
足るを知る、になりたい。でもたぶん無理だ。
私は、何でも悪いほうに考えるクセがあります。
年金生活が始まって4ヶ月。
お金のことを考えると、つい暗いほうへ転がっていきます。
足りなくなったらどうしよう。長生きしたらどうしよう。
まだ何も起きていないのに、頭の中だけで心配が増えていきます。
そんな私が、めずらしく数字と向き合ってみました。
三菱UFJが出しているシミュレーションツールです。
今ある資産で、これからどう取り崩していけば何年持つのか。
無料で誰でも試せます。
根拠で選ぶより「なんとなく」で決めてしまいがちな私が、よりによって数字をはじき出す機械を触ってみたわけです。
結果は、拍子抜けでした。
年金で足りない分を資産から補う。その補う額が、私が頭の中で「これくらい要るだろう」と思っていた額より、ずっと少なくて済む、と出たのです。
ほっとしました。
そして気づきました。資産がこの先どれだけ増えたとしても、
生活に要る額は、そう変わらないということに。
私はこの5年間「増やすこと」ばかり考えてきました。
でも、実際に要るものは、案外少ない。増やした分だけ安心できるわけではないのだと、画面を見ながら思いました。
「足るを知る」
そういう心境に、早くなりたいと思います。
と、ここまで書いて、自分でわかっています。たぶん私には、無理です。
明日になれば、また通帳を開いて、何か心配の種を見つけているに決まっています。機械が「大丈夫」と言ってくれても、私の性格は変わりません。
安心は、たぶん今日だけのものです。
それがわかっていて、これを書いています。
ひとつだけ、思うことがあります。
私たちは「いくら増やせば安心か」はよく考えるのに、
「いくらあれば足りるのか」は、案外考えていないのではないでしょうか。
増やしたい額には終わりがありません。でも、要る額には、たぶん終わりがあります。
私はまだ、その額を信じきれずにいます。
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※この記事は私個人の体験記録です。投資は自己責任でお願いします。
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