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岬の祭壇

    岬の突端、海風がまとわりつくように吹き抜けるその場所に、私は迷い込んだ。
    空は明るく、時刻を告げるものがない昼とも朝ともつかぬ光が、海と崖とを照らしていた。未舗装の崖道をしばらく歩くと、場違いなほど小さな、鳥居のようなものが目に入った。

    近づいてわかった。
    それは“祭壇”だった。

    祭壇前には、3体から4体の「ヒの字」をした藁人形がまるで祈りを捧げているかのように並んで座っていた。
    そのうちの一体は、風に倒れただけのようにも見えたが、まるで深く祈りを捧げているように五体投地の姿勢であった。

    咄嗟に私は手を合わせていた。
    それが自然だった。祈らずにはいられなかった。
    だが、すぐに背中に冷たいものが這い上がった。
    「ここにいてはいけない」
    その空気が、空も海も道も、すべてを通して語りかけてきた。

    足が勝手に走り出していた。

    気づけば場面は変わっていた。
    白いタイル張りのキッチン。
    カウンター越しに餌を今か今かと待つ犬やフラミンゴなどの動物たち。タキシードを着た自分は動物たちと対面するように動物たちの皿に餌を盛っていた。

    …と、その瞬間、私は目を覚ました。

    シャツは汗でじっとりと濡れ、額からは冷たい滴が落ちる。
    天井を見上げると、そこにはいつもの部屋の見慣れた白い天井があった。
    夢だったのだ。
    だが、あの岬の風と、祭壇に佇む人形たちの沈黙は、今も肌にまとわりつくように離れなかった。

    …………
    先程まで見ていた悪夢をベースに、chatgptに短編ホラーぽくしてもらい、軽く修正しました。
    ほんと、なんだったんだろうか。不思議な空間。
    起きても夢の内容を覚えていたのは久々でした。
    夢占いでは「不安の現れ、そしてその不安に立ち向かおうとしている」らしい。
    仕事に対して自分には向いていないんじゃないか、という不安と、今年1年は頑張って耐えてみよう、という決意が、ゆめになってでてきたかなあ?と。
    覚えている夢って、どれも恐怖を感じた夢なんですよね。ほんと、嫌だ。

     
     
     

    藻

     
     
    思いついたことをその時に。 日経新聞を読むのが日課。