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【社会人編17】苦手な人と働けますか?

くりす

「・・新井。
 実は私、異動が決まってな。」

「えぇ、何となく気付いてます・・」

緒方部長の異動話。
最近の周囲の動きで、察してはいた。
けど、間違いであって欲しかったから、
確認はしていなかった。

「正式発表」ついに、聞いてしまった。

緒方部長が異動になって、
代わりに総務の責任者でやって来るのは、、

「大下専務ですよね、分かってます!」

新井が一番恐れていた状況。
この会社で、新井が一番苦手な上役。
あの大下専務が、総務部に戻ってくる。

しかも、前回の時とは違う。
今回は自分の「直属上司」としてだ。
そして今、総務部に在籍してるのは、、、

「ちょっと新井君、何ボーっとしてんの。
 月末処理、もー新井君待ちなんだけど!」

自分以外には、この小田原さんだけ。

大下専務と小田原さんと3人で、
総務部としてやっていく、、、

考えただけで、気が遠くなる。
と言うか、今からでも逃げ出したい。

異動は2ヶ月後。

社員旅行に、決算業務。
この2ヶ月は普通に忙しいけれど。
最早、そんな事すらどーでもいい。

「2ヶ月後からどうするのか?」

新井の頭の中ではその事だけが、
グルグルと駆け巡っていた。。。

このお話は、筆者の社会人生活を振り返る自伝です。
「愛想ない・体力ない・向上心もさしてない」
ないない尽くしの若者が、
サラリーマン生活に希望を見出すまでの記録です。

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第17話当時(現代より8年ほど前)

実際問題、どしたものか?

何をしてても、コレが頭から離れない。

人を寄せ付けないオーラをまとい、
自ら「私は協調性がない」と言うお方だ。
話しかける事すら気を使うのに。
「相談しながら仕事をしろ」など、
とても務まる自信がない。

せめて、総務部のもう1人。
小田原さんが専務と普通に仕事できれば、
まだ救いもあるけれど、、、

 
 
 
子供の頃は小説家になるのが夢だったおじさん。 日常をエッセイにしたり、小説にしてみたり。 面白おかしく書いてけたらと思います。 社歴25年の事務員なので、事務職にまつわることも。

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