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【社会人編13】何か変わっていきますか?

くりす

「・・荒木さん、受付が女性だけでも、
 今までみたいに仕事頼めます?」

「受付女性だけ体制」

今までなかった、この体制。
それが、とうとう明日から始まる。
採用された女性事務員が、
明日から出社するのだ。

「別に俺は言う時は言うで。
 やらなきゃいけない事は一緒だし。
 そーじゃろ?」

荒木さんなら、そう言うか・・・

「受付が女性だけ」
普通と言えば、普通の事だ。
むしろ、そっちの方が普通だろう。
だが、うちの会社はずっと男性がやってきた。

「おどりゃー、われなにもんじゃー!」

そんな物言いをする客も多い会社である。

新井も受付時代、

「社長に言うて、お前をクビにしてやる!」

なんて言われて、

「やってもらおうじゃないかっ!」

と言い返すのを、必死にコラえたものだ。
女性が勤めるのは酷な気もする、が。

逆に女性が対応した方が、
無茶を言われないかもしれない。
時代の流れか?
そーいう客が減ってきたのも確かだ。

けど、無茶を言えなくなるのは客だけではない。
仕事を頼む社員達にしてみても、
無茶は言いづらくなるだろう。

そう思い、配達等が忙しい荒木さんに、
聞いてみたわけだけど、、、

実際、荒木さんの言うように。
「やらないといけない事」が変わる訳ではない。
ただ「女性では出来ない事」はあるはずで。
その「出来ない負担」は、
はたして、誰が受け持つのだろうか、、、

このお話は、筆者の社会人生活を振り返る自伝です。
「愛想ない・体力ない・向上心もさしてない」
ないない尽くしの若者が、
サラリーマン生活に希望を見出すまでの記録です。

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第13話当時(現代から10年ほど前)


「今日からお世話になります。
 春花(はるか)です。
 よろしくお願いします!」

 
 
 
子供の頃は小説家になるのが夢だったおじさん。 日常をエッセイにしたり、小説にしてみたり。 面白おかしく書いてけたらと思います。 社歴25年の事務員なので、事務職にまつわることも。

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