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ついに日本語対応!「Gemini in Google Classroom」は誰のためのツールなのか

ようやく日本語環境でも利用できるようになった「Gemini in Google Classroom」。皆さん、もう試されましたでしょうか。

今回は、この新機能について、僕が実際に教師の立場で使ってみて感じたことを率直にお話ししたいと思います。

最初は「普通のGeminiで十分」だと思っていました

実は、初めてこの機能に触れたとき、僕の正直な感想は「これって本当に必要なのかな?」というものでした。

Gemini in Google Classroomは、授業の指導案やシラバスなど、授業準備に必要な資料を作成してくれるAIツールです。でも、そういった作業なら、素のGeminiや他の生成AIを使っても同じことができます。

実際に使ってみると、細かいこだわりがある人にとっては「ちょっと痒いところに手が届かないな」と感じる部分もあり、僕自身が普段の業務で使うことはあまりないかもしれない、と最初は思っていました。

このツールは「誰」のために作られたのか

しかし、じっくりと時間をとって使い込んでいくうちに、僕の考えは変わりました。

「このツールは、すでに生成AIを使いこなしている人を対象にしていないんだ」と気づいたからです。Googleが本当に届けたいのは、まだAIを授業づくりに活用したことがない先生方なのではないでしょうか。

そう考えると、このGemini in Google Classroomは、AIを使った授業改善の「入り口」として最高のものだと確信しました。

中途半端な指示でも「いい感じ」にしてくれる親切さ

この機能の素晴らしいところは、あらかじめ先生向けのガイド(カスタムインストラクションのようなもの)が裏側に設定されている点です。

そのため、プロンプトの書き方に慣れていない先生が中途半端な指示を入力しても、授業の叩き台として十分な指導案をしっかりと作ってくれます。

画面上にはたくさんの機能があるように見えますが、実態は「あらかじめ用意されたプロンプトを自動で呼び出している」というシンプルな仕組みです。しかし、AIを使ったことがない先生にとっては、その「あらかじめ用意されている」こと自体が大きな安心感と助けになります。

また、Googleが用意してくれたプロンプトの形式を見ることで、「素のGeminiを使うときはこう指示すればいいんだ」と、AIの使い方を学ぶステップアップの教材にもなります。

Googleのツールは「大化け」する

今はまだ、機能として少し物足りなさを感じる部分や、中途半端に思える機能もあります。しかし、これまでのGoogleツールの進化の歴史を振り返ると、ここからの変化が非常に楽しみです。

かつてのBardがGeminiへと大化けしたように、あるいは最初は使いづらかった動画編集アプリのGoogle Vidsが今では見違えるほど便利になったように、この機能も教育現場の声を取り入れながらどんどん化けていく可能性を秘めています。

まずは最初の一歩として、これまでAIに触れてこなかった先生方にぜひ触ってみてほしいサービスです。授業準備の負担を減らし、より良い授業をつくるための頼もしい相棒になってくれるはずです。


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