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【婚活編5】共通の趣味は武器ですか?

    くりす

    (2026年1月20日 リライト)

    「憧れのあの子」にかまけてる間にも、
    時間は容赦なく過ぎ去っていた。
    「あの結婚式の夜」から2年近くが経過して、
    新井も29歳になっていた。

    20代も、あと1年。

    別に20代のうちに結婚したいとか、
    思っているわけではないが。
    女性と付き合った事もないままに、
    20代を終えるのは少々つらい。

    わずか2年ほど前まで、
    「生涯独身でもいい」と思ってたんだから、
    当然と言えば、当然な現状だけど。

    玉砕も経験した事で、少し度胸もついたはず。
    「第2幕」はここからである。

    30歳手前で、よーやく点いた小さな火。
    まだ、かがり火のような小さな種火。
    この火を絶やさず、
    前に進んでいけるだろうか・・・

    この物語は「彼女いない歴=年齢」だった筆者が、
    どーにか結婚にたどり着くまでの自伝です。
    登場人物にモデルはいますが、
    実在の人物とは関係ありません。

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    婚活勢力図(29歳時点)

    「会社のおばさん、
     小田原さんとか論外だよなぁ。
     洋子さんは、うーん頼み辛い・・・」
    (*社会人編参照)

    「幼なじみ以外の人脈」

    そこを広げる、戦略自体には自信があった。
    問題は致命的なまでの「新井の人脈の薄さ」だ。
    携帯電話のアドレス帳をスクロールする。
    上から下へ、下から上へ・・・
    何度往復してみても、
    めぼしい顔は何も思い浮かばないw

    「矢崎以外の専門の連れ・・・」
    (みんなつれないw)

    「大学時代の連れ・・・」
    (みーんな遠方w)

    「会社の先輩同僚・・・」
    (頼みたくないw)

    静かに、携帯電話を閉じる。
    ないものねだりだ。

    諦めてパソコンに向かい、
    自分のブログにアクセスした。
    子どもの頃から熱烈に応援してる、
    「広島カープ」の個人応援ブログだ。
    ここでの交流だけが、
    新井にとって毎日の楽しみだった。

     
     
     
    子供の頃は小説家になるのが夢だったおじさん。 日常をエッセイにしたり、小説にしてみたり。 面白おかしく書いてけたらと思います。 社歴25年の事務員なので、事務職にまつわることも。

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