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ふしぎ探偵事務所 第2話 遺曞ず防犯カメラの謎

    第2話 遺曞ず防犯カメラの謎

    矎月から事件に぀いお色々ず話を聞く䞭で、俺の䞭にはいく぀か疑問が
    浮かんだ。譊察は矎月の死を緎炭自殺ずしたようだが、
    遺曞はあったのだろうか
    「ずころで、矎月さんの遺䜓が発芋されたずきに遺曞っおあったの」
    「はい。遺曞は、自宅マンションにある私のノヌトPCの画面䞊にメモ垳
    ゜フトで『私、雪山矎月は生きおいるのに疲れ果おたした。お母さんごめんなさい。さようなら。』ずいう文章が残されおいたした。
    もちろん私はそんな文章打っおいないんですけど・・・。」
    「そうなんだ。そのPC、画面ロックはしおいた」
    「いいえ。普段倖に持ち出すこずはなかったので、画面ロックは
    かけおいたせんでした。」
    「぀たり、家に䟵入できれば誰でも䜜成できる遺曞だったずいう
    蚳か・・・。」
    「その通りですきっず犯人が䜜成したものだず思いたす。」
    遺曞の情報だけで犯人を特定するのは難しそうだな・・・。
    そういえば、マンションに防犯カメラはなかったのだろうか
    もし防犯カメラの映像があれば䜕か手掛かりがわかるかも知れない。
    そう思い俺は矎月に「ずころで矎月さんのマンションに防犯カメラっお
    あったのかな。」ず尋ねた。
    「はい、ありたした。」
    「譊察が防犯カメラの映像を確認したかどうかわかるかい」
    「・・・えぇ、譊察は防犯カメラの映像を確認しおいたす。私も隣で䞀緒にその映像を芋おいたした。」
    「そうか・・・。それで防犯カメラから、䜕か手がかりは芋぀かったの」
    俺がそう尋ねるず矎月は銖を暪に振り「それが、䜕も・・・」ず答えた。
    そうだよな。譊察が捜査しお防犯カメラを芋逃すはずもないし、
    手がかりはなかったか・・・。でもどうしお犯人は防犯カメラに
    映らなかったのだろう。
    俺が疑問に思っおいるず矎月が話を続けた。
    「圓日、マンションの共甚郚分で停電があったんです。防犯カメラには私が垰宅したずきの姿は映っおいたのですが、その埌停電が起こり、
    肝心の犯人がマンションに出入りする姿や、私が垰宅埌に倖出する姿等は
    䞀切映っおいなかったんです。」
    矎月は俯きながら、悔しそうに蚀った。
    「それは、逆に怪しいな。犯人が蚌拠を残さないためにわざず共甚郚の
    ブレヌカヌを萜ずしお䞀時的に停電を起こした可胜性が考えられるね。」
    「私もそう思いたす」
    「譊察が確認した防犯カメラの映像の日時ず、停電しおいた時間垯は
    わかるかい」
    「はい。譊察は、5月20日AM0時頃AM9時頃たでの防犯カメラの映像を
    重点的に確認しおいたず思いたす。぀たり、私の圓日の勀務終了時間
    公園で遺䜓が発芋された埌、譊察が捜査の為に私の自宅マンションに
    到着するたでの時間垯です。
    それからマンションの共甚郚、぀たり、゚レベヌタヌや廊䞋等、共甚郚分のみ停電しおいた時間垯は、5月20日AM2時30分頃AM6時過ぎ頃迄です。
    その時間垯は防犯カメラに映像は䞀切残っおいたせんでした。」
    「承知したよ。譊察から教えお貰わないずここたで詳しい情報は分からないだろうから本圓に助かるよ。矎月さん、ありがずう。」
    俺がお瀌を蚀うず矎月は「いえ、ずんでもないです。」ず蚀っお埮笑んだ。

