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大きくなったら何になる?(第9話)

    くりす

    *この物語は、人生の半分は終えたと思われる
     筆者の半生を小説風に振り返るものである。
     これまでを思い返し、これからを考える物語。
     登場する人物・団体等は全て仮名であり
     モデルはいますが、実在はいたしません。

    (登場人物 就職活動、再び編)

    ・新井   ・・・ 筆者の分身。
    ・矢崎   ・・・ 専門学校の同級生。
    ・西川   ・・・ 専門学校の同級生。

    【第9話 就職活動、再び編】

    「プロ野球の投手なら、10勝しないと話にならない。
     相撲取りなら、最低8勝7敗で勝ち越さないと、
     これも話にならない。
     だが!!
     就職活動は1勝でいい!
     1勝100敗でもいいから、とにかく1つ受かる!
     他に何社落ちても関係ないぞ。」

    うまい事言うなぁ。

    就職課の先生の熱弁に、
    新井は妙に感心していた。

    「就職率100%」をうたってた専門学校だけあって。
    基本的に学生任せだった大学よりは、
    就職課の先生に熱はあるようだった。

    2度目の就職活動でもあり、
    前回30以上の会社に落ちてる事も経験値だと。
    周りの19歳よりは余裕があるフリをしていたが。

    「彼等に比べて後がない」

    これもまた事実で。
    間違っても、ココでも就職が決まらない。
    さすがにそれは、避けなければならなかった。

    周りのみんなを見ていると、、、

    「電車でGO!電車でGO!電車でGO!」

    西川君はいつも通り電車オタクだし。

    「就職活動? とりあえずはなしかなー
     暇つぶしに1つ2つ受けてもいいけど。
     多分いかねー」

    矢崎君にいたっては、
    何ならこの学校に講師で残らないか?
    そんな話すらあるらしく。
    就職口はいくらでもありそーだったが、
    当面「何かに決めそう」な気配は、
    微塵もないのであった。。。

     
     
     
    子供の頃は小説家になるのが夢だったおじさん。 日常をエッセイにしたり、小説にしてみたり。 面白おかしく書いてけたらと思います。 社歴25年の事務員なので、事務職にまつわることも。

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