります。)

    本校スクーリング初日と同じように、2回目の体育の授業がありました。昨日と違い、この日の体育ではグラウンドでサッカーをしました。これまた昨日仲良くなったグループで固まり、体を動かしました。

    昼食が足りなかったか、原則水分補給禁止が響いたか、その後の授業で一瞬体調が悪くなったのですが、なんとか乗り切ることができました。

    ここからは完全に推測なのですが、もし体調が悪くなったなどの理由で本校スクーリングの授業が出席にならなかった場合、もう一度本校スクーリングに呼びつけられるということは無いと思います。おそらく全国拠点スクーリングに振替されるだけだと思うので、体調が心配な人は、無理しすぎる必要はないと思います。

    これを読んでくれている人の学力がどの程度なのかは分かりませんが、授業に出ないとテストが不安などと思っている人は、心配する必要はないと筆者は思います。本校スクーリングの授業で扱う範囲は超少ないからです。そう。超。超少ない。教科書も必要が無いレベルだし、単位を取るため、面接指導をするための建前上の授業といっても遜色ないと感じました。

    だから、途中で体調が悪くなっても、無理をしすぎる必要はないと思うし、教科書を持って授業内容全て暗記、などと気張る必要もないと思います。

    ただ、先生の立場になってみれば、いくら授業が簡単だからといってプリントに何も書いていなかったり、スライドを丸写しだったりすると悲しいと思うので、目を輝かせて、面白そうに授業を聞きましょう。

    そんなわけで本校スクーリング2日目も終わり、残り1日となりました。折り返し地点です。気は抜けません。本番はここからです。

    宿泊3日目。少しリフレッシュをしようと思ったのですが、ホテルについていた露天風呂に行く程の元気は無かったので、部屋のお風呂に湯船を張ることにしました。浸かった瞬間、全身から疲れが抜けていくような気がして、少し長く入りすぎてしまったからか、のぼせてしまったのですが、無事にこの日を終わらせることができました。

    【4日目(本校スクーリング最終日)】

    ついに最終日。ここまでが長かった、ここからも長いです。この日の朝が一番気分が重たかったかもしれないです。

    この日は、生物基礎、美術Ⅰの授業があり、それぞれ理科室、美術室への移動教室でした。もしこれらを履修している人は知っておくと良いと思います。

    無事に午前の授業が終わり、昼食の時間になります。この日、昼食時間は屋上が開放されるということで、昼食を食べてから階段に向かいました。屋上から見える半球上の物体は大きな天体観測ドームですが、先生に聞くとどうやら故障して使っていないらしいです。

    正直絶景というほどではなかったです。少しがっかりしました。でも、そんな普通の光景が、かつてここの学校に通っていた生徒達が見ていた当たり前の景色が、中学校を不登校として過ごした自分にとっての、違う世界線では存在したかもしれない、”当たり前”の青春を取り戻させてくれたように感じました。

    最終日にはオフ会は無いです。無事に本校スクーリングが終わって嬉しい気持ちと、別の世界線の日常から、いつもの冷たい日常に戻らなければいけない悲しい気持ちが複雑に入り混じる中、温かい飲み物を買って、下校しました。

    ホテルに到着し、夕食を食べながら、同時に自分の努力を噛み締めました。不安だった本校スクーリングがついに終わったのです。3日分の疲れを流すため、露天風呂に入ることにしました。広くは無かったです。気のせいだった気もしますが、星が1日目よりも綺麗に、よりたくさん、強く輝いているように見えました。自分の努力を褒めてくれていた気がしました。

    「S高等学校」と書かれた校銘板の写真
    「S高等学校」と書かれた校銘板の写真です
    S高等学校 廊下の写真
    廊下の写真 行けないエリアもあります
    かつて通っていた生徒達の日常を感じました

    【5日目】

    ついに本校スクーリングという、S高等学校での大きいイベントの一つが終わりました。意外と終わってみるとあっさりだったなと思います。

    さてこの日は、夕方に飛行機に乗るまで、東京を観光することにしていました。行きと同じルートを反対に辿り、つくばエクスプレスでつくば駅から秋葉原駅へ、そして、秋葉原駅から山手線に乗りました。

    山手線に乗るのは初めてだったから、怖かったです。ただでさえ人酔い、乗り物酔いをするのに、利用者数が多いと言われる山手線に乗るのはなかなかのチャレンジでした。結論から言えば、心配するほどでもなかったと思います。

    というのも、おそらく通勤/帰宅ラッシュに乗ればさすがに酔っていたと思いますが、休日の昼頃に乗ったために利用者が少なかったのだと思います。

    ギターが好きなので、Fender Flagship Tokyoに行くため、原宿駅で降りました。

    原宿では、秋葉原と同じように吸い込んで良いのか分からない臭いが漂っていました。外国人と思わしき観光客が沢山居たのですが、原宿には外国人向けの観光スポットがあるのでしょうか?