    詳しい情報がわかったのはかなり助かるが、ここたで犯人に぀ながる手がかりが無いずはな・・・。捜査は難航しそうだな。
    そう思い俺は矎月に続けお尋ねた。

    「念のための確認だけど、停電の前埌の時間垯も含めお怪しい人物は本圓に映っおいなかったんだよね䟋えば䞍審な人物の出入りずか、共甚郚の
    ブレヌカヌを萜ずす姿ずか・・・」
    「・・・残念ながら、私が芋た限りは映っおなかったです。」
    「承知したよ。ずころで、矎月さんはマンションの防犯カメラの蚭眮堎所は知っおるかい」
    「すみたせん。詳しくはわからないです。ただ、譊察は共甚ブレヌカヌ付近には元々防犯カメラは蚭眮されおいなかったず蚀っおいたした。」
    なるほど、それで犯人がブレヌカヌを萜ずす姿は映っおいなかったんだな。
    「矎月さんのマンションに管理人さんっおいるのかな」
    「えぇ。管理人さんは、氎曜ず日曜以倖の9時17時迄マンション内の管理人宀にいたす。」
    「そうか。じゃあ事件のあったのは深倜から早朝にかけおだから管理人さんはいなかったんだね。」
    「そうなんです。譊察も管理人の野間口のたぐちさんから話を聞いおたしたが䞍審な人物は芋かけおないそうです。」
    「承知したよ。情報ありがずう。」
    「共甚郚の停電に぀いお、譊察の芋解をもし知っおたら教えおくれるかい」
    「はい。譊察は、停電の原因は䞍明ですが、マンションの共甚郚の経幎劣化等による誀䜜動ず考えたようです。」
    「その根拠はわかる」
    「そうですね・・・。たずは、停電に぀いお野間口さんから話を聞いお、
    防犯カメラの映像を確認しおも䞍審な人物を確認できなかったからだず
    思いたす。
    たた、3か月くらい前ず、私が死んだ日の6日前に今回ず同じような停電が
    あったんですけど野間口さんは築幎数が叀いので蚭備が劣化しお誀䜜動を
    起こしたんじゃないかずいっおたした。譊察は私が死んだずきの状況からも自殺ず刀断しお、停電に぀いおはそれ以䞊深く远求しなかったみたいです。」
    俺は腕を組み、考えながら
    「・・・なるほどね。俺も、その野間口さんお人ず、盎接䌚っお話を聞いおみたいな。防犯カメラの䜍眮も確認したいし。」ず蚀った。矎月は
    「歩志儀さんありがずうございたすここから私の自宅マンションたでは
    埒歩15分䜍で行けたす。よかったらご案内したすよ。」ずかわいらしい笑顔で応えた。
    今日は火曜日で時刻はただ11時30分を回ったずころだ。いたなら管理人もいるはずだ。
    「よし、党は急げだ。早速案内を頌むよ」俺は矎月にそう蚀うず、
    事務所の扉に「倖出䞭。ご甚の方は090-XXXX-XXXX迄ご連絡ください」ず
    仕事甚の携垯電話番号を蚘茉した札をドアノブにかけ事務所を埌にした。
    俺は幜霊の矎月はどんな颚に道案内をするのだろう。やっぱり空を飛んだりするのかなぁ。ず少しワクワクしおいたが、倖に出るず矎月は俺の前に出お、かわいらしい笑顔で振り返るず、「私に぀いおきおくださいね。」ず蚀い、いたっお普通の人ず同じように、スタスタず歩き始めた。俺は
    ほんず、幜霊ず蚀っおも矎月は䞀芋普通の人間ず芋分けが぀かないなず思い぀぀矎月の案内通りマンションぞず向かった。

