
絵本「ゆめのばんにん」
こんにちは!
くにです。
絵本「ゆめのばんにん」👆は読みましたか?
まだの方は読んでもらえるとうれしいです(タブレットなど画面が大きいデバイスだと紙の絵本のように見開きになって読みやすいです)。
今まで絵本を作ったことがなかったのですが、AIの進化によって自分でも絵本を世に届けられるようになりました。
今回は、ちょうどnoteでコミック機能が追加されたので、この機能を使って自分が表現できる「絵本」とは?を真剣に考えて、「ゆめのばんにん」を制作することにしました。
まずはこの絵本を読んでもらいたいのですが、内容はシンプルで「人の夢を食べるバク」と「少女」の物語です。少女の「不安」を夢という形でバクが飲み込むことで、少女の不安が消えて一歩前に進むことができるようになる。そんな単純なストーリーなのですが、これには色んな想いや概念を込めています。
裏話「不登校の子どもへの想い」

僕の個人的な話を少しさせてください。
僕の家庭には、長女(21歳)と長男(13歳)2人の子どもがいます。
2人とも小学校から不登校(たまに学校に行く)が続いて、本人たちは様々な不安や気持ちを抱きながら日々を過ごしていました。
親である僕も、そして妻も同様にいろんな葛藤や迷い、戸惑いがありました。「学校に足が向かない」ただそれだけのことなのに。
今も長男は中学校の特別支援学級でたまに気が向いた時に行く程度、長女はなんだかんだ高校に入学し、途中で通信制の高校に転入しつつも、自分の意思で今年通信制の大学に入学しました。
葛藤はずっと続いていると思います。言葉にはしていないけど「友達と遊ぶ」ことに憧れているし、今もそうなりたい(仲の良い友達をつくりたい)と願っているようです。大学も自分でやりたいことを見つけて、自分から行きたいと言いました。子どもの成長は親として何よりうれしいものです。
「学校に行く」という一般的には当たり前のことを日本では約30万人の子どもができないそうです。1クラスで1〜2名の計算。
左利きの人が10人に1人と言われていますが、中学生の不登校は15人に1人ということで近づいてます。
全体で見てみると不登校はマイノリティの立場なので、「行けない」という表現になってしまうのですが、世界に視野を広げてみると選択肢の一つで「行かない」ということも可能です。日本が特殊な状況だということがわかってきます。
<不登校の社会的な構造について>
Podcast「子育てのラジオ Teacher Teacher」の以下の放送(工藤勇一さんがゲストの回)は端的にまとまっていてわかりやすかったです。
|簡単な要約|
不登校問題について、工藤勇一氏をゲストに迎えたラジオ番組「Teacher Teacher」の収録が行われた。工藤氏は、不登校の構造理解が重要であり、その理解が深まれば解決策も見えてくると述べている。宮崎での講演会で工藤氏と出会い、番組への出演を依頼した経緯も語られている。
日本の不登校問題は、欧米とは異なり、日本と韓国に共通する教育問題である。学校教育法第一条により、国は小学校以上の学校として、公立・私立を問わず、一定の基準を満たした学校のみを認めており、義務教育修了が次の学校進学への必須条件となっていることが原因と考えられる。例外規定はあるものの、日本の学校制度は厳格であり、不登校問題の一因となっている。
日本では学校教育法により、学校に通うことが義務付けられ、公立校は授業料が免除されるなど国の支援を受けている。一方、アメリカでは親が子供に教育を与えることが義務付けられているが、どこでどのように学ぶかは親の自由である。そのため、ホームスクーリングや教会での教育も認められており、日本の不登校問題のような問題は少ない。
ヨーロッパの学校教育は義務教育で、受験制度がないため、偏差値による学校ランク付けもない。大学受験もペーパーテストではなく、論文、エッセイ、面接による総合型選抜が一般的で、学力観が日本や韓国とは異なる。
日本の不登校問題は、学校に通わないと進学できないという法律によって深刻化している。欧米では就学義務が緩く、学校に行かなくても社会に接続できる仕組みがあるため、二次的な不安が少ない。台湾は教育を受ける権利を保証し、自宅学習も認める法律改正を行い、不登校問題の解決策を示している。
自宅学習環境の整備や教材購入の保証など、オンライン学習の支援策が提示された。
これだけ社会が大きく短期間に変わり、子どもたちも多様化した社会の中で日本の教育システムに違和感を感じているんだと思います。
僕たち家族で選んだ答えは「行きたい時(行ける時は)行けば良い」です。無理やり行くのは何の意味もない、学校は手段であって目的ではないから。
本人のペースで、できることをやる。興味があることに熱中すれば良いし、勉強もすることが目的ではなく、先に学ぶことの意味があるので、そこを僕ら親も子どもも見失ったらいけないなと思っています。
絵本に込めたメッセージ

そろそろ絵本に話を戻していこうと思うのですが、「トト」は僕の子どもたちの小さい頃の姿、「ユメ」は子どもの心を表現しています。
あえて夢をなぜ食べるのか?ユメはどこからやってきたのか?ユメはなぜトトのところに来たのかなど、細かいところは説明していません。
絵本は余白があるほうが良いと思っているからです。子どもとのコミュニケーションツールにもなるので。
ただ、大きなメッセージとして伝えたかったのは、「勇気を出して自分で一歩を踏み出す」ことで世界が変わるということ、そしてそれは必ずしも1人だけで頑張らなくても良い(手伝ってもらう)ということです。
この絵本を読んでみることで、何か不安を抱えている子どもや大人も一歩前進するきっかけになれたらうれしいです。
この絵本のテーマソングもAIで作ったので、絵本を読んだあとに聞くと、ジーンとくるものがあります。ぜひ聞いてみてくださいね。
・YouTube MUSIC