    そんな事を考えていると、急に話しかけられました。「お兄さんカッコいいね」本来ならば振り返っては行けなかったと思いますが、次の瞬間、特に何も考えず筆者は振り返ってしまっていました。目が合い、ついグータッチをした瞬間、気がつきました。客引きだ。東京に来て舞い上がって都会人になったつもりでいました。着いて行ったら高い何かを掴まされるに違いない。

    幸い、先に進んでいた親に呼ばれてその場を急いで立ち去ることができました。

    田舎者であることを見抜かれていたのだと思います。多分。

    結構怖かった。

    そんなことがありつつ、特に惹かれる物は無かったため、竹下通りを通り過ぎました。

    Fender Flagship Tokyoには10万円を超えるギターしか置いていなかったので、買えるはずもなく筆者が好きなKing Gnuのメンバーの写真の写真だけを撮って出てきました。

    1日目の秋葉原といい、原宿といい、東京は買い物をして楽しむ街で、それに伴ってお金が無いと楽しめない街なのだと思いました。

    次に東京に来る時には、欲しい物を買えるぐらいのお金を用意してこようと決心して、再度山手線に乗りました。

    次は渋谷駅で降りました。

    なぜ空港まで行かないのかというと、あのスクランブル交差点に訪れたかったことと、ネッ友と会うためでした。

    スクランブル交差点は、思っていたよりも普通の交差点でした。変な人がいるわけでも、すごく大きいわけでもなかったです。ただの交差点。画面の前でしかスクランブル交差点を見たことがなかったから、実際のサイズ感が分からなかったのです。ここでもまた田舎者であることを自覚させられました。

    ネッ友とは近くのゲームセンターでプリクラを撮り、(失くした。すみません。)カフェで話すことにしました。2歳歳上のゲーム友達で、高校時代からアルバイトを頑張っていたすごくアクティブな人だったから、尊敬していました。大学生活について聞き、今度久しぶりにゲームしようという旨の約束をして解散しました。少しの時間しか話せなかったのですが、初めて会うネッ友がこの人で良かったと思いました。東京っていい街だね。

    この辺で、1日に2ターンしか動けないような筆者は疲れてしまい、予定よりも早く羽田空港に向かうことにしました。

    渋谷駅から山手線で品川駅に、品川駅から京急本線で羽田空港まで向かいました。

    親族や友達のためにおみやげ(主に東京ばな奈)を買い、自分たちは遅めの昼食を取ることにしました。つくば市にある「蔵日和」というパン屋さんのメロンパン買っておいたので、空港内で食べました。結局この5日間で外食はしなかったのですが、それを後悔しないほど美味しい食事だったと思います。

    新千歳空港から札幌駅の電車で、アナウンスされる取って付けたようなイランカラプテを聞きつつ、札幌駅で友達とマクドナルドを食べました。正直、ここで食べたマクドナルドが5日間で一番美味しかったと思います。一仕事終えて日常に帰ってきた、まさに喜びの味でした。

    最寄り駅から家まで歩きながら、空を見上げました。良くも悪くも、つくばで見たよりもたくさんの星が見えました。よく見ると、三つ直線上に並んだ星が見えました。おそらくオリオン座だったと思います。綺麗な夜空を見ながらも、5日ぶりの家に到着しました。

    当たり前といえば当たり前なのですが、床がとてつもなく冷たかったです。家を出る前に暖房を消していったからです。床に水を垂らせば凍るだろうというぐらいに冷たかったです。こればかりは仕方がないですね。

    マクドナルドで頼んだLサイズのポテトの残りを食べながら、その日はぐっすり寝ることができました。

    【あとがき】

    特に何も考えず書いたのと、とてつもない長文になってしまった上、最初は常体で書いたんですが、後から敬語に直したので、変な部分があったら申し訳ないです。少しでも読んでくれた人には感謝を申し上げたいです。

    もし役に立ったのであれば、チップで応援してもらえるとありがたいです!

    ではまた今度!

     
     
     

    くろ

     
     
    S高等学校 King Gnuが好き

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