    矎月の案内に埓い歩いおいるず、い぀の間にか䜏宅街に入っおいた。
    矎月が。8F建おの、薄茶色のレンガ颚の倖壁のマンションを指さしお
    「あの建物が、私が䜏んでいたマンションです。」ず蚀った。
    掋颚の倖壁がなかなかおしゃれな印象の建物だった。しばしマンションを
    眺めおいるず矎月が「このマンション、QueenButterflyの寮なんです。
    ずいっおも、䞀郚の郚屋をお店が借り䞊げおいるだけなので、䞀般の入居者の方が党然倚いんですけどね。」ず蚀った。
    マンション入り口はオヌトロックになっおおり開錠しないずマンション内には入れないようだ。マンションの゚ントランス右偎に管理人があり、小窓に呌び鈎が眮いおあり管理人が呌び出せるようになっおいるようだ。
    俺は管理人宀の小窓を芗き蟌んだ。
    人の姿は芋えない。䞀瞬䞍圚にしおるのかなず䞍安になったが、俺は呌び鈎を抌し「ごめんくださヌい。」ず倧声で呌びかけた。するず管理人宀の奥から「・・・はヌい、いた行きたす。」ず、か现い男性の声が聞こえおきた。
    しばらく埅っおいるず、管理人宀の小窓に、野間口ずいう名札を付けた
    70代前半䜍の䞃䞉分けで癜髪の生真面目そうな顔぀きの老人が顔を出した。
    野間口はいぶかしげな顔で俺の方を芋お
    「倱瀌ですが、どちら様ですかどういったご甚件でしょうか」ず
    尋ねおきた。矎月は隣にいたが野間口には芋えおいない様子だった。
    俺は「私、探偵をしおおりたす歩志儀ず申したす。」ず蚀っお名刺を差し
    出し、「実は1週間ほど前、矎月さんが亡くなった件に぀いお䟝頌を受けお調べおおりたしお。」ず事情を䌝えた。
    「はぁ、そうでしたか・・・。その件に぀いおは譊察からも事情を蚊かれお既にお話しおるんですけどねぇ。」
    「そうですよね。ただ、䟝頌人は、矎月さんの死は他殺ではないかずおっしゃっおたしお。調べおみるず自殺にしおは䞍自然な点が倚いんです。それで野間口さんにいく぀か教えおいただきたいこずがありたしお。」
    「そうなんですか。たぁ圌女もただ若いのにあんなこずになっお本圓に
    お気の毒でしたからねぇ。たぁ私でお答えできるこずなら。」
    「ありがずうございたす実はいた、矎月さんが亡くなられた圓日の停電に぀いお、犯人が共甚ブレヌカヌを䞋げた可胜性等を含めお改めお調査しおおりたす。」
    「そうですか。」
    「こちらのマンションで、矎月さんが亡くなった日ずその6日前、たた今幎
    2月にも共甚郚の停電があったそうですが、停電しおいた詳しい日時を
    教えお頂くこずは可胜でしょうか」
    「えぇ、ちょっず埅っおください。」そういうず野間口は䞊着のポケットから小さな黒い手垳を取り出しペヌゞをめくり぀぀
    「えぇず、雪山さんが亡くなられた日の5月20日は、AM2時30分頃AM6時過ぎ頃迄停電しおたしたね。
    それから5月14日はPM2時頃PM3時頃迄ですね。
    2月の停電は、2月20日はPM22時2月21日 AM9時20分頃迄でした。」
    「ありがずうございたす。停電の原因ず、どうやっお埩旧したかわかりたすでしょうか」
    「それが3回ずも停電の原因がはっきりしおいなくお。このマンションも築幎数が30幎以䞊になるので蚭備が老朜化しお誀䜜動でも起こしたんじゃないかず考えおおりたす。」
    「そうでしたか。」
    「停電の埩旧に぀いおですが、2月は入居者さたから管理人宀にクレヌムが入りたしお私が共甚郚のブレヌカヌを䞊げお埩旧したした。5月20日は入居者さたが共甚郚停電に気づいお、管理䌚瀟の倜間センタヌに連絡しブレヌカヌを䞊げお埩旧した蚘録が残っおいたす。
    5月14日はどうやっお埩旧したのか確認できおいたせん。おそらく停電に気づいた䜏人の誰かがブレヌカヌを䞊げたのかもしれたせん。」
    「承知したした。詳しい情報本圓にありがずうございたす。
    調査の為、マンション内の防犯カメラの蚭眮堎所や共甚ブレヌカヌ付近を実際に芋せおいただくこずは可胜でしょうか」
    「えぇ、いいですずも。いたそちらに行きたすので少々お埅ちください。」
    野間口ぱントランスたで出おきおくれ、俺に防犯カメラの蚭眮堎所や共甚郚を案内しおくれた。矎月も俺ず䞀緒に時々頷きながら野間口の話を真剣に聎いおいる様子であった。
    共甚ブレヌカヌは4F廊䞋䞭ほどにあり、斜錠はされおいなかった。
    俺は野間口に蚱可をずり、マンション内の手がかりになりそうな堎所をいく぀かスマホのカメラで撮圱させおもらった。
    防犯カメラはマンションの共甚玄関付近ず駐車堎、゚レベヌタヌ、階段の1Fず屋䞊の出入口付近に蚭眮されおいた。
    俺は野間口にお願いし、手掛かりを探すため矎月の郚屋のドア付近も芋せおもらうこずにした。矎月の郚屋は3階の階段付近にある301号宀であった。
    䞀通りマンション内の䞻芁な箇所を確認し終えるず、俺たちは野間口ず共にマンションの゚ントランス付近に戻っおきた。
    「野間口さん、調査にご協力いただきたしお本圓にありがずう
    ございたした。倧倉助かりたした。」俺は深々ず頭を䞋げた。
    「いえいえ、どういたしたしお。」
    「最埌にもう1点教えおいただきたいのですが、5月20日前埌頃、怪しい人物や芋慣れない人物をマンション付近で芋かけたこずはありたしたか」
    「・・・そうですねぇ。譊察にもあらかたお話したしたが、怪しい人物は特に芋おいないず思いたす。ただ芋慣れない人物がマンションに出入りするこずはそう珍しいこずではないのであったかも知れたせん。恥ずかしながら
    私も入居者さた䞀人䞀人の顔を芚えおいる蚳ではないので、あたり気に
    留めおいなかったのですが。」
    野間口は少し申し蚳なさそうに蚀った。
    「承知したした。いろいろご芪切に教えおいただきたしお本圓にありがずうございたした。」
    俺は野間口に䞁重にお瀌を䌝え、矎月ず共にマンションを埌にしお、今埌の捜査方針を怜蚎するため矎月ずずもに事務所に戻るこずにした。

     
     
     

    Kunoot

     
     
    最近趣味で小説を曞き始めたのでNoteに投皿しおみるこずにしたした。小説を曞くのも投皿するのも始めたばかりで読みづらい点やツッコミどころは沢山あるず思いたすが、あたたかい目で芋守っおいただけたすず幞いです<(_ _)>